こんにちは、さっちゃ~んです。
「添加物」「加工食品」というキーワードは健康そのものだけじゃなく、物価高対策に通ずるので、
当ブログでは、これらを避ける戦略をとっていきます。
今回はの記事は特に「添加物」「加工食品」についての健康的なリスクについてやっていきます。
大量の添加物が使われる理由と昨今の生存戦略
独身男性の寿命中央値66.3歳
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93638.php
独身女性の寿命中央値81.9歳
既婚者は
男性81.3歳
女性78.3歳
独身男性の死亡年齢の寿命中央値を出すと66.3歳
第二次大戦後、特に昭和35年以降、肉、卵、牛乳、バターなどの欧米食の摂取が激増し、逆に、米やイモ類の摂取が激減しました。
その結果、以前の日本に多かった胃がん、子宮頸がんは著しく減少し、逆に、欧米人に多い、肺、大腸、乳、卵巣、子宮体、前立腺、すい臓、食堂などのガンや白血病などが、激増してきました。
この食生活の変化とガンのタイプの変遷は、アメリカでも、日本より約40年早く経験しています。1940年代までは米国人のガン死のトップは、胃がんと子宮頸がんでした。
こうみてくると、肉、卵、牛乳、バターに代表される欧米食は、造ガン食でもあることがわかります。
そして、添加物時代となりました。
一つの例を紹介します。
福岡県の養豚農家で死産が続いたことがありました。
やっと産まれてきた子豚も奇形だったり、虚弱ですぐに死んだりしたのです。
羊水はコーヒー色に濁っていました。
農場主は、実は豚の妊娠期間である114日前から、コンビニの廃棄弁当を与えていました。
弁当は消費期限の2時間前に廃棄しますから、腐っているわけではなく、農場主が食べても問題のない品質だったそうです。
人間で言えば三食すべてをコンビニ食にしたのと同じことです。
農場主は合わせて250頭の子ブタを亡くし、慌てて元の穀物に替えたところ、お産は元に戻ったというのです。
「豚体実験はもうこりごりだ」とは、農場主のいつわらざる言葉です(西日本新聞「食卓の向こう側・第2部)
昨今の日本だったら、なるべく節約して生きていきたいところですが、
添加物が使われる理由として「安い」「簡単」「便利」「きれい」「おいしい」
特に安さの裏側では添加物が大活躍しています。
大量の添加物の摂取について身体の安心安全を絶対的に保証するものではありません。
昨今では、物価高により「安い」という部分が失われつつあります。
しかし、この「物価高」にもカラクリというか、ちょっと穴があります。
実質賃金指数とは、名目賃金から消費者物価指数を引き算した数値ですが、
消費者物価指数は帝国データバンクが勝手に調査対象の企業を選抜し、なぜか生鮮食品を除いた品目も勝手に選出して算出する数値なので、超加工食品や味の素を頻繁に利用する底辺労働者に関係のあるものです。
まず「加工食品」を避けて「生鮮食品」を毎日食べるだけで、物価高対策にはなります。
加工食品や味の素を食べて健康を破壊し、舌を破壊し、お金が無くなるという状況の陥ることが百害あって一利なしの状況でございます。
今回の記事は、生鮮食品の自炊戦略ではなく、添加物のリスクと選ばなければならない食品を理解するための記事ですね。
安心安全そっちのけの添加物事情
ここ15年の間、添加物は一方的に増えたのはなぜでしょうか。
その答えは、安心安全な添加物が増えたからでもなんでもなく「外国からの要請」です。
米国、ヨーロッパの食品には、日本では認可されていない添加物が多くあります。
「食品添加物Aを日本が認めていないから、日本に輸出できないではないか。新規に許可して、もっと買え」
ポストハーベストも米国の要請によって許可されました(1977年)
ポストハーベストとは、収穫後にカビ防止などの目的で農薬を使用することです。
それを添加物の使用として認めたもので、当初は、レモン、グレープフルーツの柑橘系の実の許可でしたが、その後、かんきつ系以外10品目に使用できるフルジオキソニルも2011年に認められ、新たなポストハーベストとして2013年アソキシストロビン、ピリメタ二ルも認可されました。
抗生物質は日本では、食品衛生法で禁じられていましたが、EUの要請により乳製品に抗生物質・ナタマイシンの使用を認め、さらにはやはり抗生物質で保存料として微量で効果のあるナイシンが2009年に認められました。
このように敗戦国日本に添加物を拒否することはできず、すべてはアメリカンスタンダードとなっております。
一方、天然系添加物は、1995年の食品衛生法改正の時に指定制となり、この時、特例として業者の申請したものはすべて使用可能としました。
「この際とりあえずなんでも申請してしまおう」と、片っ端から駆け込み申請されたという事情があり、当時、申請された489品目すべてが使用可能とされました。
安全性テストも充分行われず、使用実態も調べられることはありませんでした。
しかし、当時全国の食品加工業者に添加物リストと使用実態の調査表が配布され、この中にはやはり実際に使用されていない者も多くあったということで、2004年に38品目、2007年に32品目が削除されました。
2011年にも削除が行われたのですが、予定されていたのは80品目だったところ、米国通商代表部の要請により、55品目に落ち着きました。
削除予定の中に、米国から日本に輸入されている食品に使われている添加物があったからです。
国が安全性を調べたのではなく、業者からの申請で認可される。
「使われていない」といって後から削る。しかし、米国からの圧力がかかると認可する。
これが食品添加物の実態となります。
そんなことがあるおで、
添加物販売業者にしても、国や添加物メーカーが「安全だ」というのを信じて売っていたわけで突然「使用禁止」といわれることがあります。
「過酸化水素」が発がん性の疑いで禁止になった時に混乱したのは数の子業者でした。
数の子は、もともとは黒ずんでいるので、過酸化水素水できれいな黄金色に漂白するのです。
ゆでうどんの殺菌にも使用されていましたから、製麺屋さんんも大弱り。
その後、最終食品に残存しない条件で認められることにはなりましたが......。
1947年12月に食品衛生法が制定されて以来、約70年間で60品目以上の科学的号せ添加物が削除されました。
いったんは「安全だ」と認可したはずなのに、何年も経ってから禁止になるというのはどういうことでしょうか。
そのほとんどが、後から発がん性が確認されというものです。
禁止になるまでの間、発がん性の疑いのあった添加物を食べていた私たちは一体どうなるでしょう。
「添加物の安全性は国が保証しているんじゃないの?」
「メーカーは危険性を知りながら売っていたのではないのか!」
こうした疑問や怒りの声が出るのも当然です。
駆け込みや外圧で認可したり、後で禁止したり、よくわからない理由で復活したり、使われた後から認可が下りたり、こんなあやふやな状況で使われているのが添加物の紛れもない実態です。
したがって、今2024年現在でも、否、尚更、
食品添加物を安心安全と妄信してはいけないわけです。
主に、選んではいけない食品添加物一覧
あ意義リスの食品基準庁は、英・サウサンプトン大学の研究で、合成着色料を接種した子どもに多動性行動が見られた地王報告を受け、この表示を義務化しました。
EU内からは「検証が不十分」という意見も出ましたが、「危険とは断言できないが安全ともいえない」という見解から、表示されることになりました。
タバコのパッケージに「喫煙は、あなたにとって肺癌の原因の1つになります」等と書かれている、あのデメリット表示と同じです。
この表示対象となった合成着色料には、現在日本で使われているものとして、赤色102号、黄色4号、黄色5号、赤色40号の4つです。
合成着色料はごく少数で色が出ます。
たとえば500mlのペットボトルに着色するには、つまようじの先につけたくらいで充分です。
お風呂の大きさに対してなら、耳かき1杯程度。
つまり、そんな微量の摂取量でも影響が出るかもしれないということになります。
「清涼飲料水」がデブになる
清涼飲料水に入っている糖質は糖質でも純糖質の「砂糖」を使用しているのではなく、スクラロースやアセスファムKといった合成甘味料を使用しています。
これは2000年に認可された添加物ですが、砂糖の約2000倍の甘味があり、イヌにアセスルファムKを0.3%、および3%ふくむエサを2年間食べさせた実験では、肝臓障害の増加とリンパ球の減少が確認されています。
スクラロースも1999年に認可された添加物で、脾臓と胸腺のリンパ組織に委縮がみられています。
「ファンタクレープ」で使われる保存料の安息香酸NAは急性毒性が強く、5%含むエサをねずみに4週間食べさせた実験ではすべてが尿失禁や痙攣などを起こして死亡しています。
また、ビタミンCと反応して白血病を起こすベンゼンに変化します。
砂糖の入ったお菓子や清涼飲料水はもちろん、ごはん、パン、麺類からの糖質接種がデブに直結します。というのも、肥満は血糖値が上がることで起きるからです。
実際のところ、脂肪は食べすぎると便に出てしまい、案外体以内に残らず、糖質は100%吸収されます。
ブドウ糖は生きるために必須の物質であるために、そういうシステムが私たちの身体に組み込まれているのでしょう。
血糖値が高いと肥満になる 健康な人が糖質を過剰摂取すると、グリコーゲンや中性脂肪として蓄えられるのは、飢餓に備えての仕組みです。
そのおかげで、何かの事情で食事がとれなくても水さえ飲んでいれば私たちは1か月以上生き延びることが可能になっています。
食事がとれずに血中のブドウ糖が不足すると、まずは肝臓や筋肉の細胞に取り込まれていたグリコーゲンがブドウ糖に戻され、エネルギーとなります。
それがなくなれば、脂肪細胞に取り込まれた脂肪がエネルギーとして使われ、一部はブドウ糖に戻されます。
逆にいえば、脂肪細胞にある中性脂肪がエネルギーに変わるのは後回しであり、一度溜め込んでしまったお腹の脂肪は中々なくなりません。
というのも、脂肪は糖質と比べ、エネルギー効率が高いからです。
肝臓に貯蔵されているグリコーゲンは70グラムで280キロカロリーのエネルギーですが、脂肪細胞に貯蔵された中性脂肪は15000グラムで135000着ろカロリーです。
1グラムでも、グリコーゲンは4キロカロリーであるのに対して、脂肪にすれば9キロカロリーのエネルギーを放出できます。こうした効率のいい脂肪は、より貯蔵に適しているわけですので、徹底して溜め込まれるようになっているわけです。
現代人は「糖質」の摂りすぎ 糖質が欠かせないのはわかりましたが、では、巷で言われる血糖値の急上昇とはなんなのでしょうか。
糖質が体内の吸収が100%でありますから「血糖値が高い状態が肥満を作る」というわけです。
この糖質には、「ごはんやパン、麺類、果物、ケーキ、せんべい」などといったものもありますが一番、害悪なのは「清涼飲料水」です。
それらを含んだ場合の血糖値の上昇をみると、ごはんやパンなどの個体の方が血糖値の上昇は緩やかでありますが、液体の場合はあっというまに胃をすりにけて小腸へ届き吸収されて血糖値が一気に上昇します。
液体の糖質は口にしてすぐに血糖値が上がり始め、30分後にはピークに達してしまいます。
缶コーヒー1本を飲めば、糖尿病のない健康な人でも30分後には血糖値が140くらいまで上昇します。
血糖値がぐんと上がると、セロトニンやドーパミンといった脳内物質が分泌されて、ハイな気分になります。
一方で、血糖値が急激に上がったことを察知した身体はそれを下げるために慌てて膵臓から大量のインスリンというホルモンを放出します。
その後、ジェットコースターのように一気に血糖値が低下して血糖値が低すぎる状態となります。
血糖値が大きく下がると、ハイな気分から一転、イライラしたり、吐き気や眠気に襲われたりと不快な症状になります。
そしたら「また、あのハイな気分になりたい」とばかり、血糖値をあげる物質が欲しくなり同じことを繰り返すわけです。
清涼飲料水などのメーカーは、人の至福点について計算しつくし、商品を設計しています。
糖質中毒患者を増やすことで利益を得ているわけですね。
30分経てば、低血糖状態でエネルギー不足、「やたらと眠くなったり」「集中力が続かなくなったり」するわけです。
このように、清涼飲料水をガブガブ飲むと膵臓がフル稼働される。
こうして膵臓がぶっ壊れると「糖尿病」となり、インスリン注射を自分で打たないといけなくなるわけです。
トランス脂肪酸・油は妥協しない
欧米ではトランス脂肪酸について表示義務がありますが日本にはありません。
その理由は「欧米に比べてトランス脂肪酸の摂取が少ないと思われる」というものです。
しかし、東京大学など8大学のグループの調査によると、WHO(世界保健機関)、FAO(国連食糧農業機関)が奨めるトランス脂肪酸の目安を超えて摂取している人は、30~40代の女性で30パーセントを超えていました。
トランス脂肪酸が含まれている食品について解説していきます。
トランス脂肪酸を全くとらないというのは、動物性食品を接種している限り不可能ですが、なるべく最小限に抑えたいところです。
私たちが通常「油」といっているのは、植物の種から絞った者です。
昔は「圧搾法」といって機械などで圧力をかけて油を搾りだすという原始的な方法が一般的でしたが時間と労力がかかるうえ、ロスも多く、抽出段階で熱を加えないため他の方法で獲ったものをより早く変質してしまうからです。
現在一般的に市販で販売されているオイルの多くは「溶剤抽出法」といって原材料にヘキサンという化学溶剤を入れてドロドロにしたものを加熱し、脂を溶け出させたうえで、さらに高圧・高熱下で溶剤だけ蒸発させるというやり方で作られています。
この方法で抽出された油は「トランス脂肪酸」という身体にとって非常に悪い線分に代わってしまうのです。
つまり腐敗しない代わりに身体に害を与える成分が含まれるということです。
欧米諸国では植物に含まれるトランス脂肪酸の量に上限値を定め、それを超えるものは販売が禁止されていますが日本にはそのような基準がありません。
そして、この「トランス脂肪酸」をもっとも多く含まれているのが「マーガリン」です。
マーガリンとは、乳脂肪を含まない食用油脂に水等を加え、乳化させた可逆性(事由に形を変えられる)のある油脂で、油脂分が80%以上含まれているものです。
この油脂には「硬化油」というラードのように常温で固体の油が理由されます。
硬化油の原料にはヤシ油やコーン油などの植物性が使われますが、業務用では魚油も使われることがあります。
これらの油に水素ガスを反応させて硬化油を作ります。
何故マーガリンが常温下でも固まっているかというと、水素を添加し、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に人工的に変化させているからです。
また同じくらいに多くのトランス脂肪酸を含むものに「ショートニング」があります。
ショートーニングとは、硬化油を作る過程の上でに乳化剤を混ぜて、まったく水が含まれない状態のことです。
これは市販のクッキーやスナック類、ファストフードのフライドポテトなどにたくさんのショートニングが使われています。
マーガリンはこの硬化油に、水、乳化剤、バター香料、着色料を練り合わせて作られています。
ショートニングやマーガリンにもガンマリレノン酸は入っていますが、天然ヒント分子の立体型の違うものが混じっているためまともなプロスタグラディンは出ません。
この二つの不飽和脂肪酸の共通点は、不飽和のもとになっている炭素の二重結合がオールシスではないところです。これは硬化油の特徴です。
硬化油とは水素をくっつけて、液体の油を固体に近づける加工をした油の事です。
二重結合にはシス型、トランス型のふたつの立体形があります。
二重結合の全てがシス型ならオールシスということです。
天然の脂肪酸は、菜種油とサバ油以外はすべてオールシスです。
それでないとプロスタグラディンの原料になりません。
サラダ油にも硬化油を含むものがあります。
ショートニングはパンだけでなく、ケーキにも市販のスナック菓子にも大量に含まれているものがあります。これも本当に食べてはいけません。
マーガリンの油が80%と定義されるのに対し、「ファットスプレット」といわれるマーガリン様食品は80%未満とされています。
つまり油が50%でも40%でもいいわけです。
油をマーガリンの半分以下にすると、カロリーが半分になるので、カロリーハーフとアピールするところもあります。
マーガリン、ファストブレッドはまぎれもなくバターのコピーでフェイク商品です。
バターはマーガリンより値段は張りますが、冷蔵庫から出したばかりだと硬くて使いにくいため、使う量も少量で済みます。
香りも強いので、マーガリン、ファストスプレッドより油の摂取が少なく、長い目で見ると経済的です。
外食の油、揚げ物、インスタント系は実は全部だめ
外食産業は大量の油を使わなければならず、「溶剤抽出法」で作られた業務用の安い油を使用している所がほとんどになります。
インスタントラーメンには30gを超える脂が含まれています。
インスタントラーメンの麺は、保存のために感想させる方法として約130~150℃の低温の油で麺を揚げ水分を飛ばします。
これで長期保存ができるわけです。
なので、インスタントラーメン、カップ麺、焼きそばの品名は「(味つけ)油あげ麺」と表示されます。
インスタントラーメンを食べる時、私たちはこの「油」を同時に摂取します。
即席めんの油を簡単に確かめる方法としては、ゆであがった麺のゆで汁を網で越して計量カップにとってみればよいです。この時点で計量カップの表面に油が浮くのが見えます。
粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷まします。冷えると表面の油が白く固まります。
パーム硬化油と思われます。結局、マーガリンの大量摂取と変わりません。
ポテトチップス一袋30gで約10g、ミックスサンド、ポテトサラダが1袋約12~15gです。
油分30gのカップ麺を食べて「油を摂りすぎたな」と自覚する人はあまりいないのではないでしょうか。
インスタントラーメンや焼きそばだけでなく、ファストフードや市販の弁当などにも油を使ったメニューが多く、大量の油が含まれています。
それは家庭で作ることを考えたら信じられない程の量です。
また、市販のサンドイッチやポテトサラダのマヨネーズ状のドレッシングは、乳化剤、加工でんぷんなどが使われているため、脂っこさを感じにくいのです。
うま味調味料について
インスタントラーメンのスープ=スナック菓子=出しの素の構成はどれも同じで、その割合が違うだけです
食塩+化学調味料(アミノ酸等)+たんぱく化水分解物(アミノ酸液)+酵母エキス
違うのは風味をつけるエキス類だけです。
市販の「天然だし」も化学調味料です。しっかりと「調味料(アミノ酸等)」と書いているはずです。
「たんぱく加水分解物」とは、肉や大豆などのたんぱく質を分解してつくられるアミノ酸のことうぃいます。
味の素が巷で騒がれていますが、これが実は非常に大きな問題を抱えています。
「たんぱく加水分解物」は、2つの作り方があります。
一つは、酵素を使ってタンパク質を分解する方法。もう一つは「塩酸処理法」といって、塩酸を使って分解する方法です。「塩酸処理法」の方が早くて簡単にできます。
使用するタンパク質には、植物性と動物性があります。植物性で最も一般的に使われるのは大豆や小麦です。
これを塩酸に反応させて塩酸で水の中の大豆が分解し、それを中和すると複雑なアミノ酸の液ができます。
これがうまみの素です。
動物性の場合は、魚粉や動物のゼラチンなどを使用します。
そうして出来上がったのが「たんぱく加水分解物」ですが、
塩酸はいうまでもなく劇薬ですが、これを使うことによって「塩素化合物」ができていしまう恐れがあります。
「塩素化合物」は「たんぱく加水分解物」をつくるときの副産物といってよいのですが、発がん性の疑われている物質です。
現にメーカーでは「たんぱく加水分解物」に「塩素化合物」がどれくらい入っているか厳しくチェックしているくらいです。
つまり、メーカー自身もその安全性を問題視しているという証拠です。
アミノ酸液と、それを粉末化したタンパク加水分解物は、現在、中国、東南アジアで作られます。
純度の高い特級品はEU、一般品は米国、それ以下は基準のない日本へ輸出する図式ができあがっているのです。
みんな大好き味の素はどうでしょう。
味の素は、サトウキビから砂糖を取る時、結晶しない糖分が出ます。
これを「糖蜜」といいますが、結晶化を繰り返していくと、最終的にはこれ以上砂糖が取れないという「廃糖蜜」というものもできます。
ある食品メーカーがバクテリアの遺伝子を組み替えることによって、これらの「糖蜜」からグルタミン酸を吐き出す「菌」を作り上げました。
この「菌」が作りだすグルタミン酸を精製して、炭酸ソーダで酸・アルカリの中和反応によって「グルタミン酸Na(ソーダ)」という化学物質に作り上げるのです。
グルタミン酸というのは天然に存在する物質で、白い結晶でほのかな酸味とうまみがあります。
食品工業には味が薄く使えません。
しかし、これからつくるグルタミン酸Naは完全な合成物。
グルタミン酸に比べて非常に強い旨味を出す物質です。
しかも塩分が一緒にあると、より強い旨味を感じます。
この作り方をメーカーでは「サトウキビからうま味調味料」といい、特定の遺伝子組み換え菌による製法を「みそやしょうゆと同じ発酵製法」といっているのです。
このうまみ調味料で問題となったことは、遺伝子組み換えによる添加物は色々輸入されているのですが、その一つ、かつお、しいたけのうまみといわれる核酸系のうまみ調味料が、食品衛生法で定める「安全性基準」の審査を受けずに輸入、販売されいた点にあります。
遺伝子組み換えによる食品添加物の輸入は自己申告制であることから、申告がないと安全審査の対象にならず、無審査で大量輸入の恐れがあります。
また、グルタミン酸Naについては遺伝子組み換え技術によって生産されても、最終物質がアミノ酸の純品であるから「健康影響の評価」は受けなくてよく、「遺伝子組み換え」の表示は扶養となっています。
どうしてもパンが食べたいワイ
以上の話から、パンはマーガリンだけでなく、乳化剤、ベーキングパウダー他、添加物だらけで基本アウトになります。
山崎パンなどの袋に入った菓子パンは絶対アウトとなります。
ベーキングパウダーというのがあります。
ふくらし粉ですね
ベーキングパウダーは重曹を含む、何種類かの化合物の一括表示です。
そのなかでも、酸性の膨張剤としてミョウバン、酒石酸水素カリウム、GDLなどが使われます。
このミョウバンにはアルミニウムが10%含まれており、アルミニウムはアルツハイマー病との関連が疑われたり、過剰摂取すると血中で他の物質と結合し、脳に悪い影響を与える可能性が指摘されています。
アルミニウムが入っておりまして、食品の原材料表示に膨張剤、ベーキングパウダーの欄に(アルミフリー)と書かれているものはミョウバンを使ってないという意味です。
というわけでほとんどの食パンがアウトなわけですが、
どうしてもパンを食べたいという方にとって
今のところコスパが一番いいのは
イオンの「フリーフロムパン・ド・ミ ハーフ」かと思われます。
引用:食品の裏側1・2 阿部司