働いたら負け

働いたら負け

「何もしたくない」ので、大手企業・学歴・人などを全て捨てたブログ のんびりニートライフ情報満載

follow us in feedly

働いたら負け
ーおすすめ記事ー
カテゴリー

日本剣道形を理解して剣道を100倍理解する記事だよ

 

この記事は

剣道の根幹にかかわるので物凄く重要です 

「そんなん知ってるわ」という方は、さらっと読み流す程度でいいのですが

「え?知らなかった」という方は、必読です。

 

 

日本剣道形

 

果たして、なんでこんなものが

段審査の審査項目に入っているのだろうか

 

1本目、面抜き面

2本目、小手抜き小手

3本目、突き返し突き

4本目、相面

5本目、面すりあげ面

6本目、小手すりあげ小手

7本目、面抜き胴

小刀

1本目、面返し面

2本目、面返し面

3本目、なんかやってる

 

竹刀剣道だと全く使えない

いみわかんねぇ

 

これなに?????これでなんなの???

 

 

 

段審査の総評に審査委員長が

「剣道形の大切さをわかっていない!」とほざいていた

 

はっきりいうと

ほとんどの人がわかっていないのは

教える側の指導不足であろう

 

 

今一度、ワイが勝手に「日本剣道形」を勝手に解釈してしまうの記事だ

 

 

この記事を通して、ちょっとすっきりした気持ちになって頂ければ幸いです

 

 

まず一言

 

日本剣道形は技の基本じゃないぞ

 

真剣時代の剣豪達の流派の

選りすぐりを10本に納め

明治時代ぐらいに完成した

最強の伝統形成版だ

 

 

実は、

日本剣道形があるおかげで

剣道ってほかのスポーツより学びやすいんです

自由が効かない分、定められた形を伝統継承していき学んでいくわけですから

形通りに修練すれば上達するようになっているんです。

 

 

 

じゃあ、日本剣道形は我々に何を伝えたいのか

タイトルをかえてみてみましょう

 

 

日本剣道形

1本目  間合い

2本目  正中線

3本目  中心の取り方と打突機会

4本目  相面

5本目  応じ技

6本目  三殺法

7本目  活殺自在

 

小刀

1本目  直ぐに勝つ

2本目  咎めて勝つ

3本目  打たずして勝つ

 

 

剣道の定義:

「剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である」

剣道を知りたくなる!? 「剣道(武士道)」は「日本の起源」が詰まっている話 - 働いたら負け

 

最も重要なのは

 

1本目~3本目です

 

てか、ここがめちゃくちゃ重要です

あとは知りません

知らないってことはないけど、

1本~3本目が剣道の基礎がぎっしりとつまっているのです

 

 

剣の理法の一番基礎の形ということですね

 

間合い(1本目)

間合いをはかって打ってね。という教えです

正中線(2本目)

打太刀が、正中線を斬ってあげることで仕太刀に正中線の大切さを教える

中心と打突機会(3本目)

打太刀が、正しい中心攻め(刀を右に向けながらも正中線真ん中を突くこと)を教えて

仕太刀が、「打突の尽きたところ」→「相手が出ようとしたところ」→「相手が技を受け止めたところ」を攻め返す

という構成になっています。

 

 

ここで、形のやり方の記事は記載しません

皆さん、嫌ってほど教わっているでしょう。

 

ただ、形の本来の意味がわかると

世界が変わると思います

 

普段の剣道の練習でも

基礎の基礎というのは

・間合い

開始線から一足一刀に入るまでの話 ~剣道四段を目指す人必見~ - 働いたら負け

正中線

後日作るかも

・中心の取り方

剣道「攻め方」 一覧 超必見 - 働いたら負け(更新しようとしているが、面倒でやっていません。すません)

打突の機会

有効打突機会を知らないと一生3段以下 徹底的に頭に叩き込め! - 働いたら負け

 

それはそれは、一つ一つを記事にしようとするほど重要なのですよ

 

 

剣道の基礎は、

間合い!正中線!中心と打突機会! 

 

これは、めちゃくちゃ重要なことですよ!

ワイじゃなくて

全日本剣道連盟

公式で「これが基礎の形や!間合い!正中線!中心と打突機会!」

と唱えているわけですから。

剣道形を知らないと剣道を知らないというレベルなんです

 

 

今度、子供に剣道の指導をする時に

「いいかぁ~?日本剣道形1本目のようにな、地稽古ではまず間合いの位置から覚えることが大事なんだ~。といっても難しいと思うから、まずは、遠間までは構えを維持しつつ、中結と中結の交わる一足一刀まで近づく→ここで打突できるように練習するんだ~。これは基礎の基礎だからな!日本剣道形の1本目だって間合いを教えているんだからな!な!な!」

ほら中年の指導者、こっそり使っていいから

 

 

 

 

 さて、

理法の型を理解したら

 

最初の基本技は

 

相面(4本目)

 

と主張しています。

 

これ、なんで相面かは

宮本武蔵のエピソードから

 

宮本武蔵は修行に修業を重ねて

 

ある一つの結論にたどり着きます

 

「顔面打ちが一番効率的、最強の技じゃ」

 

この「顔面打ち」を習得する為に

 

我々は防具をつけて、面を打つ練習をし出しました

また、剣道は人を一刀両断にする剣ではなく

相手を戦闘不能にするための初太刀の剣である

そのため、相手を倒したら必ず「残身」を取り、トドメを刺す気構えが必要なのである。

 

剣道は、実は「面」が真骨頂で「面」が剣道の全てであるのです。

 

だから、

 

地稽古でもですね「相面」になる剣道というのが一番美しく、一番剣道の修練になっているというわけですね

 

 

5本目の応じ技も

「面」にこだわっています

 

 

6本目は「気を殺し、技を殺し、剣を殺す」

 

6本目の「気」を殺すというのは

打太刀が左上段に構えたところ、仕太刀が平静眼に構えるでしょ

あそこで打太刀は5本目と同じように「面すりあげ面」を打たれるのを恐れる→「気」を殺す、「技」を殺す

というわけです。

面じゃなくて「小手」を打っても、返された→相手の「剣」を殺す

 

気と技を殺すことで、剣を殺してこちらが、打つことができるんだよという形です。

戦略が入った形です。

 

7本目は相手を「引き出して打つ」

 

「剣前体後」の形ですね

相手に攻められているように見せていて、実はこちらが相手を動かしているだけなのだよ、という七段審査には欠かせない心意気です

 

6本目と7本目は、かなり高度な技術で高段位の審査項目になります

 

 

日本剣道形は

剣道を修練するための目標を示したものといってもいい

 

7本目の意味も理解して

それを実技で実演できれば、

それはもうあなたは7段なのだ

 

 

ちな

小太刀は、基本的に「剣の長さなんて関係ない!短くても勝てるんやで!」ということを教えたいものです。

 

割愛します

 

 

 

まとめ:

 

いかがでしたでしょうか。

 

ただ、技を磨くだけが剣道じゃないんだなと

 

ご理解いただけたでしょう。

 

日本剣道形で

 

「間合い、正中線、打突機会、中心が大事だ!」って訴えているわけですから

剣道を行う上で

これらを学ばないわけにはいかないのです。

 

興味を示したら、もっと日本剣道形の世界を調べてみてください

 

fal-ken.hatenablog.com

follow us in feedly