「会計」
皆さんは、なんでこんなものが存在するのか考えたことがあるでしょうか
「そりゃ、利益を正確に示すためだろ」なんて突っ込むのでしょうか
やはり「歴史」が一番重要なのはかわりがありません
しかし、「会計」も位置的には中々です
それは「会計」が「脅威」となった「歴史」があるからです
比べて
英語なんかアメリカに服従するための言葉で日本にいるなら無駄です
英語がしゃべれるからって世界的に一番になった歴史はないからです
特にこれからの時代なんかSIRI?にでも任せたらいいですね
今回は「会計」について説明します
会計=複式帳簿が
本格的につけられたのは1600年代のオランダです
オランダは複式帳簿をつけ始めてお金の流れが明確になりました
それまでの歴史は資産、負債、資本を記入する複式帳簿は複雑で難しい
とのことで採用されてきませんでした
しかし、オランダは会計の力を使いました
オランダという国は低地にあり
水害対策の予算を正確にしないと対策を立てる予算などが不明瞭だと
国家の存亡にかかわる問題でありました
会計の力により「無駄な予算」や「将来のお金の見込みになる資産・負債」などのデータを採集
更に書類などにおける契約社会、株式会社の誕生も歴史上初で栄えました
オランダが栄えていくため衰退中のスペイン帝国はオランダに重税を課します
そこで、オランダはスペイン帝国の国債を提案し、それを買うことにしました
スペイン帝国はオランダがお金を正確に帳簿していることを知っている為、それをOKしました。
オランダはお金に関する「信頼」を
歴史上初めて獲得した国でした
複式帳簿のおかげで、資産、資本、負債の行方が明確にされていたので
当時は
オランダだけ複式帳簿をやっていました。
その結果、オランダは世界で一番栄えることに成功します
複式帳簿で安心・信頼
→お金を集めやすい
→新しい事業を起こしやすい
→富が増える
いままでの歴史では
「こういうことやってみたいけどお金がないと出来ない」
→「お金を貸したら帰ってこない・信頼できない」
→結局できない!
ずっとこれだったわけです
ところが、これをオランダが初めて覆したわけですね
オランダで世界初の株式会社「東インド株式会社」が誕生します
当時のオランダのトップは
複式帳簿の知識に詳しく、
国のお金の流れを正確に公表しておりました。
というわけで
オランダは1600年代最強だったのですね
Q でも、オランダって結局、衰退してない?
オランダの繁栄理由が地形的な面であれば、衰退理由も、残念ながら地形的な面でした
というのも「複式帳簿」が悪かったわけではなく
当然オランダは周辺国からしたら脅威です
イギリスとオランダの80年戦争というのが1600年代後半に始まりまして
お隣のフランス、ルイ16世が
「オランダがイギリスと戦争して弱っているうちに潰しておきたいわ」
というわけでフランスの大軍がイギリスと戦争中のオランダ軍と衝突したらひとたまりもありません
戦争に負けるは勿論「衰退原因」として挙げられますが
ここで「軍事力」がいかに大切かというのも教訓として学べるでしょう
ワイたちの身内の話でも
「護身用の木刀を玄関に置いておく」
「家の家計簿をチェックして、何にお金を使っているかわかるようにする」
これらが、自分の身を強くするというのは
歴史が証明しているといってもいいでしょう
まとめ:
「複式帳簿」によって
お金の流れが信頼される
それによって
お金がいつの間にか「そんなん知らんわ」という事態が発生せず
投資家などが安心して事業に投資できる
それを世界で初めてやったから
商業的に栄えまくって、富が豊かになりまくった
商業的に栄えまくって富が豊かになる仕組みは
「資本論」でありますこちらの記事で
会計で信頼を獲得し
信頼はお金を集める
会計文化があるから、投資が可能になった
会計が強い国は
経済を強くする
追記:
この教訓はなんだろうか
現代のクラウドファンディングもそうだが
シェアハウスを行う際のルールとして
お金という「信頼」を集めるには
個人個人が正確なお金の流れを会計につけておくというのが重要かもしれません