こんにちは。
7月中に投稿したかったのですが、最近、スイッチを買ってしまい、ブログの投稿を疎かにしていました、さっちゃ~んです。
というわけで、上級者向けアニメシリーズ今回はこちら!
ファンタジックチルドレン 全26話 2004年
2012年、どこかの南西諸島を舞台にしたSFファンタジー作品
難易度「☆☆☆/☆☆☆☆☆」
登場人物が多くてその整理が若干こんがらがる程度
あんまりアニメを観ていないよという方はこの作品を後回しにしてもいいですけど、
「骨のあるアニメしか興味ない」という方には、うってつけの作品です。
また、作品も2004年と結構古く、他の過去アニメのレビュー記事とかもあんまりありませんでした。
知名度的に埋もれてますので、今回、紹介したいなと思います。
- この記事の見方・この作品の楽しみ方
- ファンタジックチルドレンとは??
- 作中の「謎」1話~7話を整理。13話でようやくどういう話かわかる
- 第13話を視聴したら、ここで登場人物をいったん整理します※ネタバレ注意
- ここからネタバレ注意
- 総合点数 95.80 評価 ☆
- 上級者向けアニメシリーズ:バックナンバー
この記事の見方・この作品の楽しみ方
第1話~第13話・第14話総集編・第15話~第26話と
1クール目と2クール目を前半後半と考えます。
13話まで視聴したら、情報を整理するためにこの記事の13話の部分まで読んでいただくと、よりこの作品を楽しめると思います。
登場人物が非常に多く、情報が多い作品なので、ごちゃごちゃになったら後半の面白さが0.8倍くらいに半減してしまいますので、その辺注意しましょう。
そんなに難しくはないですが、登場人物がちょっと多いです
ファンタジックチルドレンとは??
昔懐かしい謎と冒険のジュブナイル作品のティストを持った、少年少女も楽しめる本格的で正統なファンタジックアドベンチャーを目指した作品で、放映前の番組宣伝でも「胸踊る冒険ファンタジー」というキャッチコピーが使われていた[1][2]。
しかし、結果的には「謎が謎を呼ぶ幻想ミステリー」といった不思議な雰囲気の作品が出来上がった
引用:wiki
「未来少年コナン」「ふしぎの海のナディア」のようなテイストかと思って、蓋を開けたら、全然違う作品でございます。
500年間で、10年毎に生まれて12歳で死ぬことを13回繰り返す子どもたちの資料がみつかった。
:ファンタジックチルドレン第1話冒頭から引用
この作品は、1853年、1903年、2012年といきなり時系列がぶっとんで第1話が終わるという、非常に意味が分からない状況からスタートします。
その「謎」の部分に対して、強く惹きこまれる具合には、クオリティが高いですし、これらの「謎」というのは、途中で解決します。
また、視点が主人公のトーマ・ヘルガ、ベフォールの子供たち、クックス刑事の3つあって、彼らが同じ答えにたどり着くように、合流していく「様」が前半は非常に面白いです。
ファンタジックチルドレンは、この「謎」も面白い部分ではあるのですが、
13話で一旦、ミステリー要素が解決されまして、15話から急にテイストがかわったりして、マンネリになりません。
後半の怒涛の展開から迎える最終回は本当に最高なので、満足できる2クールになるかなと思います。
OPが歴代最高クラス
この曲は、BGMとしても多用される曲ですが、
かなりマッチしていますね。
(歌詞)そう 愛しさと 絆を抱いた
果てなき宇宙(うみ)に浮かぶ 小さな惑星(ほし)で
あたなの温もりを そばで感じる時
命の重さと 儚さを知るの
迷い嘆く夜も 涙の朝も
未来(あした)を信じるから
越えてゆけるの
夢のつづきへ
ファンタジックチルドレンの聖地
ヨーロッパやオランダなど実在の地名が出てますが
こちらは過去500年に事件の起きた場所
トーマ達が移動した場所で似たような名前を検索してみました。
ナツナ島(ナツナ諸島 インドネシア)
チカオ島(チカオ島 フィリピン)
コックリ島(高句麗 今の韓国)
ケトプラック島(不明)
これでみると、東南アジアの島々
引用:知恵袋
作中の「謎」1話~7話を整理。13話でようやくどういう話かわかる
ファンタジックチルドレンは、最初「謎」だらけで結構集中してみないとこんがらがってしまいますが、これが26話ずっと続くわけではなく、9~13話までにだいたいの謎が解かれますし、14話(総集編)を挟んでおさらいしてくれます。
南西諸島の背景美術も丁寧だったり、制作側は、「このシーンや、この謎をみせておきたいんだな」という意図もわかりやすいので、1周目でも、先の展開が気になる構成にはなっていると思います。
作中の主な「謎」
- 500年間で、10年毎に生まれて12歳で死ぬことを13回繰り返す子どもたち、ベフォールの子供たちとは何者か?
- ヘルガが行きたがっている「絵」の場所とは?第1話で死んだセラフィーヌの「絵」がヘルガと同じ「絵」であり、EDでも流れる。そして、トーマもこの「絵」をみたことがある。これは、一体なんなのか?
- ベフォールの子供たちが、「取り込まれるぞ!」といっている影のような奴は何なのか?
- 第1話でメルを捕獲したデュマとは何者か?
- べフォールの子供たちのもつ、鉱石とは何なのか?
- 第3話の脱走犯とは何なのか?何故、急激に老化していたのか?
ファンタジックチルドレンは、その間にも「未来少年コナン」のような面白さ味わいながら、これらの「謎」に徐々に迫っていきます。
といっても、SF要素が強いため、視聴者が推理していくものではなく、複雑に絡み合っている人物や事柄が、段々と繋がっていく流れを味わっていきます。
第1話
1853年
博士がオランダにて、チルドレンの一人である「コーラッド」が脱退。
その後、コーラッドは、放射線の発明
1903年
クレルモン療養施設:セラフィーヌ(42歳)1859年生まれ、死去。
チルドレンが「間に合わなかった」
『クリスティーナの死』からちょうど100年だった
チルドレンの女の子「メル」が、一人記憶喪失のままデューマに捕獲される
デュマ「そろそろ僕に協力するべきだ」
わけがわからない第1話ですが、いかがでしょうか。
これを「よくわからない」「退屈」と捉えるか、「世界観が気になるか」で大きく変わっていくのだと思います。
第2話
セラフィーヌ1901年没から2012年
もう一度、クレルモンへ
100年経つと生まれ変わる?
5人は12年経つと記憶が急速になくなる。
不安と混乱によって、僕らは僕らではなくなる。
別勢力と奴らとは何なのか?
一見、展開がなさそうな第2話ですが、視聴者にとって、この回の気味悪さは、1902年にいたはずの子供5人がしれっと2012年にいるところですよね
ここが面白いと思いますね
第3話
行方不明になったのは、2006年
イアン含む5歳で子供たちが疾走してる。
→黒ガキどもの『ベフォール』の頭がイアン!?
でも、100年前の写真。
あと、ヘルガの描く絵
とEDの絵
1話の時:
クレルモン療養施設:セラフィーヌ(42歳)の絵
この絵なんなんでしょうね
4話・5話・6話
24歳のおばちゃん脱走兵シモン死亡
他2人も脱走
2012年→あの連中の中にへルター!?
もう一人のおじちゃん脱走兵
脱走兵老人31歳でなくなったはずのグラス死亡
→連邦に死体を持ってかれる
サングラスをかけた白髪の青年
6年前べフォールの子供たちが行方不明
→記録上、1901年一斉に死亡している
ゲド機関:100年前の科学機関。ラドクリフは石を最初に調べた学者
ゲドの紋章→100年前の機関に脱走兵の服についていた
別件:
脱走犯、男女数名が逃亡
フラグメント:100年前にあった石
第7話
7話ではラドクリフ博士の記録が紹介されますが、1回みただけでは情報が整理されないと思いますので、一応ここに記しておきます。
ラドクリフ博士の記録:
1901年ベフォール5人裸で死亡。死亡時金髪に戻る
→死亡した際に、謎の石を手に入れる
→X線装置放射能あててみると
→石の模様が謎に78枚ゲット
1902年、GED機関が石の研究のため設立。
1915年:記号が解明できない。何かの細胞のように見えてしまう。
石の中の模様(記号)は毎日変化をするので解読できない
1856年の新聞記事:死因不明、亡くなる7年前、5歳に行方不明になる。みんな白髪に近かった。
べフォールは時代をさかのぼるごとに各地に11年生存している
1489年悪魔が連れて行った7人の白髪の子供たちが発祥、べフォールの子供
500年でヨーロッパ各地で、意図的に13回死んで蘇る生き続けることを繰り返す子供
白い髪の男の子の肖像(ハツモダイ)もみつかった。
黙示録か?魔物か?
第8話・感想
こちらは、解説ポイントは特にないので、感想です。
見所のあるシーンがあります。
刑事とフロウのパパっぽい人
→クレルモンの街で11歳になったフロウを発見する
フロウはベフォールの子供の1人の女の子ですね。
この回あたりから想像する感じ、べフォールの子供たち5人は「ヘルガ」を探しているのだと気づかれると思いますが、
5歳で行方不明になった娘がみつかるという心情はいたたまれないですよね
第9話・解説
オエツェル(エネルギー)→超能力。
「自然界には存在しない」
「ゾーン」に干渉した
機関の連中に実験道具にされた
幻覚は「エンマ」と呼ぶ
エンマに憑りつかれる??
とりつかれると光を放出した
この回から、「謎」の「回答」というか、この作品の「世界観」というのがようやくみえてきます。
第10話・解説
デュマがメルを捕まえてからゲド機関
メルが記憶をデュマが引き出した可能性がある。
デュマはここの科学者を利用し、「ゾーン」をあけることを目指していた。
ゲド次元:
石の欠片からX線膨大な記号
次元装置をひらく設計記号だと解明され、前回の実験テストの結果それが実証された。
パイロットの2名の死亡と無事帰ってきた3名の老化は謎だが、
ゲルタ博士の研究理論により、死後の世界の存在が証明されれば、あらゆる何かに影響を及ぼし、莫大な利益を生むことになる。
先端技術として国益として、国王陛下のお望みでした。
王室保安局のデミア、皇太子とは親友のポジション
第12話・解説 ネタバレ注意
11話は特に解説する所がないので、飛ばします。
死体を魂が無理して使うと、
閻魔(エンマ)に取り込まれる
脱走兵キルヒナは、
精神の不安定によるエネルギーの暴走でゾーンにいくことになる。
ゾーンにいくことになると、
宇宙の崩壊につながる。
宇宙=エンマはそれを許さないから防ぐ。
→これは、この世界観の宇宙の法則ですね。
死んでいるのに、生物のように動くことは、宇宙の法則で許されるものではない。
自然の摂理としてゾーンという世界ではエンマが発動するみたいですね
「死を受け入れれば、魂は救われるぞ!キルヒナー!」
エンマが魂を消そうとしてる
魂が消滅したら二度と生まれ変わることができない。
水の惑星ギリシアがべフォール5人の故郷でした。
第13話・解説 ネタバレ注意
ギリシアでは惨劇が起きたので、
転生装置(アウトゾーン)で独断でティナの魂を地球へ送った。
ティナパパは、それをブチ切れてべフォール7人に連れ戻せと命じる。
地球時間の500年以上前に転生
ヘルガ(ティナ)をギリシアのゾーンへ戻すために。
死んで生きかえった?→アウトゾーン
地球人が人体実験でアウトゾーンに近いものを開発していた。
魂はオエセルで出来ていて、
ゾーンはオエセルの絶対安定の世界だが、キルヒナーが不安定の状態になった。
地球のゾーンは未知の領域だったが、ティナを見つけ出す自信があった。
1478年、ギリシアと地球のタイムスケールは違う、座標がずれている。
ベフォールは、結局26年(地球時間で500年以上を費やし)何回もアウトゾーンを作り出して、人口転生を繰り返したけど、
ティナは自然転生を繰り返して、とうにギリシアの記憶がなくなっているけれども、魂は残っている状態だった。
そして、やっとたどり着いたのが2012年
キルヒナーの現象:
エンマ→宇宙自らの行為、理論的に推測した修復現象。
ティナの時にははっきりしてなかったけど証明された
宇宙そもそもは、キルヒナーを許さなかったように、人工的な転生を許さない。
ベフォールの子供の一人クレイマンは、
帰れるかどうか確証がもてなくなったから、
キルヒナーの実験データがほしくなった。
第13話を視聴したら、ここで登場人物をいったん整理します※ネタバレ注意
トーマ:主人公。ヘルガの絵が気になっている描写等があります
ヘルガ:前世はクレルモン療養施設のセラフィーヌ。その前はクリスティーナ。元々は水の惑星ギリシアの王女ティナです。
行きたい場所というのは水の惑星ギリシアのことです。記憶がなくても、魂は残っている感じですね
チット:いい奴だが、後半は重要な部分に絡まない
べフォールの子供たち
彼らは、あくまでもヘルガの意思を尊重するということで、全然、悪意をもったキャラクター達ではなく、どちらかというと一般的な考え方を持っているキャラクター達だったと伺えると、やはり、5歳で行方不明になった時の家族とかの心情とかがいたたまれないですね。
アギ/イアン:リーダー。現世で、妹のベルと離れる描写があったり、多分、ソレトといい感じなのではないかというキャラ
ソレト/フロー:
ヒースマ/トーマス:ギリシアへ帰ることを強く願っている少年
ハスモダイ / テオ:
タルラント / カリエ:ベフォールの子供たちのペット・ワンダーの製作者
メル:1901年にクレルモン療養施設でデュマに捕まり、脱落する。パルザとは恋人同士だった。
パルザ:最初に脱落する。メルとは恋人同士だったコンラート・ルーゲン。もとはパルザとしての記憶を保っていたが、1853年に他の子供たちとの同行を拒否してルーゲン家の家族の許にとどまり、記憶を失う。25歳の時から物理学者への道を歩んで、1896年にX線を発見する。
メルとパルザは作中であんまり出てきませんでしたが、べフォールの子供たちの中ではかなり重要な位置づけとなります。
今後、惑星ギリシアのエピソードが絡みますが、メルとパルザが恋人同士だった描写がみていて悲しくなってきます。
クックス刑事:前半、「謎」を解き明かす探偵役をしていたが、後半での活躍は微妙
デュマ:ゲド機関の影の実力者で、王室保安局に属し、皇太子と親しくしている。デュマの謎だけは13話の時点では解明されておらず、ややこしいキャラクターではあるのですが、結構重要なポジションのキャラクターです。ヘルガをかなり気にかけています。
ゲルタ博士:3話からしれっと登場したモブキャラのおばさんで。ゲド機関の責任者。1985年、25歳の時にデミアンと出会い、フラグメントの記号を解読して謎の機械を作った。デミアンになぜか強い恐怖をいだき、またルーゲンに少女時代から強い関心をいだき続ける。14話はゲルタ博士のエピソードとなっており、このキャラクターはかなり物語の根幹に携わっているキャラクターで、かなり重要です。
後半抑えておきたいキャラクターは、主人公のトーマ、ヒロインのヘルガはともかく、メル・ゲルタ博士・デュマ、これらのキャラクターは何らかの秘密を抱えているキャラクターです。
ここからネタバレ注意
第14話~第20話 ネタバレ注意
2クールアニメがあると、後半失速だったり、中盤の中弛みがあったり難点が出てくるかと思われますが、この作品は、舵を思いっきりきってきます。
14話ではまず、ゲルタ博士とデミア(デュマ)との出会いからゲド機関での経緯までデミアは科学者ではないが、フラグメント(石)は設計記号だとゲルタ博士に伝えれば、ゲルタ博士はあれよあれよと次元転送装置の開発に着手して今に至ったわけですね。
ゲルタ博士は天才です。
それから、ヘルガの前世をセラフィーヌ→クリスティーナ→そして、ティナまで辿っていき、この物語の核心部分に迫っていきます。
パルザとメルは婚約予定だったのを思うと、尚更いたたまれないシーンを挟みながら、
ティナの父親の弟とティナの母親の間に子供が孕んだということで、ティナ=ヘルガにとっては、それが弟に当たるわけですが、それがデュマです。
フロッピーディスク資料:
急激な老化、遺伝子の破壊により、みんな3年で亡くなっていく
ギリシアに戻っても2月間の命である
地球の20年では、ギリシアでは1年
第22話 ネタバレ注意
第1話か第2話の時に
111年前デュマがメルを捕獲したが記憶をなくしていたシーンがあったと思います。
12年経ったら記憶がなくなってしまうことに気が付かなかったから酷いことしちゃったけど、
一回、ゲルタ博士に転生してもらって次元装置の作り方を思い出してもらうことにしましょう!ということでした。
なんで地球人であるゲルタ博士が次元装置を作れたのかというと、作った本人(メル)だからでした。
この時に、ギリシアのメルの記憶が蘇って、パルザと婚約する予定だったのに.....
この回でも、少々泣けますね。
一押し回
第24話 感想 ネタバレ注意
第26話 感想 ネタバレ注意
トーマとヘルガが出会ってからの物語でもありますので、
この2人の関係にも同時に決着がつく、最高の最終回だったのではないでしょうか。
セズはヘルガを元に戻して、自分は罪をヘルガに告白して死ぬ気満々だったけど、ティナが「トーマとして生きて」「セズが死ぬなら、私も死にます」というセリフには、最後トーマが生きて戻るための説得の材料としては充分ですし、ティナというキャラクターの「許嫁を振って、新しい男と付き合う」という嫌な部分というのも、やや払しょくされたと思います。
号泣ポイントです
結局、共に生きるといったニュアンスを感じる「天空の城ラピュタ」や「未来少年コナン」のような終わり方ではなく、トーマとヘルガは明確に「共に」なるということはなく終わります。
ボーイミーツガールの始まりで迎えたアニメなのに主人公の過去(前世)の「贖罪」という形で終わったというのも斬新です。
これはまた一つ面白い構成をしている作品だなと思いましたね。
最終回未放送シーン
TV放送版で尺足りなかったシーンがYouTubeで違法で挙がっていますので、削除されないうちに視聴して頂きたいです
これ、めちゃくちゃ泣ける
べフォールの子供たちの帰還彼らは「謎」の存在の立ち位置でしたけど、何も人間そのものでありました。
5歳の頃に行方不明になった自分の家族、息子や娘が突然帰ってくるわけですよね。
フロー(ソレト)の父親なんか、娘が行方不明になってからゲッソリしてましたし、イアン(アギ)の妹のベルもお兄ちゃん子でひっついてましたし、
ヒースマだって、家族はいたんだよってシーンもありましたしね。
この作品の根幹部分じゃない所ですけど、最高のシーンじゃないでしょうか。
総合点数 95.80 評価 ☆
おすすめです
序盤が退屈かどうか?というのは人によって意見が分かれるかもしれませんが、ワイ個人的には、1話から掴まされました。
あんまり無駄なシーンもなく、南西諸島の世界観、背景美術とかも日本じゃ、まぁ、みられないもので新鮮です。
アニメを色々みている人からすると、「このアニメ、ちゃんと力入ってるな」と感じますので、序盤から面白いんじゃないかな。
アニメを見慣れていない人は、この世界観を作り込む凄さをあんまり感じられないと思いますので、その点でも、ちょっと、あんまり最初に薦めるアニメではないかもしれませんね。
まぁ、でも、これはアニオタならば、夏に是非見てほしい1本です
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