未来予測記事は、前に一回書いたことがあり
「2052」という本では
世界中心に先進国はゆったりとした衰退が予測されると見込まれています。
世界戦争に突入する予測じゃなくてよかったという話ですが
我々は今後、何らかの革新的な政策を行わない限り「衰退」が待っているわけです
と、ここで歴史的に現代の日本と類似している国というのがありました
「大英帝国」
つまり、100年前のイギリスです
今回は、
これを読めば
「あ、日本ってオワコンだな!」
同じテツを踏んでいることがよくわかると思いますので
読んで、ぜひ絶望してください!
イギリスは19世紀、覇権を握っていました
しかし、
19世紀末には衰退の兆しがみえ
1950~60年代は、完全にアメリカに覇権を奪われ
1980年代にサッチャーが改革を頑張ったりして
現在の地位に至ります。
今「イギリス」が世界の中心だ
という風に唱えることなんてないでしょう
アメリカvs中国みたいな感じですか?
衰退慣れをしている国です
と、この当時のイギリスが現代の日本と文化的にも大衆の流れ的にも類似していますので
19世紀末から
1910年まで続いた
衰退の予兆ともいわれる大英帝国の日本の類似部分を紹介します。
- ・経済成長で中流階級が膨れ上がる
- ・フェミニストがうるさくなる
- ・若者が地方赴任、海外赴任を嫌がる
- ・イベント大好き これだから最近の若者は……
- ・中流階級の富の蓄積が大きくなり、労働者でも貴族でもない人間が発生
- ・古典への関心の低下
- ・健康に異常な関心
- ・「グルメブーム」
- さて、そんな時代も終わって1930年
・経済成長で中流階級が膨れ上がる
上流階級の長期海外旅行の影響で
→大衆の娯楽だけの旅行ブーム
・フェミニストがうるさくなる
当時の田〇陽子、〇山りかのような人間を面白がる
・若者が地方赴任、海外赴任を嫌がる
地下鉄、電灯、ガス
経済成長による大都市化により、ロンドンが非常に快適で住みやすくなる
若者は都会に憧れる
・イベント大好き これだから最近の若者は……
展覧会、博覧会、スポーツの試合、競技場
イベントの前日には順番を占拠するやつ
・中流階級の富の蓄積が大きくなり、労働者でも貴族でもない人間が発生
イギリスでは福祉政策が充実していた為
老人年金がありました
→衰退期ローマでの「パンとサーカス」に近い風潮、警鐘があった
コロッセオ、戦車の競争などで熱狂する観衆は国家から無償でお金をもらっていた民衆
ベーシックインカム、年金などの社会保障を語る上でかかせません。
・古典への関心の低下
上記のような「パンとサーカス」に近い風潮は、当時の若者に対する今どきの若者のタイプとして押し付けられ、
何事につけてローマを連想させる「ローマ・コンプレックス」として現れ
イギリス古来の趣味を現代風にアレンジしたり、
なにかと当時の現代風にする傾向があった
・健康に異常な関心
新聞の広告があれば「薬の広告」で埋め尽くされるなど、当時のイギリスは健康ブームだった
・「グルメブーム」
イギリスには実はグルメブームが存在しました
これには、衰退ローマの「飽食」を想起させるものでした
さて、そんな時代も終わって1930年
1910年辺りの中流階級に生まれた子供たちは、
成人した後の1930年代
いまや失業者となって教会に訪問しては一杯の慈悲のスープを貰うために
長蛇の列が並んだという……
先進国では親の世代より子供の世代の方が、生活水準が低下するのは
常態としては、当然の流れである
ここで、我々が考えるのは
上記のような娯楽ブームのことではなく
一番最後の赤字部分ですね。
イギリスは1930年代~1960年では
WW1、世界恐慌、WW2経て
他国に占領はされてはいないものの非常に厳しい時代を迎えます
結論:
いやぁ、そっくりですねぇ
年功序列の時代が終わっているなら
今の給料からあがらない
年収300万は当然!
ワイは今後もっと下がると見込んでいます
ワイは、現時点で日本はこの歴史を繰り返すと思っております。
予測的にも「ゆるやかな衰退」
歴史の類似国をみても「衰退」
です。
ローマの
「パンとサーカス」は
イギリスの老人年金
現代の年金、医療、介護の社会保障費に辺り
今の日本政府に
「イギリスと同じ悲劇を繰り返さない」なんて考えるわけがない。
それどころか都合の悪いことは
「アベノミクス何も効果なかったっす!」などはマスコミに報道させず、
オリンピック(スポーツ観戦)で大衆を問題から背ける
イギリスと日本の違いは
占領されたことがあるかの違いですが(日本はご存知通りアメリカの占領国ですね)
1980年代までは大衆は貧乏です
つまり
1930~80年の間です
1980年以降のイギリスのことは割愛します。
問題に目をつぶるのをやめて
もう覇権を握っていた時代とは違い、イギリスは大変になったと大衆含めて自覚するのに50年かかったんです
イギリス人は、資本主義とっくにやめて
お金をかけない質素な生活にシフトしているのはこういった歴史があるんですね
イギリス行ったことないけど
この歴史を拝借すると
今、国民全体が問題に目をそらして
老害達は年金をむさぼり、僕たちの税金は増え、給与が下がり続けます。
そういう流れです
歴史的にも2052の世界統計予測でも
「じわりじわり衰退」という結論に至るわけです
ということで、
ワイたちはこれから生きている間は
経済的に非常に厳しい時代が予測できると思います
冠婚葬祭
子供
携帯の通信費
持ち家
車
バカにならない高額イベントにお金を使っている余裕、あると思います?
追記:余談です
この記事の予測を前提に
最近思うこと
大学時代はこういうこと歴史関係を勉強したことなかったのですが
今になって思うこととして
結婚しました、子供産みました
ワイはそれに比べて彼女もできず独身で
まぁ
「お金」はなくても
「知識」っていうのは「武器」だと思います
「知識」がないと世間的な孤立を深めるのかもしれません
ただ、これからの日本を何も調べていない他の人よりは予測できるので
結婚、子供は、ワイには到底できない選択肢です
そんなことより働きたくない、働くなら死んだ方がいい
今どきの若者は仕事辞めなければ年収300万です
一人暮らしをしていると家賃、食費、光熱費、通信費さっぴいて
手元に残るお金はわずか
それで
結婚式を挙げる費用(200万)とか、子供(生涯一人1億くらい)とか、家(4000万?)建てましたとか
実はこうやってお金かかっていない!
っていうパターンがあるのかもしれませんが
俺の知っている情報だとこれらのイベントはバカにならない
子供生産はマジでやべぇと思いますね
SNSみて
「この人たち、大丈夫かなぁ~」って思うわけですよ
世間でいう「負け組」ハッピーですね