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剣道の超厳しそうな稽古、体罰が何故蔓延っていたのか解説する記事

 

現代の悩める剣道指導者に読んでほしい記事

 

今回は、何故体罰が蔓延して行ったのかを

 

日本の武士道の考え方から堀返して解説し

 

日本人が求めていた

本当の武士道の心を目指す記事です

 

 

 

 

全剣連の見解 | 全日本剣道連盟 AJKF

 

剣道とは

剣の理法の修練による

人間形成の道である

 

と公式が公言しております

 

全剣連では

「厳しい稽古」では剣の操法を学ぶ手段として

とらわれていますが

 

何故かこれが

飛躍したというわけです。

 

じゃあ、この全剣連の言葉はどこから

きているのかは

勝手な予想ですが

宮本武蔵の「五輪の書」や「武士道」からでしょう

 

 

武士道の格言にこんなことばが存在する

最も剛毅なるものは最も柔和なものであり、

愛あるものは勇敢なものである

 

ここでいう

愛とは、正義に対して適当に顧慮できる心

 

 

 仁・「惻隠の心」

 

仁とは「柔和なる徳」

惻隠とは「可哀想に思うこと」

 

道徳の「徳」とは「善の心を実現する恒常的能力のこと」

 

 

弱者に対する徳は

武士にとって最もふさわしい徳として封建時代からあがめられた

 

 

 

武士道では

 

この「仁」を手に入れるのが

 

最も武士としてふさわしいことである

 

 

 

そして、

この仁は

勇を高めることによって獲得するが出来ると考えられた

 

 

 

勇を高めるにはどうしたらいいか

 

まず勇とは「正しいことを成し遂げる」こと

 

正しいことをするには恐怖に立ち向かう勇気が必要。

恐れることを恐れないものと認識する力

 

 

剛毅、不撓不屈、大胆、勇気等の心は

 

少年の心に訴えるのに一番簡単である

 

勇気を手に入れることにより

 

平常心、平静の心を手に入れられる

 

 

武士の子供は

 

そのために

 

谷に落とされ

時に食事を与えず

寒気にさらし

忍耐を鍛えること

 

適切だと考えられた

 

 

 

これが進化して行って

 

体罰が蔓延していったのだ

 

 

 

少年たちに

厳しい練習をさせる。

 

これはまだいい

 

 

しかし、ワイは

 

 

結果的に

 

怪我を助長させるものだったり

「もう剣道やりたくない」と大半が高校で剣道を辞めたり

を促す結果になっている

 

 

ニュースレベルで行くと

体罰で子供が死んだり

相撲部屋の可愛がりで死んだりと

 

仁・勇の心どころの話ではない

 

こういった考えは

結局

武士道=宗教的考えである

 

剣道人として武士の心得を目指すのはいいが

それを勘違いするのは非常に危険な行為である

 

 

体罰で剣道の理法を修練できるのか?

 

 

 

だから子供達にはこう説明すればよい

「君達は強くて礼儀正しく、優しく、そして、負けた者にも礼する子になってほしい」

「そのためには恐怖を克服する強い心を養う必要がある」

「先生が身も心も強い子になれるように、サポートするからしっかり付いてきてほしい」

 

このように素直に伝えればよいのだ

 

逆にこれをしっかり伝えられないと

素振り1000本も

ただの素振り1000本になる

 

 

 

子供が剣道うまくならない原因は指導者の技術不足ではあるが

剣道の親でもない限り、大半の保護者はそんなものを求めていない

やはり子供が礼儀正しい子供に育ってほしい思いで剣道をやらせるのだ

 

だから、指導者は心の有り方があれば割と及第点だ

 

 

 

まとめ

 

勇敢な心

恐れることを恐れないで立ち向かう平常心

 

慈愛なる心

弱者に対して配慮する心

 

この2つを養いたい、養わせたいという想いから発生している

 

そもそも

これらの心を養わせるために

体罰や暴力が必要ない

 

 

剣道でいわせれば

みんなで素振りを何本も行い

激を飛ばすなどといったものであれば

伝統文化的に良しとしよう

 

しかし

 

暴力は

ただの暴力であり

世の中のほとんどは恐らくただの暴力である

 

 

fal-ken.hatenablog.com

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