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【首都直下型地震対策】アカデミズムに騙されるな!プレート説は全部「嘘」!次の巨大地震を自力で予測するための地震講座

こんにちは、さっちゃ~んです。

皆様、地震にびびっていると思われますし、

そこら辺住んでいる人は、南海トラフ巨大地震で不安を煽られていると思われますが、その兆候はおそらくまだないと思います。

本腰の地震対策をしている人がいつまでたってもプレート説を前提に地震を想定している限りは、発生した際の被害は甚大になるのは防げないでしょうが、

ワイ達個人個人が防げる範囲でしたら「予兆」だけでも把握すれば

タイミングよく「首都圏から逃げる」という選択肢を作ることができるので少し対策の手助けになればなと思います。

まずプレート説の洗脳を解くことから

教科書で書かれているようにプレートのずれで地震が起きているだという話ですが、結論を先に言うと「嘘」です。

まず、このプレート説全否定して地震の予備知識を一旦ふらっとにしましょう。

地震の解説している時に「プレートがなんちゃら」と説明しているものはすべて参考になりません。

活断層とは

「活」という字がついていても、活断層は過去に発生した台地や地層の切れ目跡にすぎません。

大地に開けたボーリングの孔や炭田のトンネルなどは、数十年もすれば、地下の圧力で押し縮められたり、閉じたりします。

ましてや、数万年以上も経った大地の切れ目である断層は閉じて固くくっついているため、びくとも動きません。

活断層と呼ばれる断層の多くは、概ね100万年前以後の大地の動きで出来た傷跡です。

現在底の地面が動いているものを除くと、それらの多くは「死んだ活断層」と言えるでしょう。

活断層と呼ばれているもののほとんどは地下数十mぐらいで消えてなくなってしまいます。

これに対して、地震を発生させる「震源断層」のほとんどは地下数kmよりも深いのが通常です。

地下5~30kmの極浅発地震震源断層につながっている活断層は、利根川直下や糸魚川~静岡構造線、中央構造線くらいしかないのですが、これらの直下で極浅発地震が起こった例は極めてまれです。

地震学者の一般的な見解としては「日本列島がのっている陸側のプレートの下方に海側のプレートが沈み込んでいるため、プレート境界が常に力がかかっていて、その力が溜め込まれ、耐えきれなくなると大規模な地震が発生する」というプレート説ですが、

例えば伊豆・箱根の真北に足柄地域と丹沢地域があります。

現在ここは「浮上プレートが衝突している」と言われていますので「プレートの沈み込み」という考えは認められていません。

では、真南からきた足柄地域のプレートが、北の丹沢地域に衝突したらどうでしょう、両手で新聞紙を南北方向に押し縮めなければ、東西方向の雛ができます。地層でも同じことが起こるはずです。

しかし、埼玉大学共用部教授の角田史雄が足柄山地を地質調査しても、そのような南北方向の地層の雛しかみつかりませんでした。

押した力は、南の伊豆ではなく東の東京方面としか考えられません。

太平洋プレートどころか、陸での岩盤の押し合いとしか考えらないのです。

さらに巨大岩層同士が衝突して岩層が切れたのであれば、地層も岩石もぐちゃぐちゃにくだけているはずです。

しかし、その場所をくまなく調査しても、山道の岩のわずかな裂け目が1つあるだけでした。

そうではなく、足柄地域の北にあり、神奈川県と山梨県の県境にある丹沢山地の真ん中では、マグマの固まった閃緑岩が地下から押し上げて、上にあった地層を押し曲げていることがわかったのです。

この陸地の上昇の真ん中にあるのが、地下から出てきた閃緑岩のマグマです。このマグマが浮上してきたのは間違いないでしょう。

角田史雄はこの事実を2002年に論文にして発表し、2003年7月の測地学審議会の建議で、足柄・丹沢地域を含む南関東は観測強地域として明記されなくなりました。

それまで南関東地域は、「太平洋の巨大岩盤が衝突して大地震を起こす場所」と説明されていたのですが、その説が根底から覆されたのです。

じゃあなんでこんなインチキプレート説が流行ったのでしょうか。

実は松代群発地震の調査チームは、火山と地震は共通の原因(マグマ)で起こるとの結論に達していたのですが、1969年に開催された米国のペンローズ会議に出席した日本の研究者たちは、何故かプレート説の虜になり「地球の表面には十数枚のプレートが存在し、プレート同士が衝突したり、重い海洋プレートが軽い大陸プレートの下に沈み込む。その歪みエネルギーの解放で地震が起きる」とするこの理論派、1970年代に入ると、宇宙開発・地球の内部探査・科学の近代化の波に乗って、地球科学上の「1つの仮説」から「唯一の心理」のような扱いになっていきました。

日本では学会全体がこの話題で持ちきりとなり、プレート説が基本とする一般向けの本が次々と出版されました。

これは、おそらく地質調査程度しかやってない敗戦国日本の意見なんぞ相手にされず、アメリカファーストの説を押し付けられたともいえるでしょうし、日本人の権威主義により鵜呑みにしたともいえるでしょう。

1968年の十勝沖地震マグニチュード7.9をきっかけにその翌年にプレート説を元に「地震予知連絡会」が発足しました。

東海沖地震は1976年当時、東海沖地震が発生すれば、静岡県を中心とする地域が壊滅的な被害を受け、日本の大動脈である東海道新幹線東名高速道路が寸断されるなど、甚大な影響が出るとし、早急な災害対策と地震予知体制の確立がされました。

東海沖地震説が発表されると「明日起きても不思議でもない」という言葉がマスコミなどを通じて日本全体に拡がりました。

そして、40年以上経って、幸いにも東海沖地震は発生しておりません。

地震の予知事業にはかなりの研究費が投入されたため、このまま結果を出さなければその存在意義が問われ、予算もつかなくなってしまいます。

このため研究者たちは「もうすぐ地震が起きる」と繰り返しているのですが、振り返ってみればこの40年間、まったく当たっていません。

阪神・淡路大震災東日本大震災熊本地震など震度7を記録した地震波、すべてプレート境界面以外で起こっています。

2008年5月に起きた中国中西部四川省の巨大地震マグニチュード7.9)なんか、日本海溝の衝突・沈み込み帯から約2500km、ヒマラヤ衝突地帯からも2000km離れています。

黄河中流域で他にも1556年の大地震を皮切りに、1800年代中ごろまでマグにチュード8を超える大地震が4回も起きており、「巨大地震の巣」です。

これほど大地震が集中しておきているのですが、これをプレート説の衝突で解明できるのでしょうか。

地震予知連絡会は、何故地震が起きないのか、何故プレートではなかったのかという説明をできません。

大震法の科学的根拠は、東海沖地震発生の直前(3日以内)に「顕著な前兆現象」が起きるということですが、東日本大震災でも熊本地震でも、そのような前兆現象は観測されておりません。

プレート説は、海嶺でプレートが誕生する、プレートは冷たく巨大で壊れない板状岩層である、プレートは遠距離移動する、という3つの原則で成り立っていますが、そのすべてが観測事実で否定され、あるいは、いまだに未確定です。

「海洋プレートが大陸プレートに沈み込む時に生じるゆがみは、エネルギーとしていつ解放されるかわからない」などと釈明を繰り返すばかりで、

プレート説というのは、気象庁下の耐性が利権を固辞するために維持されたまま現在まで存続しているだだの無能組織が唱えている嘘でっち上げです。

今でもこれが唱えられ続けているのは既得権益を維持するためで、日本の多数派常識は「難しいけど専門家が言ってるからそうなのだろう」と権威主義の奴隷らしい日本人の発想に浸っております。

熱移送説

誰も知らなかった地球内部の構造

地震の原因「プレートの移動」ではなく、「熱エネルギーの伝達」であるが原因になっているという説です。

その大本の熱エネルギーは、地球の地核(特に外核)からスーパーフリューム(高温の熱の通り道)を通って地球の表層に運ばれ、表層を移動する先々で火山や地震の活動を起こします。

火山の場合、熱エネルギーが伝わると熱のたまり場が高温化し、そこにある岩石が溶けてマグマ(約1000℃に溶けた地下の岩石であり、この高温溶融物が地表へ噴出したのが溶岩です)と火山ガスが生まれますそして高まったガス圧を主因として噴火が起きます。

地震の場合は、地下の岩層が熱で膨張して割れることにより発生します。

熱すると簡単にはがれますが、熱エネルギー量が多ければ多いほど、大きな破壊(地震)発生します。

では、この地震の仕組みを熱移送で説明していきます。

まず、特にまじめに受験勉強してきた皆さんは「地球内部の温度は正確にわかっていない」もしくは「マントルがあって外核があってと、深さによって温度が決まっている」「海嶺の地下が冷たく硬い岩層で占められプレートを生み出すマントルがない」「地球の表層から中心にまで達する地下1000kmの冷たく巨大な岩の柱がマントルの対流を遮る」などと、学校の教科書でと刷り込まれ、受験勉強のために嘘の構造を必死に覚えてきたと考えられます。

プレート説が普及し出していた頃というのは、これを否定する材料が揃っておりませんでした。

しかし、コンピュータの処理速度が急速に上がり、インターネットで気象庁や米国地質調査所のデータが拾えるようになったこと、そして、決定的なのは「マントルモグラフィ」による画像解析により、これは全くの誤解であることがわかってきています。

マントルモグラフィ:マントルモグラフィとは、医療で使われているMRI(核磁気共鳴装置)の技術を地球科学に応用したもの。MRIとは、細胞膜には時期に反応する陽子があります。まず、一の決まった細胞に番号をつけコンピューターに記憶させます。次に磁気をかけると、バラバラの向きだった細胞が、磁力線に沿って整列します。これは細胞膜内にある陽子が磁気に反応するからです。磁気を切ると、形状記憶シャツと同じように細胞は元の向きに戻ります。しかし、病理細胞は戻らないか、戻りが遅い。そこで、戻り速度が遅い病理細胞の番号をコンピューターで探して、その位置を特定化して画像化します。無数の細胞の位置を決めて番号付けをし、それぞれの戻り即だが正常細胞からどの程度遅れているかをけいさんすることで、病気に置かされている細胞、死んでしまった細胞を探すものです。

この原理を応用します。

最初の地球を30万個以上の硬い岩石と仮定した立方体に分け、その立方体の位置に番号をつけて、スーパーコンピューターに記憶させます。この立方体がMRIにおける細胞に当たります。

次に個々の立方体にモデル地震波速度を記憶させます。これがMRIで言えば細胞が整列した状態になります。地震波には、縦波(P波)、横波(S波)、表面波が存在しますが、液体の中でも進むことができるP波が地球内部をどのようなルートで進むのかというモデルは、1980年代初めごろに確立されていて、モデル地震波が、そのときにすでに求められていたのです。

こうして、決められたルート沿いの地震波速度をモデル速度として使います。

最後に、観測で求められた速度を通過した立方体を入力し、モデル速度に近づけるための計算をさせます。

異常に襲い速度の計算誤差が出た場合は、計算のチェックを何回も行います。

計算が正しければ、最初の「岩石」と仮定した速度が誤りで「その立方体部分は、高温で解けたために遅い速度になった」と結論付けます。

マントルモグラフィを使って解析した地球内部の画像がインターネットになかったのでワイが独自に持ってきまして、こちらをご覧ください。

ご覧の通り、地球の内部の温度は一定ではありません。

点の部分が地震波の伝わる速度が遅いところ、つまり、熱く解けている箇所です。反対に黒色あるいは黒灰色部分は地震波の伝わる速度が速く、岩石が固体として存在する箇所になります。

この画像をみてのとおりマントルの状態は均一でありません。

また南太平洋(タヒチ)と東アフリカが点になっています、約6000℃の溶けた物質で出来ている外核から熱が伝わっている地点だと考えられます。

この高温の熱の通り道は、巨大なキノコのような形をしていることから「スーパーフリューム」と呼ばれています。

マントルには対流がある」とされてきたのですが、実際のところマントルはまるで「アリの巣」のように熱い部分と冷たい部分が入り組んでおり、スーパーフリュームから放出されて浅い層へ送られた熱は、地表の中で熱を通しやすい部分に沿って熱エネルギーが移動していると考えられます。

地表に近い地下50きmあたりをみると、環太平洋地域は点を打った熱い部分が目立ちます。

地震の多発地域である日本列島やインドネシアスマトラ島、サンフランシスコなどはもっとも熱い区域になっており、シベリヤやカナダ中央部、西オーストラリアなどは極低地域になっていますが、これらは自信が少ないことで有名な地域です。

スーパーフリュームによって移送された熱と地震の発生には、関連があり、

地下が高温から中温であることが、地震が発生する必要条件だと考えて話をすすめます。

日本で発生する地震発生の熱エネルギーの発生源は南太平洋(タヒチ)のスーパーフリュームからインドネシアを通って伝わっていきます。

熱エネルギー:ここで全く、勉強してこなかった皆様のために、熱エネルギーって「なんで伝わっていくのか?熱って消えるんじゃないの?」と思われるかもしれませんので、説明しておきます。

エネルギーというものを定義するとすれば「物体が持っている、仕事をする能力」となります。物体に一定の力 F [N] を加え続けて、その力の向きに距離 s [m] だけ動かしたとき、その積 F × s を、力が物体にした仕事といいます。この「仕事」というのは物理用語です。日常会話で使う「仕事」とは違います。

まず大前提として、エネルギーは厳密には消滅しません。エネルギー保存の法則とは、「孤立エネルギーの総量は変化しない」という物理学における保存則の一つである。

しかし、仕事とは力×距離である、ということは、力を加えても移動しなければ仕事をしたことにならなくね?と思われます。たとえば重い物を手で持っているとき、物は動いてなくても筋肉には力が入っていますし、エネルギーを消費しています。

このような場合はどう考えるかというと、使ったエネルギーは、手や腕を構成する細胞を温めただけ(熱エネルギー)で、物体には仕事をしていないと考えます。

人間はカロリーを消費して手と腕とその周りの空気の温度を上昇させましたが、物体には仕事をしていないのです。

熱力学では、このエネルギー保存の法則を前提とした第一法則があります。

熱力学第一法則:閉じた系(系(けい、英語system)とは、自然界のうちで考察の対象として注目している部分内部エネルギーの変化は、系に供給されるから系が周囲に行った仕事量を差し引いたものに等しい。要するに、

熱の作用によって仕事が生み出されるすべての場合に、その仕事に比例した量の熱が消費され、逆に、同量の仕事の消費においては同量の熱が生成されます。このように、熱にはエネルギーがあり、物体を動かす力もあり、熱は伝導するということを把握しておけばとりあえずOKです。

熱のつわり方には

1火にかけたフライパンの柄が熱くなるような熱伝導

2水などが対流して温まる熱対流

3燃える火などから熱がそのまま伝わるような熱放射の3つがあります。

地球内部からマグマの熱はどのように伝わっていくかについては、まず地球の熱源となっている外核からは、いつも外側へ熱放射(3)や熱対流(2)があります。さらに地殻では、岩石が溶けてできたマグマや火山ガスによる熱伝導(1)が行われています。

1回の大地震の発生に必要な熱量が「熱移送」されたとすると、「温度上昇」→「岩盤中に含まれる水の液体圧上昇」→「岩盤全体の体積膨張」→「高温体が大きく膨らむことで岩石が変形・破壊」という過程が進行し、それぞれの家庭でエネルギー収支も計算できます。

ちなみに、四川大地震のような巨大地震の場合、プレート説だと引き起こしたエネルギーがどこから生まれたのか不明でエネルギー収支は出来ません。一方で、黄河中流域は、温泉地が多くあり、地面が盛り上がって黄河を曲流させた黄土高原がそびえています。

このことから、黄河中流域の地下は熱いと考えられます。

熱が移送される場所は、地表からの深さや岩石の硬さ、柔らかさの環境条件は関係なく、火山と地震の活動を発生させます。

ただし、熱の移送、つまり高温域の移動に伴い、地震はまず深い所で起き、次第に浅い所へ移っていくという傾向があります。

環太平洋地域には、600~300万年前に噴出した大量の溶岩があることから、日本をはじめ、火山が帯状に群がる環太平洋地域では、600~300万年前の時代に火山が誕生し始めています。

マントルモグラフィの画像によれば、環太平洋火山帯の地下には、厚さ200kmもの熱い岩石層があることがわかっています。

るまり、この地域は地球で最も高温化しやすく、大きな噴火や地震が頻発する場所であるということになります。

環太平洋にすっぽり覆われている日本列島の土台は花崗岩(かこうがん。お墓などに使う御影石などの仲間)質岩層で、その下に熱く一部溶けた岩層があり、そられを熱いマントルが支えています。

熱が運ばれて地温が高まると、ブヨブヨした岩層は、まるで焼かれた食パンのように膨らむように盛り上がります。

その上に花崗岩層でできた岩層(上部地殻)とその上の海底とが盛り上がって、陸に代わり、マグマが噴出して火山もできます。

地温が下がれば膨張域は縮み、地面に沈んで海ができます。

スーパーフリュームのルートは2つ、南太平洋と東アフリカのルートがあります。

南太平洋のSCルートではヒマラヤ山脈いきつきます。

東アフリカルートからの熱移送ルートは、地中海→イタリア→トルコを経由しヒマラヤ山脈に行きつきます。

2つのスーパーフリュームからの熱移送は、どちらもヒマラヤに辿り着き、地下700kmあたりで合流して地面を盛り上げることで、世界最高峰の山々の形成の後押しをしたと考えることができます。

この熱移動の北上スピードは年間100kmのベースです。

このため、インドネシアやフィリピンで地震が火山の噴火が起きた場合、その何年後に日本で地震や火山の噴火が起きるかが、ある程度予測できます。

火山の噴火から地震発生の予兆を捉えることも可能です。

スーパーフリュームの強弱は、その出口に近いオセアニア(南西太平洋)から東南アジアの自信と噴火の規模と回数で判断します。そこでの活動が強いと熱エネルギーも多く、環太平洋地域での地震火山活動も強くなり、大地震や大噴火が増加します。

1972年以降に限定されますが、その対応関係は14回も繰り返されているので、偶然ではないでしょう。

スーパーフリュームは地下3000km以深にある外核と繋がっていますから、VE過程の強弱は、外角の活動の強弱に原因があるということになります。

では、地震を予測します

南太平洋で発生したスーパーフリュームは、PJルートを通って西日本や北陸、東北を通ります。

MJルートMはマリアナ諸島、Jは日本の小笠原・伊豆諸島を指しますが、このうち伊豆諸島は、ほぼ直線で1700km続く火山列島です。南から順番に火山が噴火し、地震が発生していることが特徴です。

伊豆諸島の長さは1700kmで、いつも噴火を繰り返すので、地下が熱く、ところどころに1000℃ほどの溶けたマグマがあるようです。

マグマが点々とある深さは地下6~10km、その地下には200~300kmのところに一部溶けた熱い岩層があります。この熱い岩層部分が熱が通っていくようです。

地下400~600kmのところで、マグニチュード6~7暮らすの大きな深発地震が起こると、1週間以内に火山島の周りで火山性地震が発生します。

硫黄島伊豆鳥島の距離が1033kmでこの距離を10年間で熱流が伝わったと考えられるので、流速は約100km/年だと想定されます。

1900年以後のデータから、活動記の間隔は約40年となっていることがわかっており、それより弱い活動は十数年という周期で起こります。

関東首都圏の地震の癖

伊豆諸島を北上してきた熱エネルギーが大島に到達すると、首都圏南西部で被害地震が起きるということです。

関東地方から中部地方は、「日本の屋根」とも言われる場所で、その場所のほぼ真ん中に、富士火山帯があります。

立山・ハが岳・富士などの火山群を真ん中にして、山梨・岐阜・静岡や富士火山帯あたりの地面が高く、関東平野濃尾平野の地面が低くなっています。

この火山群を真ん中にした地形の盛り上がり方は、南から北へのプレート押しでは絶対に出来ません。

1700万~1000万ねんまえは、関東甲信越地方の多くはまだ海でした。しかし、1000万年前頃から、海の化石を含んだ地層の面積がどんどん狭くなっていったのです。800~600万年前頃から、マグマが地下の割れ目から地表に出てきて、さらに、400万年前頃からマグマのあふれ出しは最高潮になりました。

そして、花崗岩の仲間の閃緑岩というマグマに押し上げられた丹沢の山が裂けて、富士山からマグマがあふれ出したり、平地だった箱根がマグマに押し上げられて割れ、マグマが噴き出したりしました。約60万年前のことです。

富士山と箱根は「マグマ兄弟」のような関係で60万年以後も、富士火山帯飛騨山脈を軸とした中部地方から関東甲信越地域の全域で、地面は盛り上がり続けていました。

これにより、これらの地域を支えている花崗岩でできた大地は、緩く曲げられたのです。

12万年前頃までに、西関東の大地の「枠組み」ができ、自然の景観も約8000年前に完成しました。

首都圏の太平洋岸における大地の枠組みはがもっとも早く高く盛り上がったのは、粘っこい閃緑岩のマグマが固まりになって地下から押しあがってきた丹沢の山です。次は富士火山帯箱根山で、西上がりでその東麗斜面が傾いたのは100万年前頃です。

さらに、大磯丘陵が同じ向きに傾き始めて、西は時の箱根との境目が断層で切れました。

これが神縄・国府津ー松田断層で、男装で弱くなって地面が削られ、酒匂川ができたというわけです。

この頃に、上がり続けてきた丹沢の閃緑岩層がついに裂けたのです。

裂けた場所は富士火山の真ん中で、男装は、甲府盆地相模湾を結ぶ方向です。この断層は地震探査で2000年初頭に確認されました。

相模川多摩川も、同じような岩層片が傾く間に出来た断層の上を流れています。

さらに言えば、40万年前頃に多摩地塊の上を古代の川が流れ、河原にたまった磯層は、現在、標高183mの御殿峠から標高75mの多摩川まで、7kmの区間に分布しています。

多摩地塊の次は、狭山地塊が傾きました。この狭山地塊の緑の断層が、東京湾の北岸へと延びて、東京湾北部の地震を起こすかもしれないと言われているのです。

この断層沿い「埼都地震帯」は地震がいつも繰り返して起こる場所です。

つまり、西関東の地震のルーツは、地塊が切れてズレる所なのです。

都内から箱根までの間でこうした断層がある場所をみていきます。

まず新宿から玉川までが奥武蔵地塊の上にあたります。次の厚木付近の地下では、西側の岩石層が東側よりせり上がり、地下の岩石層がズリ切れて断層ができています。

この断層は、三浦ー南房総方面へ延びています。

鶴巻温泉を過ぎてトンネルを抜けると、奏野盆地に入り、足柄地域の松田へ辿り着きます。丹沢地塊の上を通ったのです。

ここには1923年に関東大震災を引き起こした「神縄・国府津ー松田」断層があります。

これが、富士火山帯の東緑を区切る断層です。

次に南フィリピンからMJルートを通って伊豆諸島に運ばれる熱エネルギーが、ここまで紹介した関東地方の断層にどのように影響を与えるのかみていきます。

1978年に発生した、伊津大島近海地震マグニチュード7.0を例にとりますと、

伊津大島近海地震の2年前から、富士五湖付近での火山性群発地震河津町直下、伊津大島の近海、湯河原、大島近海というように、箱根ー伊藤市ー大島の火山ライン周辺のあちこちで地震が発生しました。

その後、熱エネルギーが溜まったことにより、箱根山が煙を噴き、伊藤付近で火山性地震が発生しました。

この時期、北伊豆から箱根一体の地下でマグマ活動が非常に盛んで、中伊豆町(現在は伊豆市)あたりが地面の盛り上がりの中心でした。

中伊豆が上昇すれば、地塊の反対側にある大島は下がります。大島付近でも、マグマの押し上げを示す火山性群発地震が起きていました。

上からは地塊、下からはマグマによる押しで、岩盤は大島のすぐ西から割れ始め、伊豆大島近海地震が起きました。

伊豆諸島は熱が移送されるMJルート上にあるので、次から次へと熱移送で地震エネルギーの補給を行うことができる場所に位置しています。

マグニチュード5~6クラスの深発地震後の数日以内には、いずれかの活火山島で火山活動が発生するという「癖」を持っています。

また、大きな深発地震が連発した時は、首都圏南西部で大きな地震が起きやすくなるようです。

地塊がマグマに押し上げられて動き、その緑で地震を起こしますが、地塊の反対側が逆に押し下げられると、隣の地塊も一緒になって摩擦力で押し下げられ、地震が発生します。

このように「押し上げ」と「押し下げ」が連動することで、地震発生場所が次第に地塊から地塊へと移っていったと考えられます。

地震の巣は山や平野の地塊の縁にあります。そこでしょっちゅう地震が起こるのは、地塊の緑(境界面)がいつもズリ切れているためです。

今でも首都圏南部の地面は西上がりで傾き続けています。その中で、それぞれの地塊は押し合いながら抜け上がろうとしていておしくらまんじゅうをしながらせりあがろうとしているわけです

それで、地塊同士の擦り合いが起きて、地塊の境目が地震集中帯になったのでしょう。

隣同士の地塊が次々にズレ動いた結果、東へ遷移していくのが、首都圏の地震の癖です。

富士火山帯でマグマの動きが活発化すれば、そのたびに地塊の教会で地震が集中して発生するという「癖」です。

癖から予測

約30~50年周期で、フィリピンからマリアナ、伊豆諸島というMJルートを通って、富士火山帯に沿い南から熱がやってきます。

この熱が富士火山帯の地下を温め、地面を隆起させることで、関東地方の地塊を動かすと、地震が発生するというメカニズムです。

首都圏を襲った1923年の関東大震災は、マグニチュード7.9の巨大地震でしたが、その発生前に相模川多摩川などの地震集中帯を飛び跳ねるようにして、マグニチュード5~6クラスの地震が発生していました。

首都圏の場合は、伊豆大島三原山火山をはじめとする、伊豆諸島の活火山の動向を探るのが良いでしょう。

地震の巣」は、静岡と神奈川の県境あたり(伊豆・相模地域)、神奈川中部、多摩川あたり、埼都地震帯(南埼玉・東東京・千葉中央)、利根川沿いなどに、マグニチュード5クラスより大きい地震は集中しています。

三宅島・大島などに熱エネルギーがきて、マグニチュード6クラス以上の地震が、起こって、首都圏南部で地震の飛び羽ねが発生したら危険信号となります。

www.data.jma.go.jp

現在、福徳岡ノ場が2021年に噴火、北上して1年後の硫黄島が2022年に噴火、

小笠原諸島西之島(東京の南約1000kmに位置する)の海底火山が2023年に噴火しています。

これが北上して、伊豆諸島、三宅島がまた噴火した時が警戒すべきタイミングとなるでしょう。

一応、関東大震災1923年でその前の大型地震は1703年になります。

120年間隔です。

目安としては、2043年です、これは参照程度に。

www.youtube.com

同様に、主に、西日本のPJルートはというと

フィリピン共和国のピナツボ山は、1991年6月15日に今世紀最大といわれる大噴火を起こし、大量の火山噴出物を周辺に堆積させ、甚大な災害を周辺地域にもたらしています。

東京からマニラまでは直線距離で約3000キロメートルなので、少なくても3~4年は西日本での大地震波警戒するタイミングとなり、

阪神・淡路大震災(はんしん・あわじだいしんさい)とは、1995年に発生した兵庫県南部地震により引き起こされました。

鹿児島で最近起きた大きな地震は1997年の鹿児島県北西部地震です。

西日本に住む方は、フィリピン・台湾の地震・噴火が起きた時の数年後は警戒してもいいんじゃないでしょうか。

地震発生した時生存率を高める方法

地震の被害は3種類あります。

1番目は兵庫県南部地震に代表される「ズドン揺れ」です。

建物は壊れるけれども、地盤はそれほど破壊されない地震災害です。

ズドン揺れとは、いきなり突き上げてきて、突き飛ばされるような「撃力」が特徴で熊本地震の被害の大半そうです。

2番目は、ふり幅の大きな「ゆさゆさ揺れ」です。

液状化で、地盤も建物も壊される被害で、特に超巨大地震のゆさゆさ揺れは、極めて大きくて強く、地下深くの地盤や断層をずり動かしています。

3番目は津波です。

日本の建物全体でいうと大揺れには強くなりましたが、力の集まる部分を作るその骨組みの材料はねじれに弱いという問題があります。

つまり、ズドン揺れに弱く、地震で壊れない建物を作るのが防災という考え方は現状では成功しておりません。

1923年の関東大震災の揺れは、近くでは斜めに突きあげ、遠くでは横からの突き押しを伴って伝わりました。

震源から30kmほどの足柄地域を襲ったズドン揺れは、20度ぐらいの角度で突き上げてきて、そのあたりの山々の土砂を跳ね飛ばしたそうです。御殿場線を走っていた蒸気機関車を何両も横倒しにしました。

関東大震災のズドン揺れは、遠くへ進むにつれて水平になりました。

80km北の埼玉県川越市でも、頑丈で思い連光寺の本堂を捻じ曲げたほどの力を持っていました。

阪神・淡路大震災のときの神戸の地震道では、突き上げてきたズドン揺れでたくさんのビルの1階がつぶされました。

そういうビルのほとんどは、1階が柱と壁が少ない店や駐車・駐輪場です。

ズドン揺れでまず地面とビルとはねあげられます。

次の瞬間、固い地面とそこにくっついているビルの土台は、すぐに元の位置へ戻るために下がります。

ところが、それより柔らかいビルの1階の柱や天井は、まだ上に上がろうとします。

これで鉄筋コンクリート製の柱は、上下に引っ張られます。「押し」に強い柱も「引っ張りには極めて弱い」ので、水あめのように伸びてひきちぎられます。

しかし、中の鉄筋は切れないで繋がっているので、こうした被害の瞬間の様子がわかったのです。

そして、次の瞬間から、2階より上野ビル本体が落下し、1階はぺしゃんこに潰れます。

というわけで、なるべく1階に住むよりも比較的2階以上に住むことで引きこもりの生存率を若干上がることができるかもしれませんが

電車も横転するわ高速道路も潰れるわで、起きてしまったら、ジ・エンド。

運ゲーになるので、地震の兆候を知っておくことの方が重要でしょう。

また山崩れや土石流などの発生も考慮しなければなりません。

そもそも、震源が起こりそうな場所に住むのを避けるというのも手にはなります。

終わりに

地震はプレートのズレで起きるものだ」と妄信しているのは、中世の人たちが地球というのは丸くなくて、世界はなんかよくわからない形で出来ているとか言ってるのと同じようなもんです。

というわけで、

首都直下地震が起きたら、結構詰みに近いです。

それよりも、今回の記事により地震の兆候が分かったと思いますので、

その兆候がきたら、本気で引っ越しの準備または、防災に備えるというのは意識でいましょう。

これでプレート説を誰も信じなくなったと思いますので、防災というか予災がある程度できれば、無駄な不安に襲われることはないでしょう。

最初、南海トラフ巨大地震のその兆候は「おそらくまだない」と言ったのですが、

その理由が分かって頂けたかなと、

「うわぁ~、南の方から大分、熱エネルギーきてるな~」って感じでざっくり予測すれば義務教育レベルの知能で対策すればそれでいいのかなと思います。

ワイは本腰入れて、インドネシアしかり、フィリピン、台湾、九州の火山・地震経過をチェックしたわけではないので断言まではしませんが、

8月頭頃に政府が無駄に警戒警報鳴らすほどではないと思います。

ワイが言ってたから大丈夫だろうと鵜呑みにするよりも、各個人が、たまにこちらから火山の観測データをみてチェックするのがよいでしょう。

西日本の人は九州の火山、関東住は小笠原諸島辺りですね。

www.data.jma.go.jp

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