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「上下水道」で日本の平均寿命が世界で覇権をとった話

 

水源なしに文明は築かれない

 

 

日本が誇る「上下水道」のお話です。

 

昨今、水道は当たり前のように使われていますが

この歴史を学ぶと

色々と感心、水道の重要性がみえてくるかもしれません

 

 

日本では

明治40年間辺りから

大正10年まで平均寿命が減少傾向に陥った時代があります

平均余命の推移

しかし、大正10年にあることが

導入されたおかげで平均寿命が伸びました

 

それはなんでしょう

 

平均寿命名が伸びた要素としては

 

乳幼児の死亡率が格段に下がったことが挙げられます

 

 

 

何か

それは

 

上下水道の殺菌処理

 

 

 

上下水道が一般に普及し始めると

日本の人口は減って行きました

 

というのも

殺菌だらけの水を一般の人が飲んでも腹を痛めるだけで済みましたが

乳児が飲んだら、死ぬ確率があがっていたわけです

 

 

んで、

この技術というのは

 

日本で突出しておりました。

 

 

現在では水道技術が世界に流通したので

物珍しくはなくなってしまいましたが

 

 

この記事で学んでおきたいのは

 

上下水道の殺菌処理が寿命、インフラを整える上で

どれだけ重要だったのか

 

ということです。

 

 

1800年代のヨーロッパをみると

市民たちは風呂なんか今まで入っていなかったのが

ここにきて入浴文化や水洗トイレ文化が盛んになってしまったせいか

汚水量が増えていったわけです

 

そしたら、近郊の川が汚れまくります

 

フランスのコレラ菌(腐敗した川の毒気が一番有力説)発生での

感染症の歴史を調べて頂ければわかりますが

下水道を緊急的に整備したくらいですよ

 

上下水道と言うのは

インフラ整備が物凄く重要なわけです

 

 

この教訓から

 

「水道民営化」がどれだけ重要な問題であるかがみえてきますし

 

「断水」がどれほど恐ろしいことなのか

 

生水って簡単に飲んじゃいけないんだな

調べて水は飲まないといけないな

 

などと

わかってきます。

 

 

 

何故日本が

上下水道の殺菌処理を考えたか

 

 

A。当時の東京都知事が細菌の専門家であり、

その人がシベリア出兵で液体殺菌の技術を手に入れ、

戦争での兵器に使用するつもりが、シベリア出兵がなくなってしまい

なんか使い道ないかなぁと思ったら

「これや!」とみつけた

 

 

戦争の兵器は「毒ガス」ですね。

気体殺菌だったんですが、気体の状態だと民間で使うのにはどうしても使い勝手が悪すぎたので液体にしたとのことです。

 

 

偶然が偶然を重ねて必然になったわけですね

 

 

 戦争のための

技術開発競争と言うのは凄まじいですから

 

 

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