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【永久保存版】アニメ夏目友人帳を100倍楽しむための各話批評 ベストエピソードはこれだ!

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今回は、夏目友人帳を一気見直しをしましたので、紹介していきます。

アニメ記事は普段の5倍くらいテンション高い

気が付けば6期。少年が主人公なのにファンが高齢化してきましたね

夏目友人帳みたことないけど1話から一気に観るの怠い人、夏目友人帳を見直したいけど怠い人、面白いアニメの面白い部分しか観たくない怠い人など。是非、この記事を参照にして点数の高いエピソードだけみて頂ければと思います。

◆ここにが夏目友人帳!◆
夏目友人帳は1話完結!話数を飛ばしてみれます。ワイが神回セレクトするよ!

Dアニメストア夏目友人帳を話数とばしながらサクサクみていきましょう

面倒だったら「10点以上」の回だけみればOKです。

このページの目次とDアニメストアと話数照らし合わせて「本当に面白いんだな?おおし、試しにみてやるよ」って気持ちで視聴しましょう

点数説明

11点...歴史的神回、10点...神回、9.5点...GOOD、9点...ある程度面白い、8.5点....普通、8点...面白くない、7.5点....作品の評価を下げるレベル、7点...クソアニメ

総合点数:点数合計/話数×10(タグえん式) 92.5点以上で「A」

↓他作品の評定↓

年度別ワイベストアニメランキング 歴12年1000作以上視聴したプロの選定 - 働いたら負け

第1期:夏目友人帳

第1話「猫と友人帳」 10点

  • 夏目貴志の悩み:自分にしかあやかしものがみえず、家族をたらい回しにされた過去がある
  • 目的:祖母の形見「友人帳」に書いてある妖怪の名前を返す
  • きっかけ:にゃんこ先生と出会う

第1話で夏目友人帳とはどういう物語なのか全てが説明されていて、「THE 1話」です。

展開も夏目友人帳のスタンダードな回し方になっております

このアニメは、妖怪のアニメで2000年代後半だったら結構定番のジャンルなのですが、夏目友人帳は「ホラーテイスト」ではないというのが、他の妖怪系とは違う部分で、妖怪も「人」と同じ視点を持っている部分がヒューマンドラマを生み出すことができる作品です

この第一話は妖怪が夏目を襲いますけど、その襲う理由というのが、その妖怪に対して「愛しさ」を感じられる。このギャップに感動を誘う要素がつまっております。ベーシックに夏目友人帳とは何たるかの30分がつまっております。満点

第2話「露神の祠」 10点

第2話において、夏目友人帳のもう一つ基礎「最後に何かを成し遂げる」

何か、目的が達成されて妖怪が消える。

このパターンは夏目友人帳の定番であり、それは、人間と同様に捉えられる感覚を持っていて、「人が死ぬ前に何をやっておきたいか」、それを妖怪に持たせるので感動するんですね。

第1話は、妖怪の内なる感情による「心情ギャップ」

第2話は目的が達成されてからの「別れ」

ベーシックな夏目友人帳

これらをうまくいじくれる1話完結の回が、ワイの中では基本的には神回となります。

まぁ、この回もベーシックですね、

最後、「いい天気だなぁ」「そうですね」の掛け合いがただただじ~んと決ます、泣けます。最後のセリフで余韻を残せるのも強い、満点

第3話「八ツ原の怪人」 9.5点

第3話にして、自分と同じように「妖怪がみえる」人間に接触するのかもしれないという緊張感のある展開から、幽霊お姉さんに「あっちいけ」という幼少時代のエピソードを夏目が思い出したりします

「一人になるのが寂しいのも、最初の一歩が怖いのも」という心に残る言葉を残して最後におさまるのもグッド

オチがどうなるのかな?とワクワクしながらみることができて、非常に面白いです

第4話「時雨と少女」 9点

第4話、今振り返ると新鮮なんですけど、「あやかしがみえるという特異性」を女の子に疑われるときの緊張感がありますよね

あと、青春ラブコメ的な「肝試し」ね。

少年が主人公なだけあって、青春の要素も作れるのもいいですよね。でも、まぁ、夏目友人帳の一番の売りはやはり1話2話のような「ギャップ」と「死別」ですね。

この回も後半は1話と2話とちょっと捻ったような感じですが、後半は普通でしたね

第5話「心色の切符」 8点

飛ばしていいです。

妖怪同士の友情を描いておりますが、非常に展開が淡白

しかも、これ「アニオリ」なんですよね。

教訓じみたメッセージ性や展開の捻りがないです。

第6話「水底の燕」 10.5点

やはり、2話の派生。

最後に妖怪が何をやり遂げるかのパターンをベースにいじれば神回となる

この回は、この妖怪の「経緯」がいままでにない捻り方があって。妖怪は人間がベースでもあれば、人間じゃないベースもある。ちょっとネタバレになってるんだけど。

プロセスが良くて、ノンストップ30分でしたね。満点越え

第7話「子狐のぼうし」 9点

休憩回です。

従来の「夏目友人帳」の魅力とは違いますけど、こういう話の展開もできるんだよということですね

第8話「儚い光」 11点

このエピソードが、おそらく、「夏目友人帳」で最も評価されている回です

第2話から何度も言いますが、最後に何かを成し遂げる、そして消えるのパターン

で、今回なんでこんなに評価が高いのかというと妖怪と人間の「ラブロマンス」が入るんですよ

こうやっていっちゃうとネタバレで申し訳ないけど、夏目友人帳は神回は基本的に、「別れ」です。

またもう一つ。夏目自身が、妖怪がみえなくなることは望んでいたことなのに嫌だと感じる。この矛盾してる感情がいいんです。夏目友人帳の中間点「第8話」にふさわしいエピソードです。11点

第9話「妖祓い」 10点

名取登場回。この回は、感動以外で満点獲得

名取というのは「大人」なんですよね、でも、夏目は名取の考え方に納得できない部分がある

子供用の視聴者は夏目側につくんですよね、暴力はいけないみたいな風潮で

それがおっさんになってみると、いやいや名取はやってること別におかしくないってなるわけで。ここがすごくいいです。満点

第10話「アサギの琴」 9点

う~~ん。2話でも、8話でもみたことあるような展開です、最後に何かを成し遂げる

琴の演奏をアニメーションでもっと表現出来たら点数が0.5点あがります

夏目の教訓に刺さるものはなく、及第点の9点

第11話「ニャンコ徒然帳」 8.5点

休憩回

緩急つけるための「緩」ですけど、2000年代後半特有のアニメを長くやるために「緩い話」を導入する感じですね

夏目とにゃんこ先生が喧嘩する回ですけど、特にないです。

飛ばしてOK

第12話「五日印」 10点

いやぁ、最後に持ってかれますね

この回は新しいことをやっています、それは夏目が命がけで戦うことですね。

1期の最後の闘いにふさわしい回ですね。

で、最後、泣いたよ

↓ネタバレするね↓

「迷惑をかけたくない、心配をかけたくないばっかりだ。自分のことを大事にできないやつは嫌いだよ」とヒノエがすごく人格者の発言をした後に、なんちゃら倒して、で、 命かけからがら帰ってきたら、とうこさんに叱られるエンド

あんなに優しくて、かわいらしい塔子さんがすごく怒るの「心配したでしょ!」って、泣くよ。夏目自身も「自分のことを大事に思ってくれている人がいるから、自分のことは大事にしなければならない」と戒める優しい終わり方、満点

第13話「秋の夜宴」 9点

1期の区切りとしての日常回。別にいらないけど、はじめてアニメ化するということでのまとめの回ですね

夏目が幽霊がみえるのを理解した人(田沼)との会話は、1期通してはじめてだったので、日常回でも楽しめる部分があり、9点ですね

夏目友人帳(第1期):95.00点 評価 ☆

夏目、ニャンコ、ゲストという構図で、シンプルにこれぞ夏目友人帳という1話完結が多いので、満点が多く、やはり、1期が平均点としては高いです。

下手に日常回を入れずに、神回だけいれたらとんでもない点数になっていますね。

第2期:続・夏目友人帳

第1話「奪われた友人帳」 9点

非常にその起承転結がはっきりしていて、わかりやすく面白く、第2期の1話として適切な回だったでしょう

夏目友人帳で10点に、ぐっと持っていくためには、何かしらのメッセージ性やら夏目の教訓が入るとなる

面白い回です

第2話「春に溶ける」11点

2期はこれがナンバー1。

これ何がいいかというと、夏目友人帳史上ダークな展開なんですよね

悪霊に対して同情をぐっと誘う展開です。オチや捻りもそんなになくて、ちょっと悲しめな終わり方をするので、なんともいえないですけど。

ワイは、なんか、もう、悲しかった。こんな抱きしめたくなる悪霊も中々いないので、情にむりくり持ってかれました。11点

第3話「妖退治 湯けむり行」 9.5点

かくしごと」が心のテーマもありますし、恩をあだで返す妖怪もいれば恩を恩で返す妖怪もいるという教訓じみた終わり方も非常によかった

ちょっと辛いかもしれないけど、心を動かされなかったという点で9.5点です。9.5点の中では一番面白いです

第4話「雛、孵る」 9.5点

これは、そうですね。

子育て回というか、「育てる」というだけでシンプルに面白かった

展開や教訓に特に印象に残るものがなく、逆にちょっと甘い9.5点ですが、面白さの度合いでは3話と同じくらいでしたね

第5話「約束の樹」 9点

これは、30分通しでみると若干退屈ですけど、最後のオチが綺麗に決まりましたので、9点は堅いなという判断です

教訓とかは特になし。

第6話「少女の陣」 9.5点 第7話「呼んではならぬ」 9.5点

ついに、2本立てになりました。そして、正ヒロイン「多岐」登場回

ヲタク歓喜の正統ヒロインが登場し、わんちゃかしながらイチャイチャする回です

夏目が多岐に頭ぽんぽんするシーンはキモヲタが間違ってやりかねないので注意しましょう

第8話「不死の想い」 10点

人魚のエピソードですね、2話以降の満点です。

まぁ、そうですね。展開的には1話の派生ですね。

結局、そうなんです、第1期の1話「心情ギャップ」と2話「目的を果たす・別れ」、この派生型が面白いんです

ただ今回は、「人魚」というキーワードがうまくオリジナリティを表現出せている

新鮮さはないけど、結局このパターン面白いよねwって感じです

第9話「桜並木の彼」 8.5点

う~~ん、「絵画」というツールを使っているところは新しいところですが

最後に何かをなしとげて終わりたいという流れは「アサギの琴」や「燕」のエピソードに似たり寄ったりで、展開としての新鮮味はなかったです

教訓も特にないかな

第10話「仮家」 10点

これ、結構評価高い回じゃないですか

ラストでぐっときます!

わかってるんだよ、しげるさんは。でも、聞かない。その優しさに泣ける。ただ、そう感じた。満点

第11話「呪術師の会」 8.5点

「妖退治 湯けむり行」と同じような展開だったが、テーマや教訓などが薄かったですね

話数がすすんでいくと、話の展開被ってくるのでね、ネタ切れになって厳しくいきますよ

8.5点なんで、みなくていいですね

第12話「廃屋の少年」 9点 13話「人と妖」 9.5点

2期のラストに相応しい2本立てのエピソードですね

単純に「敵」がいない状態で夏目が苦しむ展開は非常にいいですね

ただ、前半見た時に展開が読めすぎるという点で10点には至らなかったですね

ちなみに、この展開パターンは今後、結構使われます。

「心情ギャップ」・「別れ際」・「人と妖」と

続・夏目友人帳 94.24点 評価 A

第1期は、ゴミ回がまざっていたんですよね。第2期は、ゴミ回がなかったので、足をひっぱらなかったのですが、1期の満点の数というのが多かったですね

シンプルな夏目友人帳の面白さは1期で完結してはいるんですが、面白さはキープしております

第3期:夏目友人帳 参

第1話「妖しきものの名」 8.5点

2年ぶりの夏目友人帳が放送されて、夏目友人帳を忘れた人や初見の人のためにも、スタンダードな展開を用意。オリジナリティは、お祖母ちゃんというだけです

キャラクターの情念やメッセージ性が特になし、9点でも良さそうですが、第1期と第2期の最終回を織り交ぜた感じであり、2期の最終回のあとすぐに視聴するといくらなんでも前回やったパターンを繰り返したので、一気見すると相応しくはない第1話でした。

第2話「浮春の郷」 7.5点

ダメ、原作勢切れていいですね。まず面白くはない、んで

・名前が載っていないなら友人帳は反応しない→この矛盾に制作陣の愛を感じない

これ第2期5話「約束の樹」に対してややこしい。

最悪のアニオリです、最悪!

第3話「偽りの友人」 11点

昔やっていてエロゲのような展開

要は、第1期「儚い光」の踏襲なんですけど、男子高校生に主軸の視点が代わってみせられる

やはり、何度見てもこのパターンは面白い。さらに演出としては最後の手をつないで走るシーンじゃないでしょうか。劇場型の30分です、11点!

第4話「幼き日々に」 10点

「時間が経ってからあの人に優しさに気が付いた」少年時代をうまく利用している

妖怪も「あの時に夏目の接し方を間違えたのか」という一抹の寂しさを表現

この心情のバランスをラストに「あの時はこうだったね」という受容の形でまとめていく。これは新しいので評価されるべき1本、連続で11点は流石に.....10点です。

まぁ、そうですね、30分間ずっと面白かったら11点いけたかな

第5話「蔵にひそむもの」 10.5点

神回ラッシュ。多岐のおじいちゃんの周りを囲む妖怪たち

これは第1期1話の踏襲。つまり「心情ギャップ(ツンデレ妖怪)」をふんだんに使って、涙を誘ってきます。

まぁ、おんなじパターンなんですけど

妖怪たちが布団であおむけになっている多岐のおじいちゃんを覗き込むカットよ

結局、情でやられる。10.5点です

第6話「人ならぬもの」 9点 第7話「祓い屋」 9.5点

今回は、意外性のある展開を一ひねり加えていて視聴者を飽きさせないですね

的場再登場で、バトル系の夏目友人帳で良作でございます

10点にしないのは、結局、心を動かされる1話完結、夏目友人帳でしかみられないし、それが強すぎるからです。

第8話「子狐のとけい」 8点

EDを歌っている中(あたり)さん、美しい歌声でワイも大好きな歌手です

しかし、彼を何故か声優に起用し、棒読みのアフレコに草

アニオリということで、案の定、キツネを出したいがだけの捻りもないエピソードです

第9話「秋風を切って」8.5点

とうとう学園祭。青春ラブコメなら定番であるが、定番に定番すぎて、別に夏目友人帳でみなくてもいいのだが、そこはご愛敬。高校生ですしね

ところで、1期の最終回は「秋の夜宴」でしたが、ここで秋の学祭、サザエさんループ説か時系列バラバラ説なのかは不明である

第10話「割れた鏡」 9点 第11話「映すもの」 9点

田沼と再びタッグ。まるで脱出ゲームをやるような青春的な面白さです

夏目はこれまで友人と作業してこなかったので、前回の学祭やら、第3期は「青春」が目立っていますね

教訓テーマが「友情」になっておりますが、男の友情にしては女々しいですね

第12話「帰る場所」 9.5点

夏目友人帳ZERO。夏目が藤原家にいくまでの話

ここにきて渾身の過去回、非常にホットなお話でした。面白いです

これはちょっと申し訳ないけど漫画の方が良かったので、10点にならなかった

第13話「夏目遊戯帳」 9点

妖怪同士でかげふみ鬼をやる日常回

最後のワンシーンがすごくよかった

3期の最終回として、収める感じにはなっておりますね

夏目友人帳 参:91.54点 評価 B

友達が増えたので、「青春」要素を取り入れることができて、それによりまだネタ切れにはなっていないのが感じられます。

神回も目立っていますが同時にゴミ回も存在するという一番安定性のないクールでした

Bですけど、長編になると段々落ちていく中で、Bを保っていると考えてよろしいかと思います

第4期:夏目友人帳 肆

第1話「とらわれた夏目」8.5点 第2話「東方の森」9.5点

的場が登場した時も捕まって今回も捕まるパターン、前半はマンネリ

「友人帳がなくても友達でいられる」というセリフは夏目友人帳のタイトルの根幹に触れていてよかったですね。

夏目軍団が最強の魅せ方も俺つえ~系のようで気持ちよかったね

第3話「小さきもの」9点

起承転結が充実しているけれども、ワイの心の琴線に触れなかったのかな

いつメンの妖怪と協力しているのが結構新鮮で面白かったですね

第4話「代答」 11点

夏目友人帳史上最高レベルの神回

夏目友人帳」+「手紙」。これは面白い方程式の完成です

あとは、いつもどおり、感情のギャップをマイナスからプラスに振り切れば感動します

第5話「すぎし日の君に」 9.5点

アニメはAパートとBパートで視点を変えて丁寧にやっていますが

原作漫画の淡白にAパートだけで終わった方がサクサクとみれて面白かったですね

面白くて、女の子が可愛いのですがここはギリ9.5です

第6話「硝子のむこう」10点 第7話「人と妖の間で」10点

前半は「ドラえもん」みたいなコメディでにゃんこ先生が夏目になるのが絶妙に笑った

後半は田沼が本格的に夏目の世界を経験することによる夏目の新しい心情部分を垣間見れるし、田沼もそれに夏目のみている世界を経験して感じ取る。繊細で丁寧な会話のやりとりですね。

非常に満足な2本立てでした

第8話「惑いし頃に」8.5点

アニメオリジナルにしては、良かった

的場のおばちゃんの幼少期は、実は的場のおばちゃんでした~!っていう「オチ」に使えば9点でした。

幽霊だったパターンは2期の最終回でみてるので展開としては並です

第9話「月分祭」8.5点 第10話「祀られた神様」9点

神祓いを名取にさせるのが依頼人の本当の目的ではないかとスイが推察するシーンは良かった

あとは、名取と夏目の協力タックは何回もみてるのでね。

ちょっとした運動会みたいな回でした

第11話「一枚の写真」8点 第12話「記憶の扉」9.5点 第13話「遠き家路」9点

夏目友人帳初の3本立て、ですが....。

テンポも悪いですし、最初の11話は、完全にいらない回ですね。12話が面白いのですが、13話の過去回想が12話と被る部分があって、1話分で収まるのではないかなと感じました

夏目友人帳 肆:92.41点 評価 B

3期よりは平均高いですけど、エピソードとしては、10点をとれたのは2つのみなんですよね

特に後半はアニメーション構成がちょっと失敗している部分がありまして、この引き延ばした部分がアニオリを入れてきた理由なのかなと推測はします。下手なことやるより単純に話数減らすだけでいいですけどね。

当時2012年ですね。ワイは、もう連載辞めてほしかった、名作のまますっぱり終わってほしかったのを覚えております。

第5期:夏目友人帳 伍

第1話「変わらぬ姿」 9.5点

4年ぶり夏目友人帳の放送開始

人物の立ち位置の謎を保ちつついつもと違うオチを持っていったり、レイコの「優しくて寂しい過去回想」があったり、心にのこる言葉が一つあれば満点になる、30分退屈のしないエピソードです

第2話「悪戯な雨」10点

文句なし満点

妖にとって大切な思い出となっている人とのつながりの記憶と 当人は全く記憶がないというギャップは、死別とはまた違う寂しさを演出していますね

別れがなかったんですよね、新しい夏目友人帳でした。第5期にて、非常に初期の夏目友人帳レベルのクオリティです

第3話「祓い屋からの手紙」9点 第4話「連鎖の陰」8.5点

組み合わせをいじっただけで、的場という第一印象の悪い「悪役」と手を組むというのが新しさです

まぁ、パターンのまんねりを防ぐなら、こうなると思いますね。

的場の闇の部分を出せれたら、いいんですかね。あえてやるなら

第5話「結んではいけない」9点

多岐の萌え回

ラブロマンスは、夏目友人帳では結構やりましたので、妖の「恋」は新鮮ではない

ただ、多岐が可愛い。女には不評、ヲタク大歓喜の回

第6話「音無しの谷」8.5点

そろそろネタ切れなんじゃないかなと 何か一つ、夏目が新しい教訓を得るか、それとも人物関係が変わるか、それがないからね。

神谷浩史の声の出ない演技のアフレコを堪能する回です

第7話「遠い祭りの火」9.5点

男4人で宿泊するのは夏目にとっても大きな変化でありますし、単純に羨ましいスタート いとさんに意表を突かれるの前半。いいですね

最後の田沼の「だから、もう俺には夏目みたいな友人ができたからさ、あの人に、夏目をみせたかった」 これが前半の「怖い」に対比していて、このギャップがうまい。

珍しく、結構理性のある妖怪が出したね

第8話「歪みなき世界」8.5点

夏目出てこない。的場に諭される名取に草

夏目は、いろいろと問題を抱えていて成長するステップがありますので、まぁ、珍しい組み合わせはみせてもらったけれども、わざわざやる必要性までは感じない。

第9話「険しきをゆく」9.5点

妖同士の住む世界が違うこと、これをみた夏目が映像だけで自分に置き換えるシーンは久々に内面を描いてきた。

「お前は何を差し出せる」との問いに夏目にワンカット(一瞬、人間を差し出すのか?)というのを入れてから「いいえ、何も差し出せません」と答える。非常にいいっす

面白い部分伝わりづらく地味だけど、オリジナリティとんだいい回です

第10話「塔子と滋」 11点

夏目友人帳史上最高の回。

藤原夫妻の夫婦の会話で全ての優しさが詰まってる

ワンシーンワンシーンに目頭が熱くなる、脚本が申し分ない。

どういった想いで、夏目を藤原家に迎え入れることにしたのか。その藤原夫妻の優しさがもう現代社会に浸食されたワイを夏目と一緒に拾ってくれた

最後のカラスのワンシーンでもオシャレにオチを添えて、もうなんだよこれ。

11点

第11話「儚き者へ」9話

「塔子と滋」の回をみせられたあと、ひっそりと夏目が風邪をひいて寝込むだけの回

ひっそりと5期をしめてきて、今回のシリーズ構成はいいですね

風邪ひいて寝込むのはアニメでは定番。通常なら8.5点ですが、構成がうまかったので9点です

夏目友人帳 伍:92.73 評価 A

8.5点や9点が増えてきたので原作は、ネタ切れだと思います。しかし、アニオリや構成ミスが見当たらなかったので、大きな減点がなかったんですよね。

それで、今期も11点を一つ叩き出せたので、これも大きかった

Aに返り咲きです

第6期 夏目友人帳 陸

第1話「つきひぐい」9点

突然、SF青春ラブコメに変貌した第1話

原作者のネタ切れを感じるが、マンネリはしてない

「新しくなりたいか、月日を重ねたいか」といったニャンコ先生のいいセリフもあり、9点でOKでしょう

第2話「明日咲く」9点

筆で何かを描く珍しい石洗いの妖怪の登場で、映像美の回。的場とか名取出し過ぎないのが、原点に忠実でいいところ。

夏目定番の妖怪が最初、夏目を襲うけど内面は実はみたいな感情ギャップがないと寂しいところはある

展開はいいかな、10点狙うなら危機意識がもう少しほしいかな

第3話「二体さま」9.5点

まさかの柴田が参戦。

学校の固定電話使ってたので、夏目友人帳は2000年以前の話の可能性が高いことが発覚

柴田が怪談話をして、このアニメが妖怪ものだと思い出す。シンプルに少年達が妖怪退治をする展開は面白かったのは、柴田のキャラが立ってからだね

第4話「違える瞳」9点 第5話「縛られしもの」10点

幽霊がみえなくて廃業になった霊媒師の式が、まだその霊媒師の家の中に潜んでいるという話ですね。

名取タッグで新鮮さはないですけど、面白い設定で始まったなと思いました

で、やっぱり悪い妖怪にみせかけての「心情のギャップ」を使われると、ぐっときます

名取の最後のシーンも夏目友人帳を終局させるためにした発言でよろしいですね

第6話「西村と北本」9点

西村と北本のモブキャラにフォーカスしただけでも新鮮

60話くらいモブに徹していた「西村と北本」ですからね、ファンサービス旺盛の回。9点は堅い

北本は、声優の演技下手だけどキャラクター地味でいいよね、新海誠作品に出てきそう

第7話「ゴモチの恩人」 10点

レイコの魅力満載ですね

名作夏目常套句のオチである「別れ」を逆手に取ってきたオチもいい

新しい引き出しまだあったかと思わされた1話。満点

第8話「いつかくる日」9.5点

こちらもいい回でした。

新しさというメンでは、みたことある流れが目立ったので、10点ではない。このエピソードが1期2期にやっていたら、「10点」だと思いますね

第9話「ながれゆくは」10点

これは巷よりはワイの評価が高い回だと思います。

夏目友人帳にしては「ミステリーホラー」のテイストで攻めてきて、オチが読めない状況に前半作り上げた

新しい試みというか、原作者の「いい作品を作るぞ!」という気概を感じました。夏目友人帳の最も強みである感動要素ではないけど、かなり充実した1話ですね。満点

第10話「閉ざされた部屋」9点 第11話「大切なもの」9.5点

名取とタッグを組んで今回は宝探しゲームの回です。何回もみているパターンをちょっといじっただけで、今回は、「友人帳」の存在が名取にバレるというネタバレ隠さなくて別にいいんじゃない?

そのための長編においての分岐点の2本立てです。

最終回はこれまでの回想が流れて、7期はしばらく先の話かあるいは、ないのかなぁという感じにもの思いにふけました

夏目友人帳 陸 94.10点 評価 A

原作者ネタ切れでしょと前期まで煽っていましたが、この6期の話のクオリティは全体的に丁寧です。

これは、おろさく連載のペースを落としたからネタをじっくり考える期間が増えたのかと感じますし、ここに原作者の夏目友人帳に対する熱量を感じます。6期はすべて9点以上になりまして、11点がないので印象に残らないかもしれませんが実は、まとまりが非常に良かったです

総評 93.32点 評価 A

どのアニメも最大3クール目以降からは失速していくと思いますが、夏目友人帳は色んな引き出しや展開をみせようと様々な工夫がなされているのを改めて感じました

一見アニオリは作れそうですが、このクオリティに対して、アニオリが追い付けるわけない

夏目友人帳のファンは、30代以上?こんな安定して面白い作品、今のアニメにないでしょう

シンプルに面白いので、まずは、さっちゃん評から10点の回だけをみて振り返っていただきたいなと思います

10点の回だけみる夏目はやばいね

↓第2弾:ARIA

fal-ken.hatenablog.com

↓ワイのアニメ評価一覧はこちら↓

fal-ken.hatenablog.com

追記:Dアニメストアが一番視聴が楽

こんだけ話数あるのでね。貼っておきます

月額440円

 また追記:TVでDアニメストアをみる

 fireTVstick買って、Dアニいれて、TVでみるというのが、ワイいつものアニメ視聴パターンです、はい。

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