働いたら負け

「週5で働くのムリ。世の中生きづらいわぁ」って感じる社会不適合者応援ブログ。一億総ひきこもり社会

居つき面 ~高段者の面打ちを習得する記事~

地稽古をする時

ワイは面が得意というよりも高身長である為

 

面が打突の7割を占めている

 

 

 

ところで、ワイは散々「出ばな面」を主張してきた

 

事実、「出ばな面」が試合で一番脅威となり旗の上がる技である

 

 

3段以下のそこら辺の剣士の場合

出ばな面だけでなんとかなる

 

 段審査でも

6段までなら「自ら前に出て、その出ばなを狩る!」

で合格できると思います 

 

 

しかし、

出ばな面を狙おうとしすぎて相手を内間に引き込みすぎて

 

相手の面に負けてしまうケースがあるのではないだろうか

 

 

そこで、

ワイがいままで黙っていたもう一つの打突機会を提唱する

 

 

「相手が居ついたところ 飛び込み面」

 

 

 

身長が低い人も必見!

 

自分が懐に入って相手が出ばな面を打ってこない時は

こちらがチャンスだと思ってほしい!

 

 

ただ、

出ばなの次に定番である打突機会といったもののの、

単純に解釈してしまうと

面の応じ技をあっさりとられてしまい

どのタイミングで打てばいいのか

相手のどのしぐさが「居ついた」状態なのか

 

イマイチわからない

 

 

 

また、相手が居ついた状態で打てる技は

「面、逆胴、片手突き」であろう

 

 

その中から

今回は

 

正しく打てば

リスクが低く、リターンの高い

 

相手の居ついたところを狙う飛び込み面

 

通称:居つき面について解説する

 

 

ただ、この居つき面

 

かなり内間で打突し、残身の勢いを消しやすい技で

足の使い方、腰の使い方、身体捌きが悪いと打てません

より形が重要とされる

高段者の打ち方と考えてください

 

 

 

「居つき」とは「足が止まった状態」です

 

つまり、

 

常に相手は居ついているしワイも居ついている

 

 

何故なら

 

一足一刀の間合いで

剣先を触れ合った状態で相手が何を狙おうとしているのか観察しなければならない

 

だから、初対戦の相手に初太刀なんかは特にすぐに技を出して意向だなんて考えないのだ

 

すぐに技を出してしまうと「出ばな面」「出小手」「面返し胴」といった出ばな技オールスターの恐ろしい技で返される可能性が非常に高い

 

 

 

まず一つここは覚えて欲しい

 

 

・一足一刀の間合いで相手が居ついた状態は打突機会ではない

 

 

 

正確には相手が何も考えていない場合もあるが、

面の応じ技を狙っているのか、今日の夕ご飯のことを考えているのか

一足一刀の間合いは情報が不確定なのでこの状態で技を出してしまうと

 

形的には単に打突機会でもないのに技を出したことと一緒であり

駆け引き無しに面返し胴のえじきになる

 

 

 

 

・お互い「出頭」を狙った剣道が狙える上級者同士の駆け引きで「居つき」がやっと成立する

 

 

我々のレベルになると「出頭」の取り合いになるのは常なのだが

お互いが我慢をして攻め合った結果

お互い中心を攻め合いながら一足一刀よりも「内間」になる状態があるのだ

 

 

ワイはこの状態の「居つき」を打突機会として提唱する

 

 

お互い中心で攻め合って内間になっても中心を譲らない場合

ほぼ面確定です

何故なら、小手は攻め打つ直前に中心を外すのが基本ですし、

面返し胴も攻めて内間に入ったらすぐ打ちたい技です

消去法で面となります

 

 

 

「居つき面」は前提として「出ばな」という概念を知らないと狙って打てないことに注意してほしい

 

 

 

 

この状態になったら先に仕掛ける飛び込み面を打つことが出来ます

これが居つき面です

 

 

 

「出ばな面」と同じ打ち方をすると実は相面で負けるんです

何故かというと

出ばな面を狙うと、内間で相手の右拳が動いた瞬間を狙うと思いますが、これだと自分の面が届く前に、相手の面が届いているのです

 

いままで「出ばな」を練習していた皆さん

「いや、打ち遅れるんだけど」というのは確かに正論です

 

 

しかし、

「先に仕掛けた面」を癖にしてしまうと相手を観察しての剣道が出来ませんし

「居つき面」は「出ばな面」と打ち方が変わるので避けておりました

 

 

 

居つき面の打突機会:

 

お互い出ばな(こちらは出ばな面)を狙い合って中心を攻め合ったまま内間に入った時(この時、相手は中心から剣先が外れていると応じ技取られる確率があがります。お互い中心を取っているのが理想)

 

 

かなり限定されます

 

 

 

居つき面の極意

 

 

結局基本動作の確認になる

 

・右ひじを曲げてはいけない

 

基本動作の項目にもありますが、右ひじをまげるとその分打突のロスが生じますの

手の内は磨いてほしいところです

 

 

・まっすぐ打つ!

 

腕を自然な形で前に出すように打つ!

結局、手の内です

 

 

・左足は床を蹴る

 

右足に体重をかけますが、左足が死んでしまうと踏み込んで打てません

左足を残したまま右足に体重をかけることにより

短距離用の飛び込み面をしかけることができます

 

・踏み込みの足幅は短く

出ばな面より内間の間合いですから、踏み込みの幅は短くなります

その分、速く踏み込むということで速く打てる寸法です

 

 

・左足を継がない

 

右足荷重とはいえ、左足を継いではいけません

鉄則です

 

 

 

 

居つき面と出ばな面と違うところはこれ!

 

 

・右足荷重

 

ここが重要ポイント!

出ばな面と一番違うのは重心の割合です

構えの重心は気持ち的に6:4ですが

お互い内間の状況で粘った場合は体重だけ前方に移動させます

 

左足:右足→3:7の状態です

 

この右足荷重の打ち方により

体勢は保ちにくいため、長距離で技を出すことはできませんが

近距離での面を打つことが出来ます

 

 

これらを守らないと居ついた状態での相面は高身長でも負けます

 

 

 

お互い同じ精度で打った場合は身長の高い方が有利です

 

 

だからといってはなんですが、

 

高身長の方はまっすぐの面の打ち込みの精度を磨いて

打突機会を頭に叩き込んでほしいところです

  

 ・左足は継がないが、内間にするために右足は前に出す

 

相手が打とうとした場合面に転じられるが

打ってこない場合は、そのまま内間のこう着状態

 

それでも、左足は継がずにつっぱった状態を維持する

 

右膝はおそらく若干まげて自然体を維持したい

右膝までも曲げずにいると残身で左足がついてこなくなる可能性がある

 

・打突の軌道は最短で

 

絶対に山なりで打ってはいけない

最短距離を目指して打突する

 

 

 

 

居つき面の効果

 

条件がしっかり成立すれば

出小手、面返し胴、相面にも勝てます

 

 

 

 

 

どんな相手に有効か?

 

 

状況が限られるだけに、出ばなで技を出す人間には厳しいです

 

その場合は、出ばな面で戦ってください

 

 

 

こちらが攻めても相手が中心を攻めたまま反応をみせない場合

 

身長差関係なく打てます

 

 

 

 

まっすぐな面だけでも

打突機会と攻め方で場合わけすれば

 

 

中心攻め出ばな面

下攻め出ばな面

居つき面

下攻め居つき面

 

4通りに分けることが出来ます

 

 

 

居つき面は高段者の面打ち

 

居つき面は間合いに注意して打たないと

面応じ技をくらう確率が高い

 

上記の居つき面のポイントを押さえて打突したい

 

流れとしては

決して速い打ち方を意識するわけではなく

中心をがっつりとって、最短での面打ち

 

そのまんま高段者の面打ちです

 

 

また、これはその辺の若い人の面うちではありませんので

参考にする動画は高段者のをチェックしてください

 

 

追記:

 

 

少年あるある「内間」で戦ってくる奴

 

「内間」は「出頭」を狩れずに仕掛けたものが勝てるケースが多く非常に危険です

 

内間とはお互いの竹刀が交わる剣先から12センチ以上です

 

 

この場合は、右足荷重の状態で、居つき面を打ってみましょう

 

 

 

 

また追記:

 

剣道大人の練習メニューに記載していないので追加してほしい

 

「出ばな面」を打てるようになったら

 

是非、この「居つき面」も練習に取り入れてみましょう

 

 

 

 

またまた追記:

 

でばな面といつき面

 

どちらも等しくまっすぐの飛び込み面ですが

 

理論を理解し

一瞬の間合い状況に応じて使い分けることが出来れば

6段、7段いけるんじゃないかと考えています

 

 難易度は

でばな面の方が圧倒的に低いです