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歴代でもトップクラス確定の2024春アニメ反省会

はい、こんにちは~、さっちゃ~んです。

今期は歴代トップクラス、

アニメオワコン状況から一転した謎の豊作でした。

地力で制作しているアニオリ、純粋に原作が面白い作品のアニメ化など

素直にいいクールでした。

20年代以降だと、間違いなくナンバー1ですね。

そんな上位勢がひしめきあっていた2024春を振り返っていきます。

評価方法

  • ☆ABCDEFGの8段階絶対評価
  • 「☆」=傑作。更に☆/☆☆/☆☆☆の3つで分類
  • A=名作 B=良作 C=及第点 D=暇つぶし E=微妙 F=一般人は1クールみれない G=糞

点数・査定のつけ方は田口エンターテイメント式応用です。

点数は非公表です。

各話で点数つけて平均とっております。

点数は極めて自分の満足度に直結するように

試行錯誤し、現在の方法で続けております。

↓前回、序盤の印象はこちら↓

fal-ken.hatenablog.com

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 6話切り

キャラクターがエロいから完走しようと思ったんですが

主人公いきっててキモいし、

6話でも、姉みたいなのが登場して、こいついきっててキモかったんで切ることにしました。

じいさんばあさん若返る 4話切り

もうちょっと、うまくやれたんじゃない?

「青森のりんご農家のじいさんとばあさんが若返ったら何をするか」という結構、視聴者も妄想しそうな強力なコンセプトだったのに、

何にも広げられず

まずは、セッ●スするだろ

せっかく青森、弘前市のご当地アニメにできそうだったのに、能登麻美子の方言に癒されるだけだはんで。

若返る設定なのに若いころから病弱じゃあ老いることのデメリットや恐怖、価値観も伝わってこないのよね。

Unnamed Memory G

原作者可哀想だ。

多分だけど、原作6巻まであるようなので

全12話を各巻を2話ごとにやって、全6巻分、一気にやったんですよね?

どういう話なのかすらわかりません。つまり、最悪です。

構成が「赤尾でこ」だけど、唯一高評価の1話だけを「赤尾でこ」が脚本担当。

プロデューサーかENJIが悪いのかわかりませんが、アニメ制作が第1話以外そもそも原作を表現しておりません。

ENJIかプロデューサーが非常に無能じゃなければ、D評価は少なくともあったんじゃないかな?

世界観と設定、キャラクターなどは結構惹かれる要素はあるんですよね。

原作を宣伝するためにアニメ化するんでしょ?

2~3巻ぐらいまでアニメ化する手法でええやん。

人気が出たら2期やれるんだから、なんでこんな構成にしたのか理解できないわ。

と思ったら、2期確定でこれ!?

やばすぎでしょww

夜のクラゲは泳げない F

お疲れさまでした

伊藤美来はどのキャラクターをやっても伊藤美来であり、これは演じているわけではない。

それは置いといて、

動画工房でオリジナルアニメで屋久ユウキ脚本

なんかやってくれるかな?と薄い期待を持っていたのですが、

壊滅的にストーリーが面白くなくて視聴が辛かったです。

コンセプト「女の子4人で、インフルエンサーか何かでがんばっていく?」が全然興味そそられないので、大分きつかったです。

次回作は、是非頑張ってください。

一応、リコリス・リコイルよりは評価は高いです

喧嘩独学 F

主人公が努力して、かつ、対処法が喧嘩に勝つための具体的な方法、一般視聴者が知らないようなやり方で倒すっていうのがこのアニメのいい点

悪い点は、世界観、登場人物が全員チンパンジーで、ニューチューブの運営がガバガバという点

長所と短所が非常にわかりやすいアニメ

暴力沙汰になっても問題にならない点はちょっと時代遅れではあるけど、

実は、皆さんが思っている以上に警察って動かてくれないので、そこに関しては、実はリアル

ただ、最初のチンピラ戦が終わってからは、観る気にならなくてかなり苦痛でした。

ここ舞台は韓国ですか!?ってぐらい謎のテコンドーと韓国相撲を推してくるのきつすぎ。

「韓国」、「LGBT」、「黒人」など、差別主義者たちが寄ってくるワードのアニメは避けたいですよね

この素晴らしい世界に祝福を! 3 F

色々、終わったかなと思いましたね。

原作のネタ切れもあるんですけど、

制作会社も無理してキャラクターをオーバーリアクションして笑いを狙っている感じが段々、うすらさぶいジャンプ作品に似てきましたね。

たまに「マジックミラー号」とか面白いワードが10回1回ぐらい出てくる割合ですね。

このアニメって1期2期の頃って無理してギャグを連発していたアニメではないので、このすばブランドが崩壊した第3期でした。

原作者が無理くり続きやってしまったんですね。

異世界で純愛路線?ちょっと恋のトラブルの予感をほのかしてる感じが

全然面白くはない。

無職転生」みたいにカズマなら二股でも三股でもすればいいじゃないですか、

カズマがメグミンとダクネス二股するか、もしくは全く関係のない別の女とヤルとかそれくらい展開を転がさないとね。

カズマに関して、「誠クズ教」の人たちからの好感度ダウンを恐れて、その辺の視聴者に媚びてるのがみえてしまうと、ワイは萎えてしまいます。

そうじゃなければ、魔王が幹部殺されまくってるから報復しにきて最終決戦を迎えるとか、それくらいしないと、ただマンネリしただけの3期

このすばってワイの中で、元々歴代トップ100作品だったんですけど、今回を機に外します。

総評:

このすばブランド終了

ダクネスで抜くためのアニメ

ちょっとは面白くはなったかな~?とは若干思うけれども、

もうこのすばは「面白い」とか「笑える」とかそうじゃない

ダクネスで抜く」

3期のポジ要素はこれだけです。

変人のサラダボウル E

第5話:

5話で急激に評価を下げました

勿論、原作者の反応なんかみたくないんですけど

全く読んで得しないオタクネット記事だら~っと読んでたらこの記事を読んでしまった。

jin115.com

#変人のサラダボウル の感想で「何がやりたい話なのかがわからない」というのをよく見かけるのですが、逆に「貴方は何のために生きているのですか?」と訊きたかったりします。それに即答できない貴方のための物語です。即答できた人は他人に迷惑掛けない範囲でそのままの君でいて

僕は友達が少ない」「妹さえいればいい」の作者さんね。

興味なかったのでこの原作者がいちいち突っかかってるのは初めて知りました。

というわけで、ちょっと応援してたんですけど、個人的にはこの作品を応援するのやめよという感じですね。

キャラクターが時折、無慈悲になったり、なんでこんな冷たいんだろうなというのが如実に出ています。

推しの子もそうですけど、原作者が出しゃばると、作品の中で原作者が言わせたいだけだなっていうのがちらつくんでね。

作中で、この回、特にリヴィアをいじめているのはなんでだろうと思ったんですけど、腑に落ちました。

「何がやりたい話なのかわからん」ってそう思いますね。

「風刺」を主役にしてキャラクターを動かしていくというやり方をしているので、そうやって言われてもしょうがないでしょう。

この原作者の思想だから、主人公は「リヴィアは(姫様と違って)仕事ができないから出ていけ」となりますし、リヴィアも「(仕事ができない私は)お世話になるわけにはいかぬー!」っていって出ていくわけですよね。

異世界からきた可愛くて素直な子で姫様と関係のある子だとわかってるんだったら、主人公は家に一緒に住まわせるしかなくないですか?

視聴者のワイ含め、それを求めた人からすると「何がしたいのかわからない」って言われますし、そんな程度の感想に目くじらたたせる原作者が怠いですよね。

異世界に住む『可愛い』女の子を家に居候させるラノベ産のアニメ」って意外となかったので、下手に風刺を入れようとしなくても、探偵お仕事アニメでやれたんじゃないかなと思いますけどね。

異世界からきた奴がまともな職つけるわけないのに、家から追い出されて、

でも、お金稼がなきゃいけないけど、人の役に立つ仕事だと思ってたら、

転売ヤーに加担したからといって主人公に怒られて、

それにリヴィアもショック受けて「切腹します」って言って反省しているわけです。

主人公が原作者の代わりに、転売ヤーは『悪』確定の風刺でやってるのがサブいですね。

中古売ってる奴全員『悪』ってことでいいんでしょうか?新品は購入した時点でそれは「中古」ですよ。

転売ヤーの主人公が言っていた話は「市場による」としかいえない問題で、一律に「違法」とか「悪」とか断定できるものではないです。

売る人、買う人の間の「仲介者」、それが市場によって必要あるか、必要ないかって話ですね。

仲介する必要のない所に仲介者が入って手数料や値上げをすると、買う人、売る人がブチ切れるという構図です。

それに、世の中って人の役に立っていない仕事は、現代社会ならごまんとあります。

なんなら「人の役に立つ」なんて表現も明確な基準を設けられない言葉ってあんまり好きじゃないんですけど、

とりあえず、金融経済はGDPに反映されませんからね

アニメの説明は市場によってはそういう風になってしまう可能性がありますよというパターンに過ぎませんし、転売行為が全部そうなるとは言い切れません。

風刺も効いてない、原作者の気持ち悪いオ〇ニーみせつけられてる感じですね。

というわけで、第5話のこの転売パート滅茶苦茶嫌いなので、その部分で大減点くらっています。

第8話:

なんで学校に通いたくなるの?謎過ぎ

転移してホームレスの時点で「ひなまつり」のパクリだって

雰囲気出てたけど。

総評:

原作者が世の中の仕組みというものをワイより理解してないのに、

現代を皮肉ったようなアニメを作ったってそりゃささりません。

この作品は

・キャラクターが可愛い

・ご当地っぽい、ところどころちゃんとしている

というがいい点ではあるんですけど、

・原作者の人間性がキャラクターの脚本ににじみ出ている

・ひなまつりの二番煎じ

・ギャグが決まっていない

など、問題大きすぎて評価は大分落ちましたね。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだがどう愛せばいい? D

これは、面白くない

レベル2チートと比較すると、こっちは、タイトル詐欺をやっているんですよ。

まずそもそも第1話の時点で魔術師で、4話くらいで魔王になるといういらない設定。

最初から魔王でええやん

奴隷エルフの嫁との甘々ドキドキのエロゲー展開だけみせてくれればいいのに

生活感を描けないので、「戦闘」展開にしてごまかす、

B級作品なのに視聴者の欲求を満たしてくれない回があります。

ネフィがめちゃくちゃ可愛いからかなり甘々ワイ査定で序盤点数稼いだんですけど、

作品としてはあんまりよくないですね。

異世界迷宮にハーレムを」とか「不徳のギルド」とか、素晴らしき異世界エロ作品は生活感をメインにやってるわけで「盾の勇者の成り上がり」の展開までまんまパクッてしまったらいけませんよね。

素材はいいんだけど、展開が大味で勿体なかったですね。

二次創作でワイが作り直してもいいレベル。

一応、完走しましたけど、

ネフィが可愛いからみれただけで

ネフィは後半空気だし、ストーリーは酷いしで全然おすすめはできないですね。

LV2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ D

B級作品のアニメ化を熟知している

このアニメは、「レベル2からチート」という本当にしょうもないワードから序盤はじまりましたけど

まったり異世界ライフのスタンスは崩さずに2000年代声優陣の同窓会を楽しめる作品で

率直な感想は、タイトル通りで「意外と崩れなかった」という一言になります。

監督がこの作品は「B級作品だ」というのをしっかり理解していて

その中でも、スタンスを崩さなかったですね。

あと、主人公の行動が一貫しているのも良かった。

チート能力があるからそれをひけらかすのでなくて、

チート能力があるからこそ穏やかに暮らすんだというスタンス

絶対的な力があるからこそ、まったり異世界ライフを過ごす

このコンセプトはB級作品っぽくていいです。

後半は、大物さえも取り込んで一緒に生活するのも自分がチートだから成立する「敵だと思ってたやつが仲間になる」展開は脳死で視聴する分には悪くはないです。

あと、ワイ自体の査定というのは厳しいわけではないので

これは素直にDぐらいは獲得です。

まぁ、面白いかと言われると、全然面白くはないです。

THE NEW GATE D

切るどころか配信されて即視聴してました。

全然面白くはないです

OPの「走って~、転んで~」っていう所に合わせて主人公が走って転ぶカットはすげぇだせぇなと思いました。

第10話:

作画崩壊気味なのも面白いんですけど、

ふと思ったのは「これ、葬送のフリーレンの上位互換じゃね?」なりましたね

500年後の世界で部下たちに再会するフリーレン

高みの見物しながら散策します。

第12話:

絶賛、作画崩壊。最高です。

総評:

観る価値ないのに謎の満足感

作品のクオリティでいえば今期ワーストレベルで観る価値ないんですけど、

俺つえ~のお約束そのまんまのくだらなさと作画が崩壊している感じ

狙ってクソアニメ商法をしていない自然な崩壊っぷりが、非常によろしかったですね。

配信即視聴でしたからね。

体感、もっと評価高いですけどね。クオリティが異次元に低いので「D」でしょう

ゆるキャン△ シーズン3 D

「こういうのでいいんだよ」感がない。

わざわざキャンプ場で食卓以上の料理を作るプロ集団

本当にキャンプで食べるような軽い飯かそれともBBQで焼くだけとか

そういうのを全くやらないから、単なるお料理アニメになってるのが一つ。

これは、致命的ではなかったんですけど、

このアニメ終わったと感じたのは7話以降に始まった

メタ的な演出と「水曜どうでしょう」演出ですね

ゆるさを売りにするのではなく、キャラクター同士の特に面白くもない会話を繰り広げることで本来このアニメの売りだった「ゆるいキャンプ」をやらず奇をてらしてマンネリを防ごうと、最悪でした。

第9話:

うってかわって、登場人物をなでしことしまりんだけで各自ソロで動いて、従来のゆるキャン△をやる回。これでええのよ。

一生マンネリしてていいのではないだろうか。

総評:

7話・8話が酷かった

ネタ切れなのはわかってるので、「空気」アニメでいいんですけど、

「C」ではなくて「D」査定になってしまったのは第7話と第8話のくそつまらん「水曜どうでしょう」演出のせいです。

響け!ユーフォニアム 第3期   D

全国を目指すには明らかに足りない人材と練習量

第8話:

大谷翔平も言ってるように「技術とフィジカルで結果が出るわけでメンタルは関係ない」とワイも思うわけです。

ただ、このレベルというのは、身体の構造や使い方を含めて「基礎」だということを理解していないとたどり着けない境地なのですが、

せめて、吹奏楽ウンチク、久美子の演奏が黒江真由の演奏に比べてソロパート取られた要因とは技術的に何なのか?何が足りないのか?そこの説明と音の違いを表現できていないというわけで「部活」や「スポコン」パートの部分では評価できません。

第1期の初心者にもわかる音の出し方レベルでしか原作者も制作も吹奏楽のことを結局よくわかってないんですよ。

「おーい!とんぼ」のゴルフ知識量をみると全然違います。

吹奏楽部の世界ってこんな感じなんだ~」というのを今回の3期が特にみせられてないわけです。

やはり、このアニメがやれることって吹奏楽部の女子同士のイザコザであって、

こんなしょうもないことで内輪でもめてる限り全国金なんて、無理ですから、スポコン路線はよろしくないですね。

黒江真由以外、どのキャラクターも愛せないのも痛い。

宇宙よりも遠い場所」でワイ一番好きな回が第11話ですからね。

黒江真由とあのよりもいの子が重なっちゃって心配ですよ。

第9話:

オーディション落ちて、レギュラーじゃない奴が不満を垂らすのはリアルで、まずいいとは思うんですけど

部活内の雰囲気ね

このやり方、すでに失敗してるんですよ。

「完成度は高くなってる」と高坂だけ口ではほざいていますが

強豪チームが何故毎回オーディションで結果出せるかというと

やはり、合同で演奏して手ごたえを感じているんですよ

全員が全員うまくて、より完成度の高い演奏をすると「このメンバーなら......」と感じるわけです、

レギュラー外された奴は腐る可能性ありますが、レギュラー陣は勿論納得するんです。

ワイは吹奏楽全く未経験で全く知りませんけど⊂⌒~⊃。Д。)⊃

黒江真由がソロで選ばれました、と。

じゃあ、新体制で演奏してみましょうか

→久美子よりハイパフォーマンスな演奏が出来てる

「音」で黙らせる、「演奏」で黙らせるってことをして欲しいです

1年の高坂は一応そうだったんですよね、今回の3期はその描写がなく、ただ不満垂らしているだけで、演奏の空気が悪い。

演奏シーンがなさすぎてよくわからない。

滝先生の判断も部員は理解できない。

つまり、レギュラー陣も合奏してもそれぞれが全国金を取れる手ごたえを感じてないんです。

この時点で今年は勝てないという材料しかそろってないんですけど、果たしてどうなるんでしょう。

久美子が1年生時のメンバーの方が、3年生時のメンバーの戦力より整ってるよね?

「自分に何が足りないのか」それぞれ解決してレギュラー奪い合うという形でいかないと、こんなしょうもない県大会胴レベルの思考を持つ部員たちの部活の現実をみせられたところが何が面白いのだろうかとは思います。

レギュラー外されて腐るか、取り返すかというのは部員それぞれでしょう。

ここまでの評価というのは

作品ととしては「地方レベルの吹奏楽部のいざこざ」を意図的にみせているので、愛着のわくキャラクターや応援したいキャラというのが、他のスポコンと比べるといないのがちょっと問題ですけど、これをやっている作品は他にはないのである程度は面白いという評価に落ち着いています。

ただ、音で表現する描写は3期になって圧倒的に少ないですね。

これは、京アニ制作の背景のことは置いておきます。

再三言いますが、これで全国「金」を取れるというのはありえません。

第10話:

関西大会も演奏シーンカット。

アニメーションがそもそも丁寧だから、

演奏描写を全く描いていないのが際立ちますよね。

京アニが失ってしなってものがひしひしと伝わってしまいます。

ここは京アニなので、演奏シーンを「やらなかった」ではなくて「できなかった」っていうのが伝わってしまってすごく悲しいです。

で、脚本なんですけど

各キャラクターのサイドエピソードとして、実は隠れて一生懸命練習している子がレギュラー取れなくて悔し涙をながしたりとか、脚本の部分で感動要素は狙えたと思うんで、如何せん、どいつもこいつも大した練習せず、吹奏楽に向き合っているようにはみえません。

お祭り→水泳→合宿→不満たらたら花火→部の空気最悪

なめとんのか

これで地方大会で胴だったら納得するけどね。

大前久美子部長も全然練習しないで部で不満があるから練習できないというような言い訳ばっかりして、全国大会どころか関西大会も突破できると思ってないし、1期よりも応援したくなる要素がさっぱりないですね。

スポコン要素で観た場合は3期は、1期2期より練習しているのが伝わってきません。

前半の女子同士のイザコザ→いいチームになるビジョンというかフリが全く効いておりませんので、今回3期というのは後半の評価はかなり下げております。

第13話:

全国「金」ゴールド。

わけがわからん、はい。

アンチでも何でもないんですけど、

素で、北宇治負けねぇかなと思いました。

総評:

こんな簡単に全国金ゴールド?取れねぇだろ

京アニ終盤あるあるですが、

特に納得する理由を持ち合わせず、全国「金」ゴールドで大団円

毎度、ワイが嫌いなパターンです。

高校3年最後の大会、後悔しないために毎日全力で取り掛かる姿がみたいわけですよ。

皆さん、知ってましたか?

才能のある奴らの集団が、死ぬほど練習に取り組んで全国「金」がとれるかどうかなんです。

ましてや北宇治高校は「県立」であり、全国「金」を取るという事は歴史的快挙になるわけです。

このブログの読者の皆さん、部活動やったことあるんでしょうか。

しかし、北宇治吹奏楽部、全然練習してません。

練習はして当たり前、どのように工夫して練習するか、どれだけの才能を持っているメンバーなのかを1クールで視聴者に伝えなければなりません。

これだと、吹奏楽を真剣にやってる人には相手してもらえない作品といっていいでしょう。

第12話は、原作改編賛否両論以前に、大会ではなく第1期の焼き増しで「レギュラー争い」を主軸に話を転がしている時点で結構厳しいですね。

久美子ソロパートとられました、「悔しい」だって、そんな練習してたっけ??

大前久美子なんか、3期が一番練習してないようにみえたんだけど。

というわけで、響けユーフォニアム第3期は、

演奏シーンが大幅に減ったのは目をつぶりますけど、

ストーリーがそもそも酷かったです。

全国金ゴールドになるシナリオにするんだったら、余計なイザコザいれずに練習だけひたむきにやって「完全燃焼」させる方向じゃないといけなかったし、

グダグダやるんだったら、地方大会胴で良かったんじゃないですかね。

グダグダやって全国金ゴールドということで、ワイが一番嫌いなタイプの展開でした。

前半は高評価、後半はボロクソという感想になります。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる D

まだ、いい

他のなろう作品よりは面白くしようとはしてました。

転生前の生き方とか、1話過労死だったっけ?そんな前世での人物像が全く見えないので、これは、相変わらずの量産型なろうなんでこの時点で「B」以上は無理なんですけど、

そんなかでも、この主人公はイキッてるわけではないし

まぁ、みれたんじゃないかなと思います。

作者は元々、力があって普通にファンタジーものやりたかったのかな?

後半は、

仲間というか取り巻きがどんどん増えていく流れが割と面白くて、すんなり視聴できましたね。

おすすめするような作品ではないですけど、下手な作品よりはマシで

2期あってもみると思います。

鬼滅の刃 柱稽古編 C

他のジャンプ作品と比較すると、

世界観の作り込みはしっかりしてるから、視聴できますよね。

無限城編?楽しみにしていますが、TVで放送しなかったら一生みないでしょう

怪異と乙女と神隠し C

割とおすすめだが、ちょっと勿体ない

原作通りなのか制作が悪いのかわからないんですけど、

構成が下手なんで

無駄な尺稼ぎ回がところどころに頻発して「勿体ない」という感じです。

本編の怪異トラブル自体はちゃんと面白いので

休憩回はいらないですし、ぱっぱと怪異トラブルを起こしてテンポ良くしてほしかったです。

1クール一応、物語としては終わりなのかなと考えると

まぁ、ネタがそもそもそんなになくて、繋ぎの回が多かったのかなと思いました。

菫子さん、あまりに乳がデカすぎて、あれは流石にワイの性癖にはささらなかったです。

バーテンダー 神のグラス C

第5話:

第4話までに登場したキャラを集めて山崎ウイスキー蒸留所見学

仕事の理由と見学には会長のツテだけど、ちょっと人数多すぎ

チェンと3人だけで良かった。

ウイスキーの見学をするAパートは最高です。

さぁ、今回どんなエピソード来るのかなと思ったら

ウイスキーの熟成期間を掛け合わせた

チェンの青春譚出てきて、

率直な感想としては、唐突すぎて「理解が追い付かない」って感じでした。

ホテルの跡継ぎ同士惹かれ合う?展開ですか

やってることが古すぎるんですよね

高校生なら携帯持ってます。

バブル時代から平成不況のあおりを受けて宿が廃業なら時代に合わせてすっと入ってきますけど

仮に2010年代で自分の娘をホテルの跡継ぎかぁ........

本当はダンサーになりたいのね。

だから、2005年にアニメ化された作品を現代設定にすると違和感が出てくるわけですよ、もしくは今の時代の作品の趣向に合ってない。

やるにしても15分で片付けるエピソードではないので、これはちょっと減点ポイントの回でしたね。

第8話:

バーテンダー大会

やってることは面白いんだけど、

チェン君引っ張りすぎだし、

主人公が空気になってるんですよね。

3話の時に、一回挫折を覚えて更にバーテンダーの腕に磨きをかけながらお客さんと接していく展開が理想だったんですけど

別のキャラクターの成長譚を中盤やりすぎてます。

視聴者としては、そんなにチェン君にのめり込む要素がなさすぎる。

チェン君中心にやりたいんだったら主人公を変えるべきだし、

原作準拠のバーテンダーが観たい|ただのいそじ

↑この人の感想みたんですけど、同意見です。原作を読んではないんですが、素材を壊してる感はありますね↑

総評:

アニオリ。制作陣は反省してください

ストーリー自体、時代遅れである懸念点があった上に、

アニメ設定にしていい部分が2割と悪い部分が8割といった感じでしょうか。

思った以上にてきと~に作ってましたね

5話から8話までの謎のアニオリキャラであるケルビン・チェンが登場する期間は、全く面白くなくてかなり点数落としました。

まさかアニオリのキャラクターを登場させるとは思っておりませんので、

これで勝負できると思っているのかちょっと理解に苦しみます。

3話で主人公を一回挫折を味合わせておいてからのその後の展開が全くないのも印象が悪いです。

もうちょっとお酒にかけた面白い短編エピソードやってくれるかなと思ったのですが、大味な展開だよりになっていて、後半が全体的に酷かったですね。

終末トレイン どこへ行く? A

前半の終末感、この先どうなっていくんだろう?という恐怖感が非常に良かったですね、一番好きな回は「第4話」です。

第8話、第10話:

ちょっと、話の面白さよりも話題に持っていこう、バズらせようという制作陣の色気が出過ぎている感じがしました。

特に10話というのは、

従来やってる手法を繰り返しているだけなんで

前半はこの作品の圧倒的な独自の世界観に感動してましたけど、

逆に、ぶっ飛んで制作側が好きなことをやってるやるぜっていう手法が

オリジナリティを欠いてしまっています。

例えば、第8話はクレヨンしんちゃん色が極端に強かったですね。

第10話はかぐや様でもこの手法やってましたし、スペース☆ダンディがメタ手法をメインにした作品でしたし、

そんなに悪いわけではなくて、つまらないわけでもわけでもないんですけど

この作品は歴代トップクラスの作品目指して欲しかったので、

なんで歴代トップクラスになれなかったのかというとこういう理由になります。

第9話:

この回も別に悪くはないんですけど

予想通りというか、「そんな感じだろうな」としか思わなかったんですね。

後半の話の流れは「型」どおりなので総崩れはしてないんですけど、

それを達成するプロセスで視聴者が驚くような仕掛けがもう一つこの作品に求められるところなのかなと思います。

最後、全て元通りになる終わり方をするなら、旅の途中で誰か死んでも良かったんじゃない?

女王とかも、原型をとどめてないみたいな

総評:

あの花レベル

前半の6話までが非常に面白かったんですけど、

それで全部、この作品の概要を出し切ってしまっているので、

後半はクレヨンしんちゃんの劇場版のようなアニメとなり、前半の緊張感や目新しさはなくなってしまいました。

決してつまんないわけではないですが

後半は無難にまとめて終わった、というか誤魔化しましたね。

ようかちゃんが女王だって3話ぐらいみると薄々わかるし、結末は完全に決まってたんでね

この手の作品は、何か一つとんでもない事実が発覚するなどといった用意しておかないと、後半は空気になります。

前半の圧倒的な世界観がかなり良かったと思いますのでその辺の貯金もありつつ、後半もこうやって言うほど崩れてなかったので「A」査定です。

アストロノオト  A

手軽に1クールみるならこれ!

こういうコメディアニメが、シナリオ作る上で難しいですよね。

激しい展開をせずに、アストロ荘を中心に回しているので

各回でところどころ視聴者を笑わせないと、単なる溜め回が全然面白くなくなってしまうリスクが大きいです

オッドタクシークラスのようにワンカット毎に爆笑かっさらうレベルじゃないと

「毎回」は評価しずらいです、

アストロノオトはその点では6話が爆笑レベルであとはコメディアニメという形です。

テイスト、ノリが古いとかそういうのは良いとして、

コメディ部分の脚本でもうちょっと計算できればとんでもない高評価になっていたでしょう。

ラスト11話・12話の急展開っぷりはこのアニメらしくて非常に良かったですし、最後までこのアニメってすごく愛着の湧きやすくて記憶に残りやすいアニメかなとは思いました。

制作陣が一生懸命作ったのに覇権になれずに爆死しそうだというコメントも、作品みていれば、手の込んで作った作品だっていうのは伝わりますし、もっとアニオタが注目しないといけない作品だったでしょう。

あとは、今期レベルが目茶苦茶高かったので、埋もれがちになってしまったのはちょっと可哀想でしたね。

死神坊ちゃんと黒メイド 第3期   A

第3期にてバケる

この作品って、ストーリー自体悪いわけじゃなかったんですけど、如何せん展開が全く動かなくて第1期第2期の評価は、両方とも「C」でした。

今回は、第3期は本来求めていた展開をしっかりやってくて、しかもそれが普通に面白かった。

この作品独自の世界観とキャラクターの心情の描き方が中々オリジナリティがあってよろしいですね。

ディズニーっぽさが、いい感じにあります。

うま~くハッピーにまとめてるのが少年漫画原作っぽくてはそれはそれでよかったかなと思います。

なんだろうね、この世界観ならある程度許せちゃうんですよね

というわけで、第2期で止まっているという方は、第3期はせっかくなので視聴することを推奨します。

第1期で視聴辞めた方は、別にみなくていいと思います。

トータルでは「B」評価になります。

狼と香辛料(2024) A

珍しく失敗しなかったリメイク作

「リメイク」というよりは、ゲームで言う所の「リマスター」ですね、

アニメの「リマスター」です。

一見作るの難しいかな?って思われましたが、ただ旧作を修正しただけなんで、意外と制作側も苦労しなかったんじゃないかな。

1話~6話:

旧作では女の子だったんですけど、男に変更されてたわけですね。

こっちの方が原作通りなのかな?

5話の一番わけわけわからないミローネ商会とロレンスとの会話も

主旨はともかく、細かい脚本も変わってましたね。

今回の新作の方がロレンスがこわばったり、緊張している演出がみられて、緊張感が伝わってきますね。

新作の方がシンプルによかったです。

理想的な「リメイク」に至りましたね、珍しい。

話の流れは全体勿論把握しているので、

単に元々の狼と香辛料の評価としましては

1~6話の評価が非常に高くて、それ以降のエピソードはワイ査定でいうところ「B」ぐらいの評価となります。

7話~12話:

何故かわかりませんが旧作より若干点数落ちました。

詳しく説明しないでアニメーションで片づける選択肢を取ったのかな?

レメリオ商会がロレンスに対して逆らえない状況になっているというのに関してはもうちょっと説明が欲しかったとは思います。

旧作の狼と香辛料の査定は「B」で今回2クール目は完全新作らしいので、

こっからが本番でしょう。

おーい!とんぼ ☆

文句なしの導入・原作者の圧倒的知識量

青春系の理想的な漫画原作の導入です。

きっかけは出会いスタートですが、

プロゴルフを挫折して家族と縁を切って、孤島にきた元プロゴルフのおっさんが、

島育ちの天才ゴルフ女子中学生とんぼに出会って、

型にはまらない島育ちのゴルフに衝撃を受けるという導入です。

島育ちで培われたゴルフというのもおっさんが懇切丁寧に視聴者に解説してくれるので、何がすごいのか根本的にわからなくても「すげ~」ってなるんですよね。

おっさんは、何かしらの悩み・問題を抱えているのと同時に、とんぼという原石を島に留めておくのは惜しいから何としても島の外でゴルフを指せたいという物語になります。

そうこうしているうちに、とんぼの型破りなゴルフに魅せられていままでの自分の価値観が変わっていったり、逆にとんぼはおっさんからゴルフを教わっていく流れですね。

とんぼが看板娘ですけど、ダブル主人公ですね。

今回のこの導入は

「出会い」から始まりますね。

以前の180℃変わる環境に関してはおっさんの回想で小出しにして、

この作品の魅力何なのかというと

「島での環境生活」と「とんぼの型破りなゴルフ」

導入から、Aストーリーっていうんですけど、タイトル通りの魅力を披露できる2話~4話辺りの部分ってアニメでも一番面白くなりやすい部分で、ここがピンズドです。

孤島でゴルフをやるという漫画原作にふさわしいぶっ飛んだコンセプト、でもそれ以外は現実的にするために背景や島の設定は細かい。

視聴者にもわかりやすく出会いから始まる型どおりの導入展開、キャラクターの心情・悩みも共感できるテーマもあり、ばらかもん×ゴルフ×うさぎドロップをうまく掛け合わせてオリジナリティも成立。

このレベルの作品は面白いんじゃないですか?みたいな感じではなくて

物語を作成する上で「お手本」となります。

この作品、1話からみたら当たり前のように面白いんですけどね

多分、OPの演出がしょぼいとか、

その辺で見限っている人いるかもしれないですけど

アニメ制作側も原作が面白いから余計な派手な演出はせず原作を再現するだけで面白いんだから、無理して視聴者を釣るような余計なことはしないというスタンス。

ブルバスターもそうでしたけど、制作側が、面白いと思って作ってる作品は出しゃばらないですね。

注意点としては、1クール目がピークかなとは思ってます。

ネタバレでも何でもないと思うですけど、とんぼが、第12話で中学校を卒業して島を出ることになるので島×ゴルフという魅力はもうここで終わってしまうかなと思っています。

自分が面白いと感じていた部分はゴルフよりも「島」の要素、「島」で生きていくキャラクターの姿に面白さ、魅力があると思っておりますので、

2クール以降やるとは思いますが、まぁ、今後はそんなに期待していないです。

無職転生Ⅱ ☆

YouTubeにサムネネタバレ表示して再生数を稼ぐ原作ファンが〇ミの名作

第2期とは言っておりますが4クール目は、1クール目以来の「☆」評価となります。

ストーリー展開というよりかは、

回毎の臨場感や長編ならでわのキャラクターの厚みの乗せ方、あとロキシーの可愛さ。

2クール目、3クール目というのは、大人しくキャラクターに厚みを持たせていった分、今クールは、パウロというキャラクターが際立っておりましたね。

このアニメは

ナーロッパじゃなくて、異世界に転生しているので

その当たり前の設定をフォーカスしているだけで、

いままでの量産型なろうをぶっ潰している感じがあります。

異世界に転生して新しい家族を持った世界を中心にやってくれた方が

シンプル面白いです。

後半第9話:

ロキシーがルーデオスにベタぼれの回ですけど、

たまりませんな。

このキャラクターボーナスは大きいね

今クールの無職転生というのは、

全体的に「家族」を大きく取り扱っているので面白いです。

パウロがルディに二股を推奨してて、視聴者からしたらクズっぽくみえるのもいいですよね。

総評:

ノルンが一般視聴者の代弁みたいなポジションで美味しい所をいちいち持ってってる感じはありますよね。

あとは、ロキニーが可愛いからね~。

ロキニーとも結婚するという選択肢も「異世界ライフ」を感じる部分に非常に素晴らしいです。

特別、高度なストーリー構成をしているわけではないんですけど、

視聴者がのりやすい展開な上に、心情表現とアニメーションが際立っていいので、最後ペロっとみれちゃいます

ロキニーとルディが帰ってきて報告するまでハラハラして視聴できましたもんね

作品として最高峰というよりかは、キモオタの妄想上の最高峰といいますか、

キモオタ視聴者は大満足ですよね~

リゼロもこのすば3クール以上やったらもう作品としてオワコンになっちゃいましたからね、立派です。

烏は主を選ばない ☆☆☆

2024年代表作確定。歴代トップクラス

このレベルの作品を作れる原作者さんは尊敬に値する。

「☆☆☆」は過去7作ですね、2021年春「オッドタクシー」以来

それくらいのレベルです。

「面白い作品作って頂いてありがとうございます」と

原作者に握手しに行きたいですね

久しぶりに、歴代トップレベルの作品が出てきました。

他の細かいアニメ演出とか置いといても、原作ストーリーが圧倒的に面白すぎる。

独特な世界観、盛り上がり方、視点操作、起承転結など、原作小説が圧倒的に強い。

この1クールのパッケージでのストーリー考えるとこれ以上の仕上がりは無理です。

終末トレインやアストロノオトとかは、アニオリでせっかく面白いもの作ろうとしているのに、不憫ですね。

全20話らしいんですけど、

13話までがあまりにも完成度が高い。

続きをやってしまうと今回の評価からはほぼ確実に点数を落とすので、「☆☆☆」からは外れて「☆☆」か「☆」くらいになってしまうだろうなというのは、ちょっと残念な気もするんですけど、それでも続きもやってくれるので、非常に楽しみにしております。

ネタバレ一切なしで視聴することを推奨したいので、

具体的な話の内容は今回言わず、

視聴してない人は、観た方がよろしいです。

まとめ

というわけで

「☆」以上が3作

「A」以上が7作

バケモンクールです。

例年で「A」評価以上って1年で7・8個ぐらいなんですよね。

歴代最高クールかもしれませんね。

2018年冬でも「A」以上4つだったかな?

ガールズバンドクライ1話で切っちゃったけど、結構ポテンシャルあったのかな?

1クール視聴してディスりたかったですけど、ちょっとあのCGはみれなかったですね。

ガールズバンドクライとユーフォ3期を絶賛しているTwitterの感想は、あんまり信用してないので、視聴しなくてもいいでしょう。

どういう所をみるか(物語とは)

毎度、同じことに思いついたら付け加えて記載します。

ワイは素直に「面白いか」「面白くないか」で判断して、

「なんでこの作品面白いんだろう?面白くないんだろう?」っていう風に考えてその説明を後付けしています。

そのため、ストーリーや脚本が8割ぐらいで視聴しています。

今回はさらっとストーリーというのがどのような構築になっているのかさらっと説明します。

まず、三要素を説明します。

コンセプト:物語の土台となり、視聴者の気を引くもの

テーマ:キャラクターの心情の描いたもの

オリジナリティ:作品唯一の強みであるもの

コンセプトが視聴者の興味を引く強烈なものであり、テーマもあり、オリジナリティがある。

この3要素が「違和感なく」揃えば、高評価になるはずです。

この中でしたら、最も土台となるコンセプトが一番重要で、これが弱いと視聴自体が苦しくなります。

異世界チート系は「もしも現代の知識を持ったまま死んで中世ヨーロッパの文明水準の場所に転生すれば無双できるのではないか」という死ぬほど見飽きたけど強烈なコンセプトです。

腐った量産型なのにもかかわらず、何故か1クール視聴してしまう作品がチラホラあるのは、やはりこのコンセプトが強いんでしょうね。

オリジナリティがなければ、量産型なろうや量産型ジャンプなどの作品になり、こういう作品が多くなります。

「物語」というのは「視点」は統一しなければなりません。

「視点」を統一しないと「虚構」や「現実」となります。

「物語」と「虚構」の違いは「視点」を合わせて視聴者が見易くなっているかであります。

また「現実」はあらゆる視点での「現実」があるため、人によってそのみたものの事実(現実)が視点が変わることで異なる印を持ちます。

例えば、新聞の記事は、記者目線での「現実」にすぎず、「現実」というのは非常にカオスです。

そして、だいたい視聴者側にとって面白く感じる「物語」というのは展開のルールが存在しており、その展開テンプレートどおりにすすめるため、視聴者と作り手の「視点」を合わせるために「コンセプト」というのがあります。

軽くわかりやすい例えを紹介しますと物語の始まりは、

悩みを抱えた主人公が、とあるきっかけで、人生が180度変わってしまう。

というのが、面白い作品のきっかけを作るテンプレートになります。

その中でも、

いかに、都合よくみせないか。

「物語」なんで一番最初のきっかけはご都合でいいんですけど、そこからどう整合性をとって物語を作っていくか

また、唯一無二の作品を作っていくにはどうするか

中々、至難の業です。

面白い作品には、作家さんの人生経験あるいは、徹底的な設定の調査が盛り込まれています。

キャラクターの役割である「構造」は、パクっていいんですけど、

作品ごとパクってしまうと、「この作品みなくてもアレみとけばよくね?」となります。

量産型なろうはそのような感じですね。

そうして、主人公が物理的にあるいは精神的に追い詰められていくけれども、それを乗り越えて解決していく。

そうして、物語の完結となります。

ジャンル:ストーリーテンプレートの10ジャンルのレシピを紹介しましょう。

恋愛:誰かと出会ってから人生が180度変わる物語です。基本くっついたら終了です。恋愛というジャンル名前にしていますが、友情劇などの出会いをきっかけで人生が180度かわる場合もこのジャンルに当てはめることができます。

青春コメディ:悩みを抱えた主人公が、いろんな経験をして自己受容して終わります。

アニメの場合は女の子が出るので「青春恋愛」はセットとなりますが、別ジャンルの組み合わせとなります。

青春単体のジャンルだと、アニメではあまりみかけません。

現代文の授業で読む小説はこれが基本ではないでしょうか。

一応「きらら」とかありましたけど、心の葛藤を描けないと、面白くはならないです。

ミステリー:主人公が、探偵役となり「謎」を解決していきます。「謎」を解決したらもう一つ「謎」が出てきてますますわからなくなると面白くなります。

巻き込まれ型、絶体絶命の凡人エヴァ碇シンジブラックラグーンのロックです。ひょんなことから、命の危機にさらされます。人生が180度ひっくりかえってます。命の危機にさらされ続けると面白くなりますので、アクション系が多いです。

家にいる化け物:一般的にホラーですが、限定された空間の中で命を狙う化け物と2人きり。その化け物は主人公や社会が生んだものです。この大惨事が私たちのせいであるということと空間が限定されていることがポイントです。私たちが原因である物語でない場合は「巻き込まれ型」となります。

孤独なヒーロー:俺つえ~系です。世間に誤解され蔑まれるけれども、最終的にみんなと違う存在を受け入れる物語です。

なろう作品はあまりにこれが多いですが、主人公が強い特有の「悩み」があったり、世間に誤解されたりという部分がない作品が多いんじゃないでしょうか。

近年では、ループ系が流行っていますが「何回ループしても解決できない!」と苦しむ様はこちらのテンプレートとなります。

最後に笑う愚か者:なろうでいうところの「追放系」や「ようこそ実力主義の教室へ」などです。主人公が軽んじられて何らかの集団や組織の中で常にその存在が無視されます。自分を見下した組織や集団の馬鹿馬鹿しさを暴いて勝っていきます。

組織・社会からの叛逆まどマギサイコパス、ファントムなど、「組織を裏切って『逃げる』『崩壊させる』」は虚淵玄先生得意なジャンルです。

組織・社会が視聴者からみて「異常」であり、主人公は「反逆者」であることがテンプレです。

ちなみに、たぐちエンターテイメントこと、たぐえんさんはこのジャンルをメインにした作品は苦手意識を持っている傾向があると感じます。

魔法のランプドラえもんフェイトステイナイトまどマギです。魔法の力を借りますが、最終的には自分の現実はそんなに悪いものではないだろうということを知り完結します。

問題を抱えた主人公が自分で解決することが肝です。

黄金の羊毛:旅をする系。もう一歩の勝利のところで旅を中断させる何かがはばんだり、仲間を増やしたり、褒美(実は枷になる)ものを手に入れたりする。

これはちょっと曖昧なのでプロットが立てにくいです。

これらのジャンルは勿論、組み合わせてOKです。

どのジャンルも主人公が物理的・精神的に追い詰められていって最後に解決する流れとなります。

「物語」というのは「結末」というのは型通りなら決まってます。

本当は「序盤」「中盤」「終盤」のテンプレートがありますが割愛します。

物語の「序盤」は悩みを抱えた主人公が、とあるきっかけで、人生が180度変わるのがデフォです。

「序盤」が一番物語を作成しやすいので、「序盤」の方が面白い作品が多いです。

後半にかけて「テーマ(主人公の心情)」のウェイトが大きくなっていきます。

このテンプレートを構築するのって非常に難しいです。

これが守れておらず、又は、丸パクリである場合、

及び、コンセプトやテーマが明確でない場合というのは、

基本的に「面白くない」と感じているはずですし、

これをある程度守れていれば標準レベルになります。

勝負する所はその「結末」までに至る間に、視聴者が求める「型」どおりに当てはめながらどのようなオリジナリティを作れるかが名作・傑作となるポイントとなるでしょう。

アニメーションに関しては、

アニメーション作品として、すごい演出だったり、逆に阻害されている部分があればアフレコやアニメーションに関して突っ込んだりしますが、

基本的には、二の次で、ストーリーのある作品に作画がうまく合わされば最高ですよね。

標準レベルに達したら、ある程度その作品に興味を持ち始めるので「このアニメの世界観どうなってるんだろうな?」という心境になり、世界観の設定の作り込みを観察し始めます。

このレベルになると、ちゃんと視聴するかもしれません。

ストーリーテンプレート、アニメーション、背景設定

これらをきっちり守りつつ違和感がなければ、ワイ査定で「A」以上評価になると思います。

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