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日本から医療独裁体制を排除せよ。人間ト殺場「病院」 日本最大規模の新興宗教団体に迫る

現代の人間ト殺場といえば「病院」であり、

日本においてのお医者様信仰者は計り知れません。

医師会、看護師、介護士、薬剤師、その他医療従事者

現代日本社会の医療システムを考えると、これらは社会にとって不要です。

また、大病の元であり超加工食品を製造したり、販売、飲食も同様不要となります。

底辺労働者の奴隷経済システムです。

吉野家の社長が提言しているように超加工食品で生娘のしゃぶ漬け戦略により底辺労働者ががん、糖尿病、動脈硬化などにかかって病気に駆け込み、更に薬漬けになり医療業界が儲け、税金と保険料が増えていきます。

国家予算でも令和4年で税金は「医療費45兆円」使います。

社会保障関係費は140兆円ほどです。

病院志向で加工食品大好きな底辺労働者や病院志向の高齢者は財源を貪る社会害悪そのものですね。

このような人たちは、病院・製薬会社によって殺されて、病院が設けるための餌、人間ト殺場のト殺される側の人たちとなります。

ワイからしたら、好きにしてくださいということですが、社会悪である自覚がなさすぎる世の中の皆様がこのように望んでいるので、この貨幣奴隷システムで苦しんで日々生きているわけで、挙句の果てにはヒトに奴当たる、どうしようもない連中です。

ただ一部の少数常識派の皆様は、この奴隷経済システムを学びたいことでしょう。

医療・財政・健康

この3つの分野から、

今回は、医療

これが如何に「不要」か、日本人の尊厳・生命を脅かしてきたか

人間ト殺場である病院・現代医学についてやっていきたいと思います。

医師会の独占支配体制設立の歴史

医者という職業の本質は昔からほとんど変わっておらず、いつも患者は、支払った治療費に見合うだけの治療を得ているのか心配するだけでなく、多くの場合、思いもかけなかった処置をされて愕然とします。

医学の治療法は太古の昔からほとんど変わっていません。

紀元前1600年頃の意思は、鎮痛剤としてアヘンを含めて900種類以上の薬の処方が可能でした。

1700年頃一般に称されていた薬の中には、センナ、アロエ、イチジク、ひまし油のような下剤も使われていました。

19世紀末までは医師は自由契約で診療していました。

これは治療によって万一のことがあった場合、全ての責任を意思がとることを意味していました。

医療サービスを受ける者は一般に金持ちや権力者に限られ、皇帝の病気を治せば莫大な報酬を得ることができましたが、治せなければ殺される可能性がありました。

医者という職業にはこのような身の危険が伴うので、19世紀末、ロスチャイルド財閥の資本主義社会移行により、医療を独占支配することによってこの危険と報酬を選ばれた少数の仲間の間で平均化しようという計画が生まれました。

この医療独裁支配により、さまざまな医原病を生み出し、彼らは医療支配を維持するために、体臭に莫大な費用と犠牲を払わせています。

医療独占支配の最初の企ては英国のヘンリー8世の署名で制定された「1511年法」です。

この法律は「専門委員団」の許可なしに内科や外科を開業することを禁じていました。

この法律は1518年に王立医科大学の設立によって形式的に整ったものとなりました。

1540年に王国が理髪師と外科医の組合にも認可を与えたために、彼らも内科医と同様の権限を持つようになりました。

免許を持った医師たちはすぐに、貧しい患者の治療をしていた無免許の医者を排除する運動を開始します。

米国では「ニセ医者」は単なる無資格の医者というレッテルだけでなく即座に逮捕されます。

1617年、英国に薬剤師協会が設立、1832年に英国医師会が設立認可を受け、これが契機となって米国でも同様の組織、米国医師会AMAが設立されました。

ジョン・D・ロックフェラーは巨大な石油独占体制の編成に勝利を収めた時代、ロスチャイルドの密使であるヤコブ・シフと共に、医療を独占すれば石油トラストなどよりも更に莫大な利益をもたらす可能性があると思い至りました。

この組織が設立当初から持っていた唯一の目的とは、米国において医療の絶対的な独占支配を確立し、その体制を維持することでした。

1892年、ジョン・D・ロックフェラーは自分の代理人としてフレデリックT・ゲイツを指名し「善慈善事業責任者」という地位につけました。

「慈善事業」なるものは、いずれも富と権力を増大するように特別に仕組まれたものです。

こうしてロックフェラー医学研究所も設立、カーネギー財団もロックフェラー財団の単なる付属物に過ぎません。

こうして米国支配体制で出来上がった米国医師会ですが、

設立当初から米国医師会は、アロパシー医学(病気の症状を抑えることを主眼に置いた医学で、日本を含め現代医学の中心的な治療法)を治療の基本としました。

彼らは、なにかといえば、血を流し、多量の薬を投与することにもっぱら精力を費やしました。

そして、医学会が指定する治療法、あるいは標準的で正当な治療法に従わない医学派、どのような医学に対しても、敵意を表しました。

しかし、19世紀の医学項ではホメオパシー(健康な人に疾患を起こさせる薬物を少量投与する治療法)が普及していきました。

これによりアロパシー学派はホメオパシーに対して強力な敵対活動を開始します。

ホメオパシー治療の業績は歴史から黙殺され、事実を歪曲に語られました。

1900年代に、米国医師会はホメオパシー学派を潰し、この目的を達成し、おかげで現代医療は暗黒時代に突入しました。

アロパシー学派、現代医学派、自分たちの治療方法のみが唯一効果のある治療法であるという神話をでっちあげ、絶えず大衆に宣伝して売り込む点にあります。

そうして「意思は絶対に間違うことのない完全な人間であり、医師の判断を決して疑ってはいけない」と現代人に刷り込むのでした。

医原病(医師が患者の体へ医学的介入を施すことによって引き起こされた病気)は今や日本全体に蔓延しています。

意思によって引き起こされる「臨床性医原病」

医学・産業複合体の意図的な策謀が生み出す「社会性医原病」

人々の生きる意欲を奪う「文化性医原病」です。

医薬品の広告で「ストレス」と呼ばれるこの症状のために、人々は日々の生活で直面する様々な問題を乗り越える意欲を失います。

その原因は全体主義的な政府と、それをみずからの個人的な利益のために裏で操る不吉な影です。

ロックフェラー財団は、フレクスナー報告書から医師の数が多すぎるという米国医師会の嘆きに多く賛同し、この問題に対して医学教育を選ばれた特権階級だけの費用のかかるものにし、教育年限を長くすることで、大抵の学生が医者になろうなどと考えないようにしようとしました。

第一次世界大戦の終わりごろには、医学項の数は以前の650校から50校に激減し、毎年の卒業生の数は7500人だったのが2500人になっていました。

これにより米国の医療は事実上ごく少数の裕福な家庭出身のエリート学生だけのものとなり、この小さな集団が医療独占体制からの強力な支配を受けるという構図が確立されました

ニューヨークタイムズ紙によると、1985年度、米国人一人当たりの年間医療費は1800ドル、日本は600ドルでした。

しかも、医療の質では英国と日本の両方とも米国に勝っているそうです。

責任を逃れるための医師会「沈黙の掟」

医師会には厳しい倫理規定を定めていますが、その目的は医者の治療ミスから患者が障害を受けたり死亡した場合に、治療ミスを犯した医者を責任追及から免れされることにありました。

この「規定」は医師や看護師その他病院関係者が医者の犯した過失について法廷で証言することも禁じていました。

医学の規定や決まりごとの多くは患者に知らせたためにかえって医師が攻められる可能性があるのでそれを黙殺するわけです。

医療独裁体制の安定した収入源「死の予防接種」

ヴァージニア州ノーフォークの医師ヘンリー・R・バイビー博士はこのように述べています。

「癌・梅毒・口唇ヘルペスなど多くの疾患の直接の原因は『予防接種』です。ヴァージニア州やその他多くの州に住む親たちは、子供がこの処方を受けるよう強制される。ところがその一方で医療関係者たちは、このサービスを施すことで報酬を受け取るだけでなく、素晴らしい患者をも製造しているのである」

私たちも幼少期、宗教儀式のいけにえとしてささげられたでしょう。

がんという病気は、牛痘ワクチンを使った種痘が強制される以前は、実際ほとんど知られていませんでした。

種痘を受けていない者の中には、がんの患者は一人もいませんでした。

5000年前に遡るこの宗教儀式は「強制予防接種」という名で現代によみがえったのです。

ワクチンについては詳しくは別記事でやってますので、

これらの医師会の儲けははかりしれません。

病院には行くな 超後進医療「現代医学」とは

現代医学は無能。一部除いて害悪

例えば大腸がん、25年前は大腸ポリープはすべて大腸がんになるというのが医学の定説で、大腸内視鏡検査でポリープが発見されればすべて切除されていました。

ところが、現在は、大腸内視鏡で通常発見される5ミリ以下の大腸ポリープはほとんどが大腸がんにならないことが証明されました。

そのため、5ミリ以下のポリープは切除しないで経過観察する場合も多いです。

ただし、ポリープの大きさが1センチ、2センチと大きくなるにつれて癌になる可能性が大きくはなります。

その一方でポリープにならない平坦な病変が癌になりやすいこともわかってきました。

実際、大腸内視鏡検査を長時間かけて厳密に行うと、約60%の人にポリープがみつかります。

この数字はほかの病気で死亡した人の大腸を調べた場合とほぼ同じです。

つまり、ほおっておいても、ほとんんどがんにはなりません。

同じようなことが前立腺がんについてもいえ、70歳であれば100人の内70人に前立腺がんがみつかりますが、この70人の内前立腺がんで死亡する人はほとんどおらず、肺がんやすい臓がんなどとはことなり、前立腺がんは名前にガントついていても人を殺すことは稀です。

ところが、古い情報しか持ち合わせていない医者はポリープは全部切除、前立腺がん早期発見で手術や放射線治療をすすめるのです。

「早期胃がん」と診断されると日本では胃を切除しますが、それは癌ではなく、欧米学会では「異型上皮」と呼び、食事を控えて休養で治します。

過剰医療の典型となります。

その結果、過剰医療による副作用で患者は苦しむことになります。

東大病院を初診で受信する患者の7~8割は検査しても異常はみつかりませんが、異常がないと診断されても、それぞれが苦痛を訴えています。

これはつまり現時点の医学の知識では人間の体に潜む異常を見つけられないということであり、現代医学は人間の病気の2~3割しかみつけられないということになります。

しかも、その2~3割の病気に対する知識も往々にして偏頗なもので、将来書き換えられる可能性が高いです。

要するに、現代医学は欠陥だらけなので、医者の言うことを妄信してはいけないのです。

現代医学が唯一優れいているのは、戦争で人体実験を繰り返した成果もあって「緊急医療」のみです。

「生きるか死ぬか」を扱うのだけ得意です。

夭折(ようせつ)といって、赤ちゃんや幼児が感染症によって命を落とす時代がありましたが、これを救済するのは得意なので、だから、現代医学を「妄信」している原因にはなっております。

身体内の環境が未発達の子供がウイルスや細菌との付き合い方を学ばないうちに宿主として適当ではなく死に至るというパターンです。

さらには、日々、超加工食品で身体を破壊してきた連中が、自然治癒では死に至る段階までいったときに薬物療法でその限定的な治療により死を免れるものの、副作用でほかの人体のパーツがボロボロになっていき、さらに薬を追加、ギリギリ、生かさず殺さずして医療業界が薬で儲ける状態を維持します。

毎日、薬を飲むようになれば、薬に依存し、精神科と同様に、薬の「牧畜」となります。

医療業界を妄信して、薬の家畜として不健康で一生を終えるか。

中国伝統医学の方が現代医学より明らかに優れている

といっても、現代(西洋)医学の進歩は目覚ましく、ウイルス、サイトカイン、遺伝子などの病気の原因究明、など年々、検査や手術の技術は進歩し、免疫学的検査や遺伝子検査、内視鏡手術やロボット手術なども頻繁に行われるようにないrました。

ただ、残念なことに西洋医学の治療で評価できるのは「悪くなったものは取ってしまいましょう」あるいは「古くなったものは新しいものと取り換えましょう」という部品交換的な発想の分野のみであって、薬などで根本的に治す治療に関しては全く無能です

そして、これについては今後も進歩は期待できません。

なぜなら、これまでも科学技術を駆使してきたさまざまな新しい治療法を開発してきましたが、それらは病気を完治させるものではなく、ほとんどが症状を抑えるだけの対症療法にすぎないからです。

西洋医学の治療は、体を病気になる前の健康な状態に戻すのではなく、症状を抑え、死ぬまで薬を飲み続けて体をコントロールしていくことしかできません。

実際、周知のように医療費は年々膨れ上がっております。

欧米の先進国なんかは、西洋医学の薬物・化学療法が、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病に対してそれほど治療効果が上がらないことが明らかになるにつれ、代替医療の利用頻度が急速に増加しています。

数多くある代替医療の中でも、中国伝統医学西洋医学と違って、患者の心身すべてを診る全人的な治療が可能です。

この医学は、五臓(心、肝、脾、肺、腎)の各システムを調和させることで、人体のシステムを病気になる前の健康な状態に戻す「根治治療」を前提としています。

しかも、その治療に対して膨大な数の臨床実験が行われていて、生活習慣病を始め、難病等に対する治療効果も明らかになっています。

殺人医療

1973年にイスラエル全土で病院がストライキに入ったら、奇妙な現象が起こりました。

エルサレム埋葬協会データによると、死亡率が半減して、1か月後に再会した途端元に戻りました。

ということは2人に1人は病院で殺されていることになります。

同じ現象が1976年にコロンビアのボゴタでも起こって、そのときのストは緊急救命医療だけはやりました。

それでも死亡率が35%減って、1か月後に再会したら、元に戻りました。

「がん検査」でガンになって死亡

がん患者を1000人殺して一人前

日本の内科医は1人平均1000人のがん患者を殺しています。

自治体などが行なうがん集団検診も病人狩りです。

胃がん検診は肺がんより6倍以上もX線被ばくで発がんします。

大腸がんは9倍以上でもはや、発がんさせるために検診しています。

集団検診をやめたら胃がん死亡率が6%から2.2%に減ったという笑い話があります。

肺がん検診を受けるほど肺がんになり、1.36倍肺がんで死に、総死亡率も高いです。

このチェコ・リポート(1990年)は国際がんマフィアに都合が悪いので、世界中のメディアも医学会も黙殺、封印しました。

新潟大学・岡田正彦教授(予防医学)は「あらゆる検診は受けてはいけない」と断言しています。

「あなたは末期がんであと数か月で死にますよ。でも、この薬を飲めば1年間生きられますよ」と言って、逆算して、いかにその人の財産を全部捕るか計算して、その間に毒殺します。

がん治療を受けると余命3か月、拒否すれば余命12年6か月。

カリフォルニア大学のハーディン・ジェームズ博士の報告は決定的でした。

日本ではがん患者の治療費は1人平均だいたい1000万円といわれています。

本人が負担しなくても、保険だ何だで、死ぬまでに結局1000万円ぐらいかかります。

日本のがん患者の1割は「CTがん」でがんを防ぐための検査で10人に1人が発がんします。

「1ミリがんを発見」のPET検査もペテンでがんの見逃し率は85%、おまけに扁桃腺炎や虫歯までがんと誤診していました。

認可されているのは日本以外では台湾、韓国のみです。

CT+PET診断は最悪で、X線被ばく量は2倍になります。

「がんで死んだ」と言われる患者の8割は超猛毒抗がん剤など、治療で「虐殺」さrています。

年間35万人のがん死者の8割、28万人は「人殺し医療」の犠牲者で、累計犠牲者は推定1500万人超です。

医療殺戮、人殺し医療、これが真実です。

副作用を理解できない・知らんふり医者の薬物療法

抗がん剤は、ただの猛毒薬

抗がん剤も2~3種類の複数投与グループは、1種類に比べて死亡率は7~10倍。

腫瘍が縮んでも喜べません。5~8か月で元のサイズにリバウンドします。

その理由はがん細胞の「反抗がん剤遺伝子」(ADG)が作動するからです。

農薬に害虫が耐性を持つのと同じです。

さらに抗がん剤は、がん細胞よりも免疫細胞を攻撃します。

だから「抗がん剤療法は有害無益」と米政府OTA報告でも認めています。

ペグイントロンという一番高い抗がん剤は1グラムが3億3170万円で利益率何万%です。

白血病は完全な医原病(医師の言動や患者に 対する態度や実施 された検査などにヒン トを得て 患者が自己暗示的に大変な病気にかかったに違い ないと錯覚する結果,患 者が疑 った疾患に似た症 状を起 こす もの)です。

とにかく徹底休養すれば治りますが、それを猛毒の消炎解熱剤や抗がん剤、マイロダーグなどで毒殺しています。

マイロダーグという市川団十郎を殺した超猛毒の白血病の治療伯は1グラム4800万円です。

抗がん剤のルーツはマスタードガス、シクロフォスファミドで、広島にある大久野島という毒ガス島で日本軍で1000トン単位で作っていたものです。

そこでは6500人の従業員が働いていたんですが、広島大学の研究によると、がんでばたばた死んでいて、がん死亡率は41倍で、肺がんに限ると50倍です。

ところが、戦後、医学界はマスタードガス(イペリット)をそのまま抗がん剤に変えています。

これをやったのはロックフェラーで、治療実験した医者はそれでノーベル賞を受賞しました。

1000トン単位で作った猛毒の戦争廃棄物をグラム単位で売って大儲けするなんていうのは完全に狂っていて、悪魔と死神です。

超猛毒で、原液を打ったら即死します。

それをみんな行列を作って打ってもらっています。

急に死んでは困るから、薄めて使っていますが、それでも死にます。

40倍、50倍の発がん死亡率がある大量殺戮の毒ガスを薄めて、がん患者に打っているわけです。

これは、731部隊の人体実験のデータを全部参考にしています。

どこまで打ったら死ぬか、どこまでなら死なないか。

そのほんの少し下でやっています。

もっと恐ろしいのはぜんそく薬で、それは有効量の3倍を投与したら死にます。

こんなのは個人差を考えたら毒薬です。

白血病治療薬マイロダーグは、投与すると90.5%が死にます。

もう生き地獄です。

医者を信用してはいけません。

医療のことはとことん調べれば調べるほどうそだらけです。

「夢の抗がん剤」の副作用

日本東洋医学会理事の、岡部哲郎医師の話です。

肺がんの治療薬「イレッサ」は開発当初「夢の抗がん剤」が、がんの専門医が書いたという新聞記事によって紹介されました。

副作用も少ないと、日本でいち早く新薬として承認された抗がん剤です。

上皮細胞成長因子(EGF)の受容体拮抗剤で、いわゆる分子標的治療薬の先駆けである「イレッサ」、EGFは上皮細胞に存在し、その増殖成長を促進する細胞成長因子です。

だから、イレッサを使えば、がん細胞だけでなく、当然、これらの臓器組織に副作用が起こることは予想できるのですが、

マスコミの影響からか、末期肺がん患者の強い希望もあり服用してみたところ、入院中、副作用は一切認められませんでしたが、退院して1か月後に容態が激変し食欲が全くなくなりました。

イレッサ」を中断し、種々の胃腸薬を処方しましたが、食欲は改善せず、その方は3か月後に亡くなりました。

海外で欧米人を対象に行われた当時の臨床試験のデータでは、胃腸障害は1%以下だと記載されていました。

のちに日本で多数の患者に使用され、その結果が公表されてみると、日本人の場合、胃腸障害の発言は15%程度と非常に高いことが分かりました。

人種により副作用の発言の程度が異なることがある。

つまり、問題は、イレッサの日本人に対する副作用を調査しないで、あるいは、調査した結果を医師に広報しないで安易に使用を許可したことにあります。

がんの専門医としての必須条件は、抗がん剤の副作用を熟知して言うることですが、日本の多くの専門医は、薬の効果ばかりに重きに置き、副作用のことはおざなりになります。

そんなこと当たり前ではないかと思う人も多きかもしれませんが、驚くことに専門医の大半は各製薬会社から出されている薬の添付文書を読んでおりません。

高血圧の治療でよく使われている薬に、アムロジピンベシル塩酸があります。

その添付文書をみると、開発時及び6年間の調査で1万①5⑦8人中、何らかの副作用が見られたのは529人(4.57%)、その副作用も、肝機能障害・黄疸、血小板減少、白血球減少、房室ブロック、むくみ、ほてり、動機、めまい、ふらつき、頭痛、便秘、王と、発心、倦怠感、味覚障害、勃起障害、視覚異常など多岐にわたっています。

専門医が「ノルバスク」の副作用の情報を知らないで、あるいは知ろうとしないで処方します。

医師が知らないのだから当然のこと、患者に副作用としてどんな症状が起こる可能性があるか、伝えられるはずもありません。

その結果、服用後、異常な症状が出ても、商法薬の副作用だと気が付きません。

もし、便秘になったら、医師は更に便秘薬を処方し、排尿障害が出たら泌尿器科の専門医を紹介するでしょう。

「ディオバン」は承認時まで臨床試験556例中、自他各症状が68例(12.2%、臨床検査値以上が58例(10.4%)計120例(21.6%)に副作用が認められています。

大学の医学部の教科書に書かれているのは、病気の原因、病態、検査法、診断に関してのみです。

治療に関しては、治療効果のある薬物が羅列されているだけで、薬物の作用機序(薬物が生体に何らかの効果を及ぼす仕組み、メカニズム)、使用方法、具体的使用例、副作用などについては非常に貧弱な記載しかありません

つまり、治療学が存在しないのです。

皆さんは、まさか現代医学は風邪にさえ治療法がないとは思っていないでしょう。

しかし、事実はそうなのです。

専門医自身も治療学を構築しようと思っておりません。

では、大学病院などの専門医たちは何を行っているのかというと、それは病気の原因究明、病気が形成されるメカニズムの解明(遺伝子、免疫、酸素、サイトカイン、神経伝達因子、成長因子など)、それに対する治療薬の開発などです。

そして、ほとんどは治療薬は、部分的、一時的な解消に過ぎず、副作用が発生するものばかりで根本治療に至っているのか謎です。

そのおかげもあって、現代医学は、アルツハイマー病、脳梗塞心筋梗塞膠原病、がんなど、西洋医学では「治療法がないとされている難病」が盛りだくさんです。

薬物療法以外は保険適用外で弾圧

ドイツ医学で、化学物質を作るグループが化学物質を売るために自然由来のものを禁止にするキャンペーンをやりました。

例えば、医者が出している薬の3割ぐらいはアヘン由来の化学物質ですが、アヘンそのものを禁止にします。

たしかに、アヘンは中毒者とか色々な問題があったかもしれませんが、どんなに吸い過ぎても死にことはありません。

しかし、アヘンから快楽を起こす物質を抽出してヘロインを作ったわけです。

それで人が死んだりするけれども、特許を取って売り出しました。

大麻も同様に、何前年も前から医者は大麻エキスを色々な病気に使っていたのですが、それを禁止にするために3000人の医者を逮捕して、やっとつかれなくなりましたが、今またアメリカの医療で使いだしています。

天然由来のものはすべて禁止して石油由来の化学物質にシフトして、ロックフェラーの石油利権が製薬利権を抑えたわけです。

その他、漢方や鍼灸も弾圧、ヨーロッパだと、食事療法や整体療法も弾圧されました。

マッサージ、カイロプラクティック、サイコセラピー、メンタル療法、ホメオパシーなど自然治癒力をサポートして病気を治す伝統的なテクノロジーは全部弾圧され、薬物療法だけが生き残りました。

金融マフィアと組んで、まず保険対象外にし、給料から天引きして強制的に保険料を取って、自分たちの息のかかった殺戮医療マフィアにだけお金を回す仕組みを作っていきます。

日本では国民皆保険によって伝統療法や本当に病気を治す奴は保険適用にしません。

これに関しては、完全に憲法違反ですが誰も気づいておりません。

医者はガチの人殺し・高齢者毒殺マニュアル

日本政府は7000万人まで人口を減らすように目標を課せられたという内部告発を、竹下登(元首相)の側近がしています。

というわけで厚生労働省にも圧力をかけて清涼飲料水、化粧品、洗剤等々、あらゆるものに不妊になったり生死が減る物質を入れたりしました。

病院に対しても「高齢者毒殺マニュアル」が配布されます。

埼玉のK病院に入っていたH・S子さんという84歳のおばあちゃんの場合、特別養護老人ホームと病院がダッグを組んで、老人ホームはいる時に理事長が預金通帳と判子を取り上げます。

おばあちゃんが返してくれと言うと「このおばあちゃんは認知症で取られ妄想だ」とつっぱねます。

新聞も読んでいるし年賀状も書いている、頭のいいおばあちゃんだったのですが、向精神薬を拒否すると、おかゆの中に入れて、不眠症になってだんだんおかしくなっていきます。

すると、認知症だということで、さらに薬漬けにしていきます

「そろそろ殺すか」という段取りになると、肺炎ということで提携病院に送り込みます。

咳もしてなければ熱もないし、酸素飽和度を調べると99%でパーフェクトで異常なし。

それでも肺炎だとうそをついて入院させます。

恐ろしいのは、診断する前にすでに1週間の投薬リストがちゃんとあり、そして、26種類のまされます。

結局、このおばあちゃんは17時間後に白目を向いて死んでしましました。

Hさんの娘は、医療被害を防ぐために、第一に医薬品添付文書を手に入れ、その後、弁護士に頼んで証拠保全手続きを取りました。

膨大な資料を手に入れて、支援者がネットで徹底的に調べたら、これは殺意があるということがわかりました。

内科医の内海聡先生に意見書を書いてもらったんですけど「これは確実に殺人ですよ」と言われました。

殺人には1アタック、2アタック、3アタックがあって、必ず死ぬ仕掛けがあります。

最初のアタックは高速点滴です。

高齢者は最低で1日1.3リットル、マキシマムで1.6リットル、平均で1日1.5リットル以上点滴すると命にかかわります。

体の中に過剰な水分が入ると、肺に水が溜まって肺水腫を起こすします。

要するに体の中でおぼれて死んでしまいます。

Hさんは、半日で5.7リットルぐらい点滴されていました。

遺族は警察に連絡したけれども、民事不介入だとつっぱねられました。

それで遺体を焼却するのを待ってくれ、解剖してくれと頼んだけれども、病院側は証拠隠滅のために焼いてしまいました。

お年寄りが危なくなると、それっとばかりに薬をバンバン入れて、点滴をガンガンやります。

死ぬとわかったら稼ぎ時で、ここぞとばかり薬を入れるわけです。

稼ぎ時でなくて殺し時です。

Hさんの場合はもっと恐ろしいことが分かりました。

処方された26種類の薬は、全部併用禁忌の薬でした。

一緒に取ると極めて危険という組み合わせの薬ばかりでした。

これhK病院のような金もうけだけの頭の緩い病院では考えつかず明確に殺意がなきゃできない処方です

毒殺マニュアルがあったと判定したのは、肺炎と言っていながら酸素飽和度の検査をやっていることです。

自分たちの言っていることを否定する検査を一生懸命やっている。

彼らは意味も分からず、ただ「毒殺マニュアル」に従って投与します。

死後、預金通帳には200何十万に減っており、おかねがなくなったら即座に殺されるわけです。

臨終間近になると連絡するのか、亡くなったらすぐに葬儀社と坊主が来て、家族7人だけでひっそりとお葬式を上げたのに、その請求額が200万円。

Hさんはクリスチャンなのに、内訳を見たら戒名代とあります。

このように、老人ホームや精神病院、K病院、葬儀社、坊主、と全部毒殺マニュアル連携システムができており、預金通帳は空っぽになります。

名ドクターのゴッドハンドによる手術で、患者の状態が悪化

とある60代の女性は、ひどい腰痛、下肢の痛み、しびれなどを抱えていました。

脊椎にある脊柱管という神経を囲んでいる管が狭くなって、脊椎や神経根を圧迫する「脊柱管狭窄症」と診断されていました。

数か月前に腰痛、臀部痛、下肢痛、しびれが出現したため、某有名病院の高名な整形外科医の診療を受け、手術をしたといいます。

ところが、手術でよくなるどころか、すべての症状がひどく悪化し、歩くのも困難になってしまいました。

それなのにもかかわず手術の執刀医はこういったといいます。

「手術は完ぺきにしえこうしたので、手術後になぜ症状が悪化したのか分からない」と。

残念ながらこういったケースは稀でありません。

語っとハンドの整形外科医は、腰痛の変形を手術で治せば痛みが治まると考えたのであろう。

MRIでみると骨が変形しているのは確かでした。

だからといって、これが神経を圧迫して腰痛や下肢痛、しびれを引き起こしているかっく省都はなりません

骨の変形はあくまで状況証拠にすぎません。

それを痛みの原因とするのはゴッドハンドの想像でしかありません。

変形した脊椎を動かした時、神経を圧迫して痛みが起こるかどうか実験証明してみなければ腰椎の変形が原因だとわからないのです。

西洋医学の病理学は「死体解剖学=病気の原因は形のあるもの」という考えがベースになっていて、眼に見えない者は原因とみなしません。

また、物質として検出できない者は原因としてみなしません。

つまり、西洋医学ではMRIで脊椎に変形があり、それ以外に目に見える原因が見当たらないので、脊椎の変形が原因だろうと推測しているにすぎません。

実は、何ともいい加減な医学なのです。

ところが、実際は、脊柱管を構成する組織やその周囲の組織には、結合組織、リンパ管、細い血管、筋肉、けん。末梢神経など、いろいろな組織や細胞が存在します。

リンパ管にはリンパ液が一定の速度で流れていて、血管内には血液が絶えず流れています。

たとえば、体内外の何らかの原因dねリンパ液や血液の流れが障害されると、リンパ液や血液の鬱滞が生じ、その周囲が浮腫む。この浮腫がさらに毛細血管やリンパ管を圧迫して血流障害を引き起こし、血液の不足によって酸素が細胞に供給されなくなると、痛みが起きるというメカニズムが働きます。

腰を温めると痛みが軽減するのは、暖めると血液が増加するためです。

このような原因で痛みが起きているのであれば、いくら腰椎の骨を手術しても症状はよくなりません。

それどころか、手術によって脊柱管周辺の血液やリンパ管が切断されるため、さらに血流障害が増悪することも考えられます。

実際、この患者の場合、手術により、腰痛、下肢痛、しびれが著しく悪化して歩行困難になったと考えられます。

すなわち、手術によって脊柱管狭窄症がひどくなってしまったわけです。

ゴッドハンドであればあるほど、手術の完璧性にのみ目がいってしまい「痛みを引き起こす原因が骨だけではない」ということを頭の片隅に置こうともしません。

この女性は、中国伝統医学の診断に基づいて、浮腫を取り、血流を改善する治療を行ったところ、症状は軽快し、無事歩けるようになりました。

詐欺健康診断

降圧剤を処方させるために健康な奴も高血圧診断

2010年の国民健康・栄養調査によると、高血圧と判定された人は30歳以上の日本人男性の60%、女性の45%にも上り、その数は約4300萬人。

何と国民の3人に一人は高血圧ということになります。

高血圧と診断されると「血圧を下げる努力をしましょう」と医師から食事の塩分を減らすぢ層を受け、その数値によっては、降圧剤を処方されます。

水銀式血圧計を使って血圧を正確に測定する方法が考案されたのは1905年のことで考案したのはロシアの外科医、ニコライ・セルゲヴィッチ・コロトコフです。

その後まもなく、アメリカのある保険会社が「血圧が高いほど死亡率が高い」という事実に気がつき、心筋梗塞脳卒中との関連が推測されたため、1911年、この会社では生命保険加入時に欠悪測定を推奨し、予後を調査し始めました。

現在、整形保険に入るときは血圧測定が義務になっていることが多いですが、その慣習が始まったのはこのときからです。

その後「レセルピン」という血圧を下げる薬が開発され、血圧が急激に上がり危険な症状にある患者に投与されました。

しかし、血圧が急上昇して危険な状態になり、救急車で病院に担ぎ込まれるというケースは非常にまれです。

だから、その後、現代の代表的な高血圧治療薬の一つであるサイアザイド系利尿薬が開発されてもほとんど売れませんでした。

困ったのは製薬会社で、高名な循環器科の専門医に相談しました。

すると、その医師は思いもよらない儲け話をアドバイスしました。

「君、降圧剤を売るのは簡単だよ。脳卒中の予防という名目で、血圧が高めな人全員に降圧剤を出せばいい。降圧剤は高血圧を抑えているだけで、高血圧が治療するわけではないから、血圧が高めの人は、一生涯この薬を飲むことになる。誰でも年齢とともに血圧は上がるし、予防であれば健康な一般人が対象になるから、人類の大半がその対象になる。長期間にわたり、莫大な売り上げと利益が得られるだろう」

こんな具合にして、現在、予防という名目で、多くの人が永遠に降圧剤を処方されることになりました。

当初、高血圧の基準値が定められたのは、脳の血管が破れることによる脳出血を防ぐ目的でした。

しかし、現代日本人の栄養状態は過去と比べて大幅によくなっており、血管も非常に丈夫になっているため、1950年代は脳卒中の9割以上が脳卒中を締めていまいたが、2005ねんになると、脳出血が25%、脳梗塞が63%おt、脳出血は大幅に減少しています。

にもかかわらず、高血圧の基準値はどんどん厳しくなっていきました。

1978年までは上(収縮期血圧)180mmHg以上/下(拡張期血圧)100mmHg以上(以下、単位は略)だったのに、旧厚生省の海底で上160以上/下95以上となりました。

2000年以降は日本高血圧学会が決めたガイドラインにより、上140以上/下90以上に改訂され、現在に至ります。

つまり、70年代までは180以上にならないと高血圧といわれなかったのに、今140以上で高血圧と診断されます。

高血圧と診断されると、多くの人の降圧剤が処方されます。

さまざまなトリック

降圧剤に関しては1967年、アメリカ退役軍人グループによるものを皮切りに世界各国で多くの比較臨床試験が行われ来ました。

この場合の比較臨床試験とは、対象者を2つのグループに分け、片方には降圧剤を、もう一方にはプラセボ(偽薬)を服用してもらい、グループごとにデータを集積して両者を比較し、その効果を評価する試験です。

その際、効果の評価に使われるのが「統計学的有意差」です。

有意差があるかどうかを調べるには、降圧剤群とプラセボ群の間で死亡率などを比較し、その差が偶然得られる確率を計算します。つまり、両者の差が偶然による誤差の範囲内なのか、それとも誤差では済まされない、何か意味のあるものなのかを判定します。

その判定の基準になるのが有意水準で、通常は0.05、0.01、0.001のいずれかが用いられます。

どれを用いるかは、統計的解析の前に決め、それより確率が低い場合、有意差があると判定します。

例えば、有意水準を0.05と設定し、両軍の差がP=0.04だったとすれば、有意差ありとなります。

ここで注意してほしいポイントがあります。

統計学的な有意差は、必ずしもその治療は臨床的に意味がある、有用であることを示すものではない、ということです、

統計学的な有意差=臨床的有意差」という認識は、血圧の場合でいえば、血圧を十分下げれば心血管リスクから解放されるという誤った印象を与えてしまう恐れがあります。

裏を返せば、それが狙いで比較臨床試験を行っているともいえます。

最初の降圧剤の比較臨床試験は、アメリカ退役軍人グループを対象としたベテランズアドミニストレーションスタディーで、1967年に世界で最も広く読まれている医学雑誌『JAMA』に発表されました。

大正は下の血圧が115~129の重傷高血圧患者(男性)143人。

この研究で、降圧剤を投与したグループの方が死亡数も重症合併症を起こした人も有意に少なかったため「降圧剤で高血圧を治療すれば死亡率を低下できる」という医学の常識ができてしまいました。

しかし、この臨床試験の内容をよくみれば、真実は違うことに気が付きます。

まず、対象者が問題です。

下の血圧が115~129と言えば、生命の危険にさらされている極めて重症な高血圧患者です。

つまり、高血圧で死にそうな重症高血圧患者の血圧を下げるのだから、死亡率が下がるのは当たり前です。

あえて言わせてもらえば、極端な症例に対する効果をもってして一般的な高血圧にも有効であるような印象を与えます。

これはさくらであり、いわゆる「チャンピョンデータ」です。

チャンピョンデータとは、医学や科学の世界で嫌われる「都合の良いデータ」という意味です。

その後、1977年のUSPH研究、1980年のOSLO研究、1993年のTOMAS試験と、軽症高血圧患者を対象とした様々の降圧剤の比較臨床試験が行われてきました。

OSLO研究では降圧剤には脳卒中を抑える効果があるという報告がありましたが、心血管イベントの発症率に関してはいずれの臨床試験でも有意差は出ませんでした。

これで分かるのは、重症高血圧でない場合、降圧剤に心血管イベントや脂肪を予防する効果はあまり期待できないということです。

ここで介入比較臨床試験の結論に登場する「心血管イベント」について触れておきます。

降圧剤による治療効果を見るときに用いられるものですが、脂肪、心筋梗塞脳卒中といったエンドポイントと「心血管イベント(狭心症心不全悪化、心不全狭心症による入院、一過性脳虚血発作など)」などのエンドポイントで、エンドポイントとは治療行為の有効性を示すための評価項目です。

この2つのエンドポイントは違います。

まず、重要度が違います。エンドポイントは患者、医師両方にとって重篤な状態ですが、後者はそこまでではありません。

客観性も違います。

前者は客観性に判定しやすいエンドポイントですが、後者はそもそも定義が難しい上に判定には主観が混じり、厳密さをかけます。

問題なのは、客観性に乏しく重要度が低いエンドポイントほどよく発生するということです。

そして、ほとんどの降圧剤の臨床試験の報告で「心血管イベント」のようなエンドポイントで生じた差が結論として強調され、実際の死亡率を減らすわけではないのに、あたかも治療によって心血管死亡が防げるような錯覚を与える、このような報告をうのみにした専門家は故意か過失かわからないが、これらの論文を振りかざし、高血圧治療の顔度ラインを作成しています。

このように曖昧な心血管イベントの罠にかかることなくデータが示す真実を見極めていくと、

降圧剤の脳卒中の予防効果は高血圧の重症度によってことなることがわかります。

下の血圧が110以上の重傷高血圧では、降圧剤の脳卒中予防効果は明らかですが、軽症になると予防効果はそれほどではなくなります。

したがって、医師は目の前の患者が下の血圧が110以上の重傷高血圧なら迷わず降圧剤を処方するべきでしょうが、軽症の場合は、必ずしも降圧剤を処方する必要はありません。

むしろ、脳卒中の中で、脳出血よりも脳梗塞が増加している現状を考えると、軽症高血圧で降圧剤を処方する必要のあるケースは更に少ないでしょう。

しかし、現状では、健康診断で上が140以上、下が90以上で高血圧と診断され、降圧剤を処方されることが多いのです。

一方、心筋梗塞に関しては、ほとんどの臨床試験で、脳卒中ほどはっきりした予防効果は認められていません。

したがって、通常は心筋梗塞の予防のために降圧剤を投与する必要はないと考えあっれます。

血圧は下げ過ぎると危険

2010年TNT試験では冠状動脈疾患の既往を有するLDLコレステロール値が正常な高血圧患者約10万人について、プライマリアウトカム(冠状動脈疾患死亡、非致死性心筋梗塞、心停止、脳卒中)の発生を調査しました。

その結果、発生数が最小になったのは血圧が146・3/81・4で、これよりも低くても高くても増加しました。

INVEST試験では、冠動脈疾患合併高血圧患者2万2576人を追跡していますが、下の血圧の低下が進行した群で、全死亡と心筋梗塞のリスクが増加するJカーブ現象が発生しました。

2013年には血圧を下げ過ぎると膿萎縮が進行するという報告も出されています。

心血管疾病や脳血管疾患など動脈硬化性疾患を有する663人の患者に対し、降圧剤で下を70以下に下げた場合は、90以下とひっかくして膿萎縮が起こりやすかったといいます。ただし、下が90以上の場合は、血圧を下げた方が脳萎縮の進展を抑制しました。

2014年その影響で、高血圧治療ガイドラインは改訂されました。

血圧地の分類について変更はありませんが、してき血圧(120/80)、正常血圧(120~129/80~85)、正常耕地血圧(130~139/85~89)をまとめて「正常血圧」と総称していましたが、120~129/80~85を指す正常血圧との混乱があったため、これらの総省は「正常域血圧」に改称されました。

若年・中年の高圧目標が130/85未満から140/90未満に変更となりました。

こうして改訂がなされたのはいいが、これが高血圧の治療にあたる医師全てに浸透するには10年くらいかかります。

それくらい、世の中には欠陥医学をちょっとだけ修正した最新欠陥医学にアップデートしようとしない不勉強な医師が多いです。

操作されるコレステロール値のデータ

臨床医学雑誌の最高峰である「NEJM」に発表された論文を紹介します。

臨床試験の対象は、血清コレステロール値が平均272mg/dlの45~64歳の男性患者6595人、

高脂血症薬「プラバスタチン」によって心筋梗塞しを減らせるかがこの論文の中核です。

「プラバスタチン」党よ群では3293人のうち、心筋梗塞に夜死亡数は38人(1.2%)

これに対し、ぷらせポ群では3032人のうち52人(1.6%)。

このデータは一見、「プラバスタチン」投与は心筋梗塞による死亡を減少させたように見えますが、統計学上では死亡率に有意差はありません。

すなわち、「心筋梗塞死を減らせるか」というテーマに関しては実証できませんでした。

唯一、統計学的有意差が出たのは、心筋梗塞発作を起こした数人+冠状動脈疾患で死亡した人数に関してです。

プラセボ群は3032人中死亡数218人(6.6%)、プラバスタチン投与群は3293人中死亡数150人(4.6%)で、その差は68人(2%)

しかし、何故2種類のイベントの人数を足し算する必要があるのでしょうか。

このへんてこりんなデータ操作をもとに、統計学上有意に心筋梗塞発作が減少したと結論付けているのです。

また、心筋梗塞で死亡に至らなかった症例に関しては、本当にすべてが心筋梗塞であったかどうかも疑わしいです。

なぜなら、この論文では、心筋梗塞であるかどうかの診断は心電図検査しか行われていないからです。

心電図をいかに厳格に読影しても、偽陽性偽陰性も多々あります。

怪しいケースもあったはずです。

心臓の超音波検査、心筋シンチグラムなど様アマナ検査で確定診断したわけではありません。

この論文の中で、心筋梗塞が疑われる症例を含めた分析では、死亡例でも非死亡例でも有意差はありません。

心筋梗塞の曖昧な診断をもとに「プラバスタチン」投与は、心筋梗塞による死亡を減少させるというのは恣意的な誤った結論になります。

そのうえ、男性のみの、年齢が45~64歳の患者という限定的な集団に対する臨床試験の結果であることにも問題があります。

にもかかわらず、「プラバスタチン」投与は、心筋梗塞による死亡を有意に減少させたと断定しています。

なんとまぁ、ずいぶんと都合のよい解釈でしょう。

「最初に結論ありき」と疑われても仕方がありません。

同じような論文が「JAMA」にも発表されています。

対象は血清コレステロール値の平均値が221の5608人の男性と997人の女性。

高脂血症薬「プラバスタチン」を投与し、致死性、非致死性心筋梗塞、不安定狭心症、突然の新増資の発祥を予防できるのかを検討しています。

いずれかの病気を発症したのは

「プラバスタチン」投与群で3304人中116人、プラセボ群で3301人中157人。有意差ありです。

このデータを根拠に「プラバスタチン」は有意に急性の冠状動脈イベントを減少させると断定しています。

しかし、イベントが増えたのは、3301人のうち41人(1.2%)にすぎません。

しかも、一つ一つのイベントに関しては頻度が減ることなく、統計学的有意差はありません。

しかも、一つひとつのイベントに関しては頻度が減ることなく、統計学的有意差はありません。

最も重要な心筋梗塞に夜死亡数に関しては「プラバスタチン」投与群で11人、プラセボ群で15人と統計学的有意差はなく、予防効果は認められません。

そのほかの心臓疾患においても同様です。

このイベントの足し算のデータのみを根拠に、高脂血症薬「プラバスタチン」の心臓疾患の予防効果を断定しています。

コレステロール値は高すぎても低すぎても死亡率が上がる

2002年、コレステロール値を薬で下げると、どのような病気の死亡率が低下する課、日本で大規模な臨床試験が行われました。

コレステロールを下げると、むしろ死亡率は上がる…あなたの健康 ...

4万7294にんの高コレステロール血症の患者に対して、6年間高脂血症薬「シンバスタチン」を投与し、心筋梗塞脳卒中、がんなどの死亡率とコレステロール値の関連を調査しています。

その結果、総死亡率が最も低いのは、総コレステロール値が180~259の人で江下。

一方、180未満と260以上では、総死亡率は有意に増加しています。

つまり、総コレステロール値が低すぎても、高すぎても死亡率は上昇します。

悪玉コレステロール・LDL値はというと、80未満と200以上で総死亡率は統計学上有意に上昇しています。

そして、中性脂肪の値と総死亡の関連ですが、値が高くなるにつれて上昇しますが、統計学有意な増加ではありません。

要するに、中性脂肪値が高くても総死亡率は増加しません。

死ぬ確率は増えないことになるということです。

※総コレステロールとは、血液中に含まれるすべてのコレステロールの総量であり、総コレステロールは、HDLコレステロール値とLDLコレステロール値、中性脂肪値の1/5の合計値で算出されます。

では、日本のコレステロール値の基準はどうなっているのかというと

〔表1〕 脂質異常症診断基準
LDL コレステロール 140mg/dL以上 高LDL コレステロール血症
120~139mg/dL 境界域高LDL コレステロール血症**
HDL コレステロール 40mg/dL未満 低HDL コレステロール血症
トリグリセライド 150mg/dL以上(空腹時採血* 高トリグリセライド血症
175 mg/dL以上(随時採血*
Non-HDL コレステロール 170mg/dL以上 高non-HDL コレステロール血症
150~169mg/dL 境界域高non-HDL コレステロール血症**

 

日本人を対象としたこの報告に準ずれば、脂質異常症の診断基準としては、LDLコレステロール値は160以上、中性脂肪値は300以上が順当ですが、

LDLコレステロール値は140以上、中性脂肪値は150以上で、どのような根拠で基準値を決定したのか大変理解に苦しみます。

一方、米国心臓病学会のガイドラインではLDLコレステロール値は180以上を基準にしています。

日本医療は糞

降圧剤でも、高脂肪血症役の知見でも、患者を均一集団として行う大規模臨床試験の結果を唯一のものと妄信することで、患者の医療被害は留まることをしりません。

たとえば、目の前に高血圧の人がいたとします。

しかも、強い精神的ストレスにさらされていて不眠症だとします。

この人に降圧剤を投与した場合、非常に危機が悪い上に、副作用が強く出ることが予想されます。

なぜなら、この人は精神的ストレスにより交感神経系が過度に緊張興奮しているからです。

交感神経の興奮は血圧をあげる一つの原因であるため、降圧剤は効きにくいです。

逆に、あまり精神的ストレスにさらされていない人の場合は、降圧剤がよく効くだろうし、副作用も少ないでしょう。

このように、同じ病名でも治療の仕方は個々に合わせて変える必要があります。

ところが大多数の患者は、大規模臨床試験の結果や治療ガイドラインを鵜呑みにした専門医に教科書やガイドライン通りの薬を飲まされているのが現状です。

必要な人に必要な薬を出し、必要でな人には薬を出さない、その当たり前すらえきないのが今の日本の医療の現状です。

ガン治療はぼろ儲けできるから完治しない

1966年に、ドイツのオットー・ヴァールブルク博士が有名な「ガンの主因と予防」という講演の中でこの原因をあきらかにしています。

「手短に言ってしまえば、がんの主原因は正常な細胞における酸素呼吸が糖質の発行に置き換わってしまうことにある。身体のすべての正常細胞は、そのエネルギーを酸素呼吸によって満たしている。ところが、がん細胞は、エネルギーの大部分を発酵(酸素を必要としない呼吸過程)によって得ているのである。すなわち、全ての正常細胞はこのように『偏性好気性』細胞であるのに対し、すべてのガン細胞は不完全な『嫌気性細胞』である。酸素は植物や動物においてはエネルギーの供給源であるが、がん細胞ではこれが排除され、もっとも下等な微生物のエネルギー生産過程、すなわちブドウ糖発酵にとって変えられるのである。『嫌気性』を基礎にすれば、癌という恐ろしい病気を取り除く本当のチャンスが与えられるのである」

「今日では『ガンとはどのような病気であるのか分からない』などとは誰も言えない。それどころか『ガンを防止するため、これ以上のことはできない』という言い訳ももはやできない。がんの防止をどれだけ長く妨害しておけるかは、不可知論者が、がんの研究領域に科学知識をどれだけうまく適用させないで置けるか、にかかっている。それまでのあいだ、何百人もの人々が必要もないのにガンで死んでいくことだろう」

死亡促進のガン手術

ガン細胞は不完全な『嫌気性細胞』であることがわかっているにもかかわらず

現代医学のがん治療法は「切る・叩く・焼く」治療法です。

手術・出血・薬品大量投薬、それに加えて訳の分からない放射線照射治療だけが頼りの治療法です。

これがアロパシー医学の殿堂で行われているせい高水準の治療法の実態です。

1920年代、ロックフェラー財団JPモルガンの財源から米国がん協会は設立し、当初から、米国医師会のやり方に追随し、医師会と同じく「下院議員」という理事会を持ちました。

1950年代には「偽医療対策委員会」を設立、委員会は後に「ガン管理新法式検討委員会」という名前に変更します、治療ではなく管理です。

理事会が承認していない治療法や「切る・叩く・焼く」以外のがんの治療法に対してなんのためらいもなく「偽医療」というレッテルを張り続けました。

1976年米国がん協会ACSの理事はうち少なくとも18人が銀行の役員で、教会の総資産は1億8100まんどるにもなっていました。

出資金総額の内、42%にあたる約7500万ドルが、この理事会メンバの関連銀行に保管されます。

1975年の予算報告によると、教会の管理費用は全体の57%で、研究費は2900人の職員の人件費よりも少なかったのです。

カリフォルニア大学バークレー校の医療物理学教授ハーディん・ジェームズ博士は

1969年に米国がん協会主催の科学記者会議で演説し「もっとも症状の重いがん患者はたいてい『手術不能』と診断され、故意に治療をせずほったらかしにされる」と暴露、

さらに

「症状が重いためにほったらかしにされた患者の方が、症状が軽くて治療を受けた患者よりも、実際生存期間は長くなっている」

ラルフ・モス博士は、スローン・ケタリング付属のメモリアル病院のでよく使われる手術方法を公表しました。

頭部または顎部にあるガンは「コマンド」と呼ばれる手術を受けます。

患者の顎を完全に取り去ってしまう方法です。

膵臓癌は、腫瘍のある腺の周辺組織をほとんどすべて切除します。

しかし、このようなあら治療にもかかわらず、5年生存率は手術を受けない場合と同じでわずか3%です。

1948年アレックス・ブラウンシュワイク博士は「臓器全摘除術」と呼ばれる手術法を開発しました。

この方法は、すべてを切除摘出するものでブラウンシュワイク博士自らこのくりぬき手術を「野蛮で残忍な手術」と呼んでいます。

ガンを取り除くために腫瘍にメスを入れると、かえって体中にガンが広がってしまうということはかなり以前から知られていました。その手術自体が腫瘍を致命的な鋳物にしてしまうからです。

このような事実があるにもかかわらず米国がん協会はがん治療としては失敗した方法をすべて支持し続けています。

1953年から57年にかけて、12人の患者が腎臓障害を引き起こす投与量を測定するためにウランを注入されました。

1963年から71年には、オレゴン州立刑務所の67人の囚人とワシントン州立刑務所の64人の囚人が、人間の生殖能力に与える放射能の影響を調べるために睾丸にX線を浴びせられました。オレゴン州立刑務所の実験で生殖器に照射したX線の1回の照射線量は600レントゲンでした。

一般人の年間許容線量は5レントゲンです。

他にもいろいろありますが、このような無意味な研究プログラムのために何十億ドルもの資金を浪費し続けました。

べセズタの国立衛生研究所NIHの近くにある74私企業が、ウイルス研究を行うために、実際の144%に相当する水増し経費と9%の利益を政府に要求しました。

「実際には、食品医療薬品局FDAによって現在、がん患者への仕様及び試験が認められている抗がん剤のすべては、ラットやマウスの実験によると、著しい免疫抑制作用をもたらす有毒性と高い発がん性を持っている。そのため抗がん剤それ自体が、逆に様々な臓器にガン腫瘍を作り出すのである。

抗がん剤の副作用は治療を受けた多くの患者によって生々しくあらわれました。

放射線やガン治療の選択肢の一つとして未だ残されていますが、

メモリアル病院ではがん患者の70%に放射線治療を施し、年間50万ドルの治療費を受け取っています。

現在では、11000人に外科手術を、65000人に放射線治療を行っています。

ワクチン打ってがんになる

最近では、世界規模による殺人医療が炸裂しています。

シャレにならないのは、無知だと知らぬ間に死ぬんです。

ワクチンのことに関しては当ブログで何回も取り上げていますし、

これはまた長くなりますので別記事です。

ワクチンビジネスで世界人口削って大儲け!ウイルス「ばら撒き」の歴史 - 働いたら負け

精神科は人間家畜

こちらも別記事でやっております。

精神科なんてものは特にひどいジャンルですね。

患者と医者による『詐病』と『飼い殺し』のライアーゲームを展開しろ!【ヤバい精神医学】 - 働いたら負け

中国伝統医学と現代医学比較

心身一如の治療

中国伝統医学の健康観としては、快淡虚無な生活をすれば無病息災、元気で100歳まで健康に生きられるとしています。

快淡虚無とは私心なく物事にこだわらずあっさりしていることを示し、道教思想の根底をなします。

病気になる原因は大きく3つに分類されます。

内因:

内因とは、人間自身に生ずる原因で、七情、すなわち、人間の心に生ずる喜・怒・思・憂・悲・恐・驚の7つの情緒変化です。

これらの感情が強すぎたり、長期間続いたりすると、五臓を傷つけ、さまざまな病気を引き起こします。

・喜びは気を緩ませ、心神を傷つける

・怒りは気を上昇させ、肝を傷つける

・憂いは気をちぢませ、肺を傷つける

・思いは気をふさぎ、脾を傷つける

・悲しみは気をなくして、肺を傷つける

・恐れは気を下降させ、腰がぬけて腎を傷つける

・驚きは気を乱れさせ、腎を傷つける。

中国伝統医学でいう五臓(肝、心、脾、肺、腎)は、精神活動を含めた心身システムです。

たとえば肝は、上道や意欲を司る脳・神経系を含む機能単位、すなわち肝システムです。

肝=レバーと思いがちですが、そうではありません。

この誤解が生まれたのは、江戸時代に杉田玄白が人体を解剖した時とき、オランダ語のレバーを肝と翻訳したことに始まります。

しかし、中国から伝来した医学書の言う所の肝は、神経系の作用を中心とした機能単位のことを指します。

もちろん「血を貯蔵し、栄養を供給する」という肝臓の機能もありますが、ほかに「神経活動を司り、精神を安定させる機能」なども含んでいます。

同様に、心は「血液を循環させる」という心臓の機能に加え、こころの作用にかかわる中枢神経系の機能なども含みます。

このように、五臓がこころや精神の作用も同時に司るところが西洋医学と大きく違う点にあります。

西洋医学では心と体は別物であると考えるため、こころの病気は精神科、体の病気は内科や外科と分けて治療しますが、中国伝統医学では心身一如の治療が成り立ちます。

ある40代の女性が、5年前より気管支喘息で発作を繰り返していました。

咳、労作時呼吸苦や耳鳴りがあり、ステロイドホルモンや気管支拡張剤など、あらゆる西洋医学的な治療を行ったがよくなりません。

それどころか「ここ1~2か月、喘息発作が頻発している」と、呼吸器系の主治医が困って、中国伝統医学のところに紹介してきました。

中国伝統医学の診断をおこなったところ、原因は、直属の上司からの精神的ストレスいわゆる七情であることが分かりました。

診断に基づいて、抗ストレス(七情を治す)作用を持つ漢方薬を処方しました。

2週間で呼吸苦はなくなり、その間も喘息発作もなく、耳鳴りも消失。その後、2年間喘息発作はなく、治療を終了しました。

皆さんも医者にこんなことをいわれたことがあるでしょう

「ストレスが原因ですね。何か解消法をみつけてください」と。

ストレス解消は患者の努力に委ねられる場合が多いです。

しかし、それがうまくいかないのが実情ではないでしょうか。

外因:

中国伝統医学では、生命は時々刻々と変化する気候・天候などの外部環境と互いに関わり合い、絶えず変動しながら成長、老化していくと考えます。

つまり、気象・環境と心身の健康には密接な関係があります。

外因とは、そういった季節や気候の変化が発病の原因となる場合です。

「風・暑・火・湿・燥・寒」の6種に分けられ、これを「六邪」「外邪」などと呼びます。

たとえば、関節リウマチは風湿病といわれており、風と湿が原因です。

西洋医学のリウマチ専門医が行った調査研究でも、低気圧が来ると症状が悪化することが判明しています。

実際、移動性低気圧が通過するときには、気圧の低下と湿度の上昇が同時に起こります。

これを中国伝統医学の言葉に言い換えると、風と湿が同時に生じることになります。

つまり、低気圧で風が吹くと、リウマチ患者の体内に風が吹き(風:自律神経の乱れ)、湿が溜まる、関節リウマチは、風湿が関節に侵入した結果ですから、その治療は原因である風と湿とを取り除く漢方薬、去風消湿剤を用います。

一方、西洋医学では免疫異常が原因の関節の炎症となり、免疫細胞の抑制と抗炎症作用のある薬剤で治療を行います。

花粉症も、外因、つまり、風と熱、または風と寒が体表や肺に侵入して起こります。

治療は体に進入した鼻炎の原因である風と熱、または風と寒を除去すればいいことになります。

それに対して西洋医学では、花粉症はスギ花粉など特定の抗原に対するアレルギー性の炎症で、特異的IgE抗体と抗原が統合して炎症を引き起こすと考えられます。

とはいえ、スギ花粉に対するIgE抗体が血液中から検出された人が全員花粉症になるわけではありません。

花粉症を発症するのは一部の人です。

つまり、特異的IgE抗体の産生は、花粉症を引き起こす必要条件ですが、十分条件ではありません。

体内に特異的IgE抗体が作られ、そこにアレルギー性鼻炎を引き起こす複数の細胞が絡み合って発症するのです。

科学の力で原因物質を突き止めたものの、現在治療としてできるのは、アレルギー反応の結果として起こる鼻炎を抗ヒスタミン剤で一時的に抑えるだけです。

中国伝統医学をもってしても、特異的IgE抗体の産生を止めることはできません。

なぜなら、スギ花粉に対する特異的IgE抗体産生遺伝子がいったんリンパ球で作られてしまうと、一生消えることがないからです。

そういった意味で、花粉症は遺伝子病です。

小麦アレルギーなどの食べ物アレルギーも同様です。

ただ、中国伝統医学では、特異的IgE抗体以外の花粉症を引き起こす生体の諸条件は改善することができます。

その結果、特異的IgE抗体産生遺伝子が存在しても、花粉症の症状は出なくなります。

だから、中国伝統医学を用いれば、花粉症が治るといってもよいでしょう。

不内外因:

病気の原因の3つ目は不内外因です。

これは内因にも外因にも当てはまらないものを指します。

暴飲暴食や過労、外傷などがこれに当たります。

過労には、労力、労心、房労があります。

労力は、過度な肉体労働だけでなく、運動が過剰な場合も含みます。

労心は、頭脳労働が過度な状態を指し、

労房は、性生活に節度がないための疲れを指します。

この過労という概念には、中国伝統医学の基本となる五臓システムを養う3つのmディア、気、血、津液(しんえき)の状態が大きくかかわっています。

気とは、一種のエネルギーで、全身をめぐって生命活動を維持する働きがあります。

五臓六腑を正常に機能させ、自律神経や免疫機能などもコントロールします。

血とは血管内を流れている液体のことで、全身に栄養を運んで滋養し、五臓六腑を潤します。

津液は、血症(血液中の水分)をのぞく水分・体液のことで、リンパ液や細胞の間の間質液、細胞内の細胞内液、関節の潤滑液である滑液などのほか、胃液などの消化液や唾液、汗、涙、尿などを含みます。

さらに、津液は津と液に分けられ、粘膜などを潤すさらさらの水分を津、内臓、骨、脳、関節などに存在するぬるぬるの水分を液といいます。

労力は筋骨を痛め、気、血を消耗します。

労心は心、脾を傷め、気、血を消耗します。

房労は腎気を傷め、腎(精)を消耗します。

また過度の安逸や運動不足も、気、血の流れが悪くなり、脾、胃の働きが悪くなります。

現代医学の生活習慣病もこれに当たります。

外傷には打撲や骨折以外に、火傷や凍傷、犬や蛇に咬まれた傷などを含みます。

五臓とは

中国伝統医学でいう五臓は、一種の「生理システム」を意味します。

中国伝統医学は、すべてが五臓システムから出発する演繹的医学です。

人体には異なる機能を持つ「肝・心・脾・肺・腎」という5つのシステムがあり気というエネルギーによって有機的に統合されます。

五臓の働きを自動車の運転に例えて簡単に説明すると

心は運転手、肝は駆動系、エンジンは脾、肺はキャブレターで酸素を取り込んでガソリンと混ぜます。腎はラジエーターでエンジンを冷却水で冷まして焼けないようにします。

心は、心臓による動脈血液循環が一団図面です。もう一つの重要な断面は、意識、睡眠、精神を司る脳の働きです。

心は君主の官と呼ばれ、一国に例えれば王となります。

王の思いが、ほかの4つの臓器システムに指令を出して王の意志に従わせます。

肝は情緒的には怒り、精神的には物事を企図し成し遂げる根性、精神的には運動神経、交感神経などがその一断面図となります。

内臓としての肝臓の機能に加え、静脈系や微小血管の血液循環、免疫などもその一断面図です。

肝は将軍の官と呼ばれ、王の意志に従って戦略を建てて戦いを遂行します。

脾は消化器系を意味し、胃、水族、腸など消化機能全般が一断面。

また、食べ物からエネルギーを産生し、全身に供給するのも脾の重要な一断面です。

脾が弱体化するとエネルギー不足をきし、倦怠感、疲れやすい、息切れなど気不足の状態に陥ります。

脾は飲食物を受け入れ、それを消化することから、倉廩の官といわれます。

倉廩とは穀物を蓄える倉のことです。

つまり、一国の食料係です。

肺は空気から気(酸素)を取り入れる呼吸作用がその一断面、体表の免疫機能や皮膚の健康を維持することも一断面。

肺はそうふの官と言われ、っ君主を補佐してその指令を伝える宰相です。

管理と調節、監督の役目を果たし、節度を保ちます。

腎は水分代謝が一断面。

内分泌系の統御システムとして、全身の機能をゆっくりと調節するホルモンの作用や遺伝子情報も一断面、また、成長、生殖、老化の制御も一断面です。

腎は作強の官と呼ばれ、人体の生命活動を維持します。

作強とは、動作が軽く、力強いことです。

四肢は強健で疲れにくく、智恵もどんどん湧き出て、また繊細な作業をすることができます。

一国では、土木建設・建築技術者などを示します。

陰陽思想の上に成立した中国伝統医学では、五臓においても機能面を「陽」、物質面を「陰」と表現し、五臓における陰陽の調和とは、機能と物質のバランスが無理なくとれている状態、すなわち健康を意味します。

日本の漢方医学も無責任

今や80%の医師が漢方薬を処方しているといわれますが、日本では明治以降、漢方医学は廃止され、近年まで医学教育に含まれていませんでした。

日本で医師といえば西洋医学の医師のみをさし、漢方医学の教育を受けた正式な漢方医は存在しません。

本来、漢方医学を習得するには、西洋医学と同等の教育時間と臨床実習が必要となります。

中国には5年制の中医薬大学が50校以上設立されており、西洋医学の大学の医学部卒業後1年のインターンを経て、西医師の医師免許受験資格を与えられます。

日本と違うのは医師免許自体が、中医学系と西洋医学系の二本立てになっていることです。

日本の医学部では漢方医学をきちんと学ぶことはなく、漢方医学診断ができない医師が素人判断で知らない薬を処方していることになります。

多くの医師は漢方処方の名前さえ、みたこともきいたこともありません。

なので、製薬会社が製作した漢方処方の効能書きを観てそのまま処方することになります。

調剤薬局の薬剤師もまた、薬学部で漢方薬の教育を受けていないわけだから、製薬会社の注意書きをそのまま患者に伝えることになります。

ある日本の漢方医は80代の男性が「疲れやすく元気がない」という症状を訴えたので、「補中益気湯」を処方しました。

この方は服用後しばらくして尿が全くでなくなり、尿閉で緊急入院となりました、

補中益気湯」は体力が弱って疲れやすい場合によく処方されますが、胃腸や肺など上半身の働きを強める一方、下半身の内臓の働きを弱めてしまうことがあります。処方構成や生薬の薬理知識があれば、気力を体上部に上がることが読み取れるはずですが、この石はそれを知りませんでした。

このように、日本漢方の特徴は「〇〇湯はこのような症状があった場合効果がある」とし、病態の中身や構成生薬の薬理作用に目をつぶって、問うことをしません。

これに対して中国伝統医学は「補中益気湯」は脾胃気虚気虚下陥の診断に対して用います。

脾胃気虚とは胃腸など消化器の機能低下であり、気虚下陥とは機能低下により体上部に血液が不足し、内臓が下垂することです。

これは生物学的診断基準に基づく明確な病理診断です。

そこに曖昧さや感覚的、非論理的診断治療の余地はありません。

現代の日本人は真の漢方医学不在、漢方医療過疎国の住人で、西洋医学以外に他に有効な治療法があることを知らされていない医療後進国となります。

終わりに

改めて、当ブログの冒頭に張ったこの素敵な画像をご覧ください。

今日では、日本では年間医療費約45兆円が、もっというなら、社会保障関係費約140兆円ほどどぶに捨てられています。

この記事を読み終わった頃には、

「医者=白衣のペテン師」であることがよくわかると思いますし、

これでも病院を信仰するということは、カルトにどっぷりはまっているのと同じです。

医者も看護師もこの現代医学にどっぷり使っていて、自分たちが患者を治せるとガチで思っているので終わってます。

病院は病気を治す場所ではないのにもかかわらず、病気を治すために通院するという意味不明なことが日々行われております。

医療は、最強の新興「宗教」です。

お医者様信仰、薬信仰、検査信仰、病院信仰、病院は信者の人間ト殺場です。

医者もマインドコントロールされているので薬を販売するマシーンになっています。

中には本気で患者を治そうと思っている真面目な医者もいたりするのですが、医学部に通い西洋医学の資格を取ったところで西洋医学教の教祖にはなれますが患者の治療ができるわけではありません。

患者も、この先生が治してくれるとマインドコントロールされています。

敬虔な信者の皆様は医者に妄信しているので手に負えません。

そして、国民皆保険制度は人権を無視した「憲法違反」です。

病院は事故にあって「怪我をした場合」、それ以外に行く必要は皆無となります。

底辺労働者はこれも理解できないので、よろこんで保険料払えばいいのかなとも思います。

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