こんにちは~、さっちゃ~んです。
今回は、蟲師をひっさびさに見直して、完走したので
思い出補正とかも抜きにちゃんとチェックしました。
Dアニメストアとかで見直す際に、「この回面白かったけど、さっちゃ~んは何点つけたかな?」という感じでこの記事を読んで頂ければと思います。
- 蟲師
- 第1話 緑の庭 10点
- 第2話 瞼の光 10点
- 第3話 柔らかい角 9.5点
- 第5話 旅をする沼 9点
- 第6話 霧を吸う群 10点
- 第7話 雨がくる虹がたつ 9点
- 第8話 海境より 10点
- 第9話 重い実 9.5点
- 第10話 硯に棲む白 10点
- 第11話 やまねむる 10点
- 第12話 砂目の魚 9.5点
- 第13話 一夜橋 9点
- 第14話 籠のなか 9.5点
- 第15話 春と嘯く 9.5点
- 第16話 暁の蛇 10点
- 第17話 虚繭取り 10点
- 第18話 山抱く衣 9点
- 第19話 天辺の糸 9.5点
- 第20話 筆の海 9.5点
- 第21話 綿胞子 10点
- 第22話 沖ツ宮 9.5点
- 第23話 旅の鳴く聲 10点
- 第24話 篝野行 10点
- 第25話 眼福眼禍 9.5点
- 第26話 草を踏む音 9点
- 総合 96.35 評価 ☆
- 蟲師 続章
- 特別編 日蝕む翳 9.5 10
- 第1話 野末の宴 9点
- 第2話 囀る貝 10点
- 第3話 雪の下 8.5点
- 第4話 夜を撫でる手 9.5点
- 第5話 鏡が淵 9点
- 第6話 花惑い 9点
- 第7話 日照る雨 9点
- 第8話 風巻立つ 9.5点
- 第9話 潮わく谷 9.5点
- 第10話 冬の底 9.5点
- 特別編(前編) 棘のみち 8.5点
- 特別編(後編) 棘のみち 9点
- 第11話 草の菌(しとね) 8点
- 第12話 香る闇 9点
- 第13話 残り紅 9.5点
- 第14話 隠り江 9点
- 第15話 光の緒 9点
- 第16話 壷天の星(こてんのほし) 9点
- 第17話 水碧む 9.5点
- 第18話 雷の袂 10点
- 第19話 泥の草 10点
- 第20話 常の樹 9点
- 続章 評価 91.82 B
- 総合点数 94.40 評価 A
蟲師
第1話 緑の庭 10点
振り返ってみるとこの第1話は、作中の中でも結構複雑な話でしたね。
一応は「蟲」というもののルール説明の回でしょう。
1話完結だからそのエピソードが視聴者にとって入り易いかっていうのはどうなんでしょうね。
おばあちゃんは、人と蟲の中間のものとして存在する
蟲の宴というイベントがあり、盃を飲むと生物としての法則を失う
30年後生まれてくる孫と一緒に暮らすことができるということで、この盃を飲むわけですが、宴が途中で中断されてしまい
おばあちゃんは、半分は人間、もう半分は蟲化してしまって、
その半分がまだしんらの家に住みついています。
しんらは蟲は、みえますが、
おばあちゃんに関しては、半人前の「蟲」なんで、しんらはみることができません。
そこでギンコは、みえるので、おばあちゃんとしんらの意思を確認して
しんらの力で
盃を具現化し、コウキを飲ましてレンズばあさんを蟲化します。
おばあちゃんが蟲化したんで、しんらはおばあちゃんを認識することができるようになったので、一生二人で暮らせるようねっていうエピソードになります。
導入にしては難しいというか、ややこしいですよね
なんでしょうね、なんとも不思議なアニメで
非常にファンタスティックです。
よくこんなエピソードを単話でやるなぁっていう驚き込みで10点です。
「悪者」作らないでエピソード作ってるのがこれが非常に難しいことなんですけど、それを成立させてるのに唸ってしまいますね~
第2話 瞼の光 10点
闇を食べる蟲なので、暗い所にいるとむしろ悪化するわけですね。
第1話と違って、非常にわかりやすいエピソードになっていますね。
あと、さりげなくギンコの生い立ちが垣間見れる回となっております。
これは、わかりやすく面白い回かなと思いますし、
人気エピソードなんじゃないかな?
第3話 柔らかい角 9.5点
「目」の次は「耳」のエピソードですね
音を食べる蟲雪は音を吸収するため村に移動してきた。
「ア」と「ウン」がいて、「ア」が左巻きで珍しいっていうのもなんか面白いですね。
「ア」に関しては症例が1件のみ
「ア」は、生物に寄生すれば音がうるさいから消していくんですが、
腕の筋肉の運動している音
他の生物の生きている音をしつこく当てることで
「ア」を衰弱死させます。
「ア」が溶け出すか、宿主が衰弱死するか
第4話 枕小路 10点
蟲というのは、病気もそうであって、
治すことができない、現時点では完治の方法が確立されていないものがあると
ギンコのとった行動というのがオチをはじめて、
蟲師として最適な行動をとっていたんだなっていうことを視聴者側がわかって終わる回ですね。
このエピソードは強烈でしたね。
枕を手放して眠るのを恐れてしまう
良心の呵責に耐えられず潰れていきますよね。
第5話 旅をする沼 9点
この回のポイントは、
ギンコが何故、「あの娘を助ける?」と問われた時の回答でしょう。
医者で患者じゃないですけど、
本人の真の意思を尊重するように心がける主人公ですよね。
生きているともいえない「蟲」、
「蟲」として生きるというのは、修羅の道じゃないか?
本当にあの娘はそれを望んでいるのか
単純に「(人として)生きたい」というのが真意だろうと思って救おうとする流れが
ギンコのキャラクターとしての人格者である人物像が伺える回です。
第6話 霧を吸う群 10点
所謂「鬱ゲー」みたいな話
宗教や麻薬等を絡ませた社会的な回
前半は、ギンコが巻き込まれた形でこの宗教の村に反旗を翻すエピソードで
いつものスローペースは保ちつつ「劇場版蟲師」臨場感があるんですよね。
更に、後半がまた面白くて非常に流れのいい30分です。
蟲自体は、動物に寄生して生きながらえるタイプの蟲なんですけど
この蟲っていうのは、植物みたいな蟲でその種の寿命が1日で終わってしまうので
毎日、新しい生命を生み出しては終わってるわけですね。
この蟲に人間が寄生されることによって、人の寿命感覚も1日で終わってしまうというのを繰り返していく感覚に陥いてしまうと
これ、治療法自体は何も難しくなくて、すぐに直せたけれども
人間の寿命感覚で生きるのがパニックになってしまうので
結局、元に戻りたがる人が続出していまう。麻薬のようなもんですね
これを2005年ですけど、
現代の精神疾患社会を彷彿させますね。
第7話 雨がくる虹がたつ 9点
「こうだ」という蟲
こうだが作ったのは、光とコウキを含む雨。
どちらかというと、「青春系ジャンル」
虹の正体が何なのか探る旅をするわけですが、「蟲」なのはわかっているので、
この男の自己受容の形を結末にしている回です。
この回はみる側にとっては退屈とも捉えられるし、
ゆるキャンのような、単に景観を意識して、それをだら~っと見渡すのも一興の回ですね。
ギンコの旅をしている感覚が伝わってくる映像回になります。
甘めに9点です。
たまにこういう挟み方をするのはいいのではないかなと思う程度です。
第8話 海境より 10点
やまへびとうみへび
1000日後沖で出会って一体の何かになる生態のある蟲のエピソードですが、
物語としては、えぐられるエピソード
蟲が人に対して特に何かするというわけでもないんですが、
蟲というものが、ただ存在するという事象に
事故として巻き込まれます。
この回は、パターンとしてはよくあるような感じではあるんですけど、
自然の成り行きに対してこのように1話完結で風呂敷を広げられるのと、
エグい演出がぶっ刺さりますね。
第9話 重い実 9.5点
珍しくOP前のアバンを挟んでのスタート
1人殺して100人を助けるか、100人とも餓死するか
トロッコ問題に苛まれて、前者を選んだ村人の話ですね。
それによって、自分の奥さんが死ぬ羽目になってしまったと。
中々残酷な話ではあります。
死ぬ人というのは、その村の中で状態が弱い人が実が生えるという事で
祭主自らが毒を持って身体の状態を悪くして
実を宿したというわけですね
第10話 硯に棲む白 10点
トラブルが起きて、ちゃんと理由をみつけて解決するシンプルな回なんですけど、王道で完成度が高い回
結構、悲劇だったり、蟲に対する代償行為や選択を迫られるエピソードが多い中で
トラブルが発生して、ギンコが原因をみつけて、原因に対する対処を視聴者納得できる範疇で無事解決します。
起承転結がはっきりしてて、素直に面白いです。
第11話 やまねむる 10点
ギンコが作中で初めて同業者にあって
しかも、ギンコが旅をする理由も触れる回、
割とギンコにとっても心情の変化が垣間見れてそういった意味では珍しい回でした。
ギンコの「なにかあんだろ」「.....ないねぇ」の最後の独り言がこの回の全てを物語るようですね。
ギンコって少年じゃないですからね、すぐ冷静になるし、自分一人で何でも解決できるわけではないというのもわかっているので、年相応のベテランの考え方をした人間ですよね。
記憶が流れてくるのは夏目友人帳を感じます。
虚無なんですけど、
山主が誰か、山主が入れ替わるというインパクトが強いですね。
エグイ夏目友人帳
第12話 砂目の魚 9.5点
ギンコの生い立ちそのものを描いたエピソード、蟲師ゼロです。
とんでもない人生送ってるなとしかいいようがないですね。
またギンコの師匠もまぁ悲しいですね
起承転結の強さというよりは、ここにきてギンコというキャラクターの生い立ちを描いた回で、
主人公がどういうキャラクターなのかがここで伝わるというか、このギンコをキャラクターに対する好感度が一気に上がる回ではないでしょうか。
伊達にベテラン蟲師を気取ったキャラではないですね。
12話にしてちょうどいい過去回
第13話 一夜橋 9点
寄生虫が黒いヒモ観たいな蟲が死体に入るとその身体が動くようになる。
このヒモが合わさって数十年に一度、蟲の橋がかかるとか何とかという観光スポット。
ギンコがやってきて調査してみたら「これもう死んでるわ」となって
後は、あとは特に何もない
ひたすら、閉鎖環境の村の生きづらさ、しんどさをみせつけられて終わる。
第8話と展開的には似ているんですが、
こっちは男の方も生きてく気力もなく、救いようがないエピソードでしたね
第14話 籠のなか 9.5点
最初、化物語の「まよいまいまい」でもやるのかなと思ったら
マヨイダケという蟲の中で生きる人の話で
蟲と人間のハーフの子供という
色々と倫理観とか、生命の認識がぶっ飛ぶ回
「なんじゃこりゃ」って印象が強いですね
第15話 春と嘯く 9.5点
ハルマガイという蟲
蟲を絡めてエピソード作るのうまいですよね。
弟くんは、危ないことやってんなってぐらい危険だわな
なんと、ギンコの恋愛模様なんですけど、
やっぱり同じ土地いられないから出ていくしかいという意味では寂しい結末かもしれません。
第16話 暁の蛇 10点
起承転結があって、かつ、「忘れることが悪いことなのか」というテーマもある。
ありきたりな1話完結のエピソードと感じる人はそんな評価する回じゃないんですけど、個人的には1話完結のパッケージとして面白かったです。
蟲の存在とその絡め方が、今回は特に医療っぽいんだけど、やっぱりうまいですよね。
みている視聴者にとって、どう感じるかはわかりませんけど
これは、ハッピーエンドなんですよね
そこが文芸作品のように仕上がっていてて、面白い回かなと思います。
第17話 虚繭取り 10点
蟲師の手紙ってどうなってんだろうな?というふとした疑問があったと思うんですけど、その設定を掘り下げてやってくれる回ですね。
繭糸の昔ながらの器具使った職人のあれとか、この雰囲気がいいです。
「諦めろ」っていうギンコのセリフもギンコの過去回みてる視聴者側にとっては重たく受け止められますし、不思議な回ですね。
蟲って恐ろしいもんだなと何回も痛感しているわけですけれども、
改めて不思議な感覚に陥りますね
第18話 山抱く衣 9点
この回は、原作だと番外編になるのかな?
ちょっと変わった構成の回で、この回の主人公の人の生い立ちを前半やって、ギンコがこの回の主人公と接触するのが最後の方という流れでした。
ウブスナというどこにでもいるから影響力の弱い蟲でのエピソードを作っていくという方針も中々ですね。
エピソードの起承転結の部分としてはインパクトは特にないですけど、
充分面白い回でした
第19話 天辺の糸 9.5点
なんでこういうエピソード作れるんだろうなって思うくらい不思議な話なんだけど
「夫婦」のエピソードかな。
相手をちゃんと受け入れられるかというのを問われる回で
展開の方向がちょっとびっくりする回でした
第20話 筆の海 9.5点
20話を終えて、マンネリしないな。
蟲を代々を背負った宿命の生き方
ギンコのヒロインパート2
蟲とは相いれないから退治して当たり前と考える蟲師というのも存在していて、
というか、ギンコが特殊で蟲師界隈だと、蟲を殺すのが基本みたいですね。
幼少期の頃に出会った師匠の過去エピソードがありましたからね
ポリシーとしては「蟲はただそこにいるだけ」の存在なんでしょう。
最後のシーンの「いいよ。俺が死んでなければな」っていうのが
妙に勘ぐってしまいますね。
ギンコが足治らないだろうなと思ってるから「いいよ」って優しさで言ってるのか、
ちょっとギンコ自体が何を考えていたのかわかりずらいのがいいですね。
第21話 綿胞子 10点
エグイな。
エグイ話は面白いですな。
他の蟲師が蟲を殺すのが中心になるのがよくわかる回でした。
あんまり説明も感想もいらないと思います。
みたんまんまエグイという感想で終わります。
ギンコ、刺されたらなおらなくね?っていう突っ込みがあるだけ
第22話 沖ツ宮 9.5点
クローン人間がモデルの蟲
人間の生きた時間を食べて、胚に戻すという蟲なんですけど
クローン問題な倫理的な問題に関するテーマ強くて
今回は、起承転結としては特にないんですけど
果たして自分の娘を娘としてみられるのか?まんま母親じゃないかという心の葛藤部分が魅力的な回ですね。
わかりやすい起承転結回というよりかは、
この島の文化に関しての倫理観を現代視聴者が考えるという回でした。
第23話 旅の鳴く聲 10点
音響映えと映像映えしますね。
アニメ向きのエピソードで冒頭からインパクトが強かった、
ちゃんと解決手段もあってハッピーエンドでシンプルに良かったです。
浜辺の方が苦手な錆の蟲っていうのもなんか面白かったですね。
第24話 篝野行 10点
同業者同士で揉めるっていう描写だけでも面白い
リスペクトはすれども。
ギンコは人格者と同時に発想がものをいいますね。
蟲をただ殺すんじゃなくて解決してきたかこそ、ギンコ独自の発想というものがあるんだろうなって感じますよね
1話完結の作品ですけど、終盤にやる回だなと思いました。
第25話 眼福眼禍 9.5点
2クール目になると、どういう展開でどういうオチになるんだろう?って好奇心を「治療法未だ不明」で突き返してくるのがかえって面白い。
普通のアニメでやったら、物語として成立するか?って感じなんですけど、
決まった未来を決まった通りにいって終わるというただただそれだけエピソードなんですけど、第25話目となると視聴者目線では度肝抜かれた感じはします。
まぁ、この蟲は珍しい蟲らしいですからね、そういうのもあるんでしょうね。
ところで第12話においてギンコって過去の記憶あれ以前の記憶ないんですね。
第26話 草を踏む音 9点
最終話は蟲単体ではなく、蟲になる前のコウキの集まりだったかな?「光脈筋」自体を扱ったエピソードということで1期のラストを占める形になっております。
それらが水に混ざって蒸発して霧になるから、ここらの霧には命があって、だから日によって色や形が違うわけですけど、ある日を境に色がなくなってしまって「光脈筋」ではなくなった土地ということです。
最終話ちょっと難しい話というか、蟲師の設定の細かいところをもってきたなと思います。
友情劇というか故郷(山)を大切にする人のエピソードというか、そんな感じですね。
総合 96.35 評価 ☆
何がすごいって、2クールやって、ハズレ回や明確にこの回はなぁ....っていうのがなかったですね。
1クール目が95.54なので、2クール通して安定した点数を叩き出せたのは非常に凄いですね。
名作なのは間違いないです。
蟲師 続章
特別編 日蝕む翳 9.5 10
9年ぶりに作った新作とは思えないほど面白かった。
特別編だけあって、
アニオリなのか、ちょっとアレンジ加えているのかわかりませんが、今回はスケールも大きいですね。
序盤の第1期の1話~26話まで出てきたキャラクターたちが日食をみるシーンは震えました。
第1話 野末の宴 9点
始まった第2期って感じですね。
絶対的な9点
日本酒をコンセプトにしたエピソードで
番外編のような話です。
起承転結は弱いですが、オリジナリティや舞台がしっかり独自路線をつきすすんでいたかなと思います
第2話 囀る貝 10点
妻を亡くした夫の心情を変化を描く様がよくて、
なんでこんな構成を考えられるんだろうなと思いました。
会話のやりとりも昔の男のやりとりで男くさい部分も違和感を感じませんしね。
プラネテスとかイドインヴェンデッドでもそうでしたけど、
こういうエピソードにワイは弱いです。
第3話 雪の下 8.5点
2話連続で、過去に事故で親族が亡くなっているエピソードは流石に視聴していて気分がしんどいので、
構成上の問題で、この回は8.5点です。
2話と心情において「テーマ」が完全に被っているんでね。
2話の方が刺さる部分が強かったので、この回は特に感想はないかな
第4話 夜を撫でる手 9.5点
リアル中二病みたいなエピソードです。
オチというか、展開がどうなっていくのかな?と思ったんですけど、
でも無事でよかったなと思いました。
最後、パッパが出てきて、そこは解決しないんだなという終わり方で
相変わらず何でもは解決できるわけじゃない所がいいですね
第5話 鏡が淵 9点
女性の失恋を一貫としたテーマとしてよかったですね。
オチじゃないですけど、ケロっと女性特有でもないですけど
気持ちを切り替えるあたり、
なんだこの女wと思うと同時に
やっぱり本当に取り込まれなくてよかったねという安心感も与えてくれる回でした。
第6話 花惑い 9点
蟲師史上、最も狂気的な回
狂気だからって特別に10点にはならないですね。
こういう回もあっていいですけど、
安易に狂気には欲しくはないですね。
2期になって、思うことは、
話の捻りなのかな?あんまりなくなったんじゃないかなと正直思ってしまうこの頃
第7話 日照る雨 9点
ヒューマンドラマ仕立てすぎるなと思ったけど、
シンプルに面白い回かなと思います。
EDのBGMのかけるタイミングが良かったですね
なんだろうな、ネタは切れてないけど、
段々、蟲にひねりがないのかどうなのか。
1期の時のような凄さはなくなってるかなと個人的に感じてしまってるな。
第8話 風巻立つ 9.5点
やっと、蟲師らしいというか、蟲師にしかこういうエピソード作れないだろうなっていうものが出てきたので、9.5かなという感じです。
ここ数話は他の作品でもみられるような異能なものだったでその点で良かったですね。
最初の予想から、こういう展開になっていくのかという意外性もあって
よかったです。
第9話 潮わく谷 9.5点
エンジンかかってきたかなと思わせてくれますね
豊かな田んぼを作れる代償行為があるというものに対しての葛藤ですね
ギンコが介入することでの恩をあだで返すつもりなのかといった
会話劇も特別良かった回でした
第10話 冬の底 9.5点
この回はなんといっても登場人物がギンコのみっていうのが売りの回
登場人物がいないことによって、
アニメーションが映えます。
ゆるキャンをみているかのような感覚にも陥って
映像を楽しめる回になってます。
評価は分かれると思いますが、9.5点で。
特別編(前編) 棘のみち 8.5点
いくらなんでもテンポ遅すぎる
特別編(後編) 棘のみち 9点
一番思ったのは、1話分でよくねと思いました。
わざわざ2本立てにしなくてもいいんじゃなかったのかなと、
ゆっくりやりすぎ。
そこが目立ってます。
話は普通。
特別編っぽいエピソードでした。
第11話 草の菌(しとね) 8点
少年ギンコ役が沢城みゆきということで、9年ぶりのボイスが少年ギンコにあってないですね。
沢城みゆきが駄目というよりは、もうちょっと少年ギンコ幼く描いた方が良かったんじゃないですか。
あと、蟲が主体ではなく、ギンコが主体になってしまうと、
蟲師ってエピソードとして非常に弱いですね。
なんといったらいいですかね、ファンエピソードって感じです。
ギンコがこういう生い立ちであるという事実もないし、
エピソードとして特に捻ったものがあったわけではないし
蟲師としてのアニメのネタ切れを感じてしまう。
ここまでアニメ化する必要なかったんじゃないかな
第12話 香る闇 9点
面白いけどさw
もうネタきれてるよね
所謂、エンドレスエイト。
無限ループ回です。
特になし
第13話 残り紅 9.5点
なんじゃこりゃって感じの
面白いエピソードでした
入れ替わりということで
面白かったんで9.5
第14話 隠り江 9点
悪くなかったですよ。
起承転結の問題で物語のインパクト面では普通だったのかなと思います。
第15話 光の緒 9点
これも面白かったですね。
特にないですね
第16話 壷天の星(こてんのほし) 9点
面白いですよ。
話の流れ的にも個人的には好きな感じでした。
この「蟲」がこういう性質で、どうなるのか、解決方法がどうなるのか
そういったものではもうなくなっているので、この回も特にないです。
第17話 水碧む 9.5点
久々に第1期の展開のようにちょっと捻りあって良かったですね。
バットエンドも久々ですが、何か違う形で残っていれば10点だったかな
ちょっと救いなさすぎて可哀想でしたね
でも、なんかこの回の最初の段階から「蟲師」っぽかった感じが戻っていたので、おすすめかなと思いました。
第18話 雷の袂 10点
「子供を愛せない母親」
久々に、ガツンときたね。
ヒューマンドラマに勝るものなしで、特にこの世界観だからこそ成立する設定でもあり、
他のアニメでもこれをテーマにしたエピソードはないですね。
第1期含めても、ベストに近いですね。
ヒューマン色強いですけど、話の後半にやるに相応しい面白さです。
第19話 泥の草 10点
いいね~
ギンコが蟲を調べて解決するという流れ基本的にいいよね。
原点に返ってきたかなと思わせてくれる回でした。
それでいて、ちょっと捻ってくる展開に、単話で満足感のある話です。
日本昔ばなしっぽさがある。
第20話 常の樹 9点
これも面白かったですね。
昔の人の家って数日くらいで建てることができる設計なんだな
続章 評価 91.82 B
続章はちょっと「世にも奇妙な物語」が中盤辺りに多かったです。
「蟲」ってたしかに元々なんでもありではあるんですけど
「蟲」特有の世界観というよりは、SFです。
この感じでやるなら、長く連載できるとは思うんですけど
2期のアニメ化をしようと判断した人たちが、「2期以降はアニメ化しなくていいんじゃないか?」と当時思ったから9年かかったんだろうなと今回見直してそう思いました。
総合点数 94.40 評価 A
蟲師ってアニメは、
自分が高校時代の時って物凄く面白い「神作」であると
評判も自分の中でもそのように位置づけしていた作品なんですけど、
なんか、今そんなに評価が最高レベルでもないし、自分の中でも「神作」ではないんじゃないかと思ってたんですけど、今回、見直してその原因がわかった気がします。
ネタきれてくると、「こういう『蟲』がいるのか~」というよりも途中で記載したんですけど「世にも奇妙な物語」に変換していった感じです。
蟲という世界観は、あんまり感じなくなってきましたね。
アニメの部分は「続章」はいらないと思いました。
ベストエピソードは「第1期第10話 硯に棲む白」かな?
そんなにこれが一番!っていうのは思い浮かばなかったんです。
シンプルに問題を解決してさくっと終わる30分のパッケージとして、このエピソードがよかったかな。
2クールぐらいで終わればよかったと思います。
過去の各話レビュー記事:
【永久保存版】アニメ夏目友人帳を100倍楽しむための各話批評 ベストエピソードはこれだ! - 働いたら負け